【1日目:10月22日(土)】
第1列車:東北新幹線 はやぶさ7号 東京(8:20)→新青森(11:18)
午前8時前の東京駅新幹線ホーム。
政府による「全国旅行支援」が全国的に始まったこともあり、多くの人で賑わっていました。
それだけではありません。
私と同じ「JR東日本パス」を持っているであろう人たちが自由席の乗車口に長蛇の列を作っています。
それを見て“指定席を確保しておいてよかった・・・”と思ったものです。
これが「鉄道開業150周年記念 JR東日本パス」です。
正直、全国的に何か特別企画乗車券が出るかな?と思っていましたが、他社は出さず。
関西在住ではありますが、こんな魅力的な切符が出るなら!と東京に前乗りしました。
21番線に列車が入ってきました。
関西では見ることができないエメラルドグリーンの新幹線・・・。
これだけで不思議な感覚です。「今からこれに乗るんだ・・・!」まるで子どものようなワクワクした感じ。
どうせなら津軽海峡を越えて北海道へ行ってみたい!と思いますが、
今回は青森までの旅です。
乗車して思ったのは東海道・山陽新幹線と違って、
ヘッドレストがしっかりしているなぁというところでした。
「N700系」は薄い布が一枚あるだけなのですが、きちんとクッションがあるじゃないですか!
普通車でこの扱い、嬉しいですね。
車内は大宮あたりから満席になりました。
そういえば東京駅を出発した直後に車掌さんから
「本日は指定席が満席となっています」というアナウンスがありました。
私は車両の一番前列の窓側に座れたのですが、
デッキでキャリーケースを椅子代わりに新青森まで乗っていた親子がいました。
「はやぶさ」は全席指定席と聞いていましたが、特定特急券?で乗ることは出来るんでしょうかね。
もしくは「JR東日本パス」を持っていて、指定席に座らなければ自由席と同じ扱いで乗れるのか・・・。
何度か車内販売のパーサーの方が隣を通りましたが、
声をかけるタイミングを失い何も買えず・・・。ちょっとだけ後悔。
私が載っていた車両は大宮駅で満席になり、仙台駅・盛岡駅と停車しますが、ほぼ降りる人はおらず・・・。
え?みんな青森へ行くの? それとも北海道へ行くのか?
東京駅を出て約3時間。
新青森駅に到着です。ここで9割の乗客が降りていきました。
ほとんど特企券の客だったんでしょうか。
新青森駅の改札外コンコースには、
青森の行事や伝統が所狭しと並べられていました。
中には「鉄道開業150周年」を記念したペットボトルキャップを使ったアート作品も。
せっかく青森に来たのに観光もせずに折り返すのは心苦しいですが・・・。
今回はあくまで「乗り鉄」の旅なので、やむを得ず。
ちゃんと青森観光をしに、また来たいと思います。
(Ep.2へつづく)