今日は、
／
しんどい時こそ
帰っておいで。
＼
のお話。
およそ10年前の話です。
私は、大学時代に住んでいた
京都を離れ、就職のため、
東京に引っ越そうとしていた頃。
お世話になった団体で
送別会が開かれたんだけど、
そこの職員の方に、私は言った。
『頑張って、立派になって
戻ってこれたらと思います！（笑）』
画像はイメージです。
かつ、お借りしました。
当時はね、
自分のダメさに耐えられなかった。
だから違う場所で、頑張って、
新しい自分になってから
胸を張ってここに戻ろうと思った。
でも、そこで言われたんです。
『逆だよ！逆！！
そんな立派になって帰らなくていい。
いつでも帰ってきたらいいし、
ボロボロになった時こそ、
しんどい時こそ、帰っておいでよ。』
ハッとした。
なんて有難い言葉なんだと思った。
『そうか～(笑)そうくるんですね！
有難うございます・・・！』
優しさが身に染みた。
でも、
その有難い言葉を、
受け取らなかったのは、
他でもない、私だったよね。
有難いと思いつつ、
そんな甘えてはいけない。
それで戻るとかカッコ悪い。
本気で帰ってきたら、困らん？？？
そう思って。
感謝しつつも、
間に受けたらダメだと思った。
その後、
ボロボロになっても
しんどくなっても、
頼ることはしなかった。
・
・
・
今朝、ふと思い出したんですね。
投げかけてもらった
優しくて有難い言葉と、
それを受け取らなかった、
私のこと。
世界は優しいのに・・・
愛で包んでくれてるのに・・・
そんなわけない！
頑張らなきゃ、立派にならなきゃ
ダメなんでしょ？？？
そういって
自分を許さなかったのは、
自分自身だった。
自分を痛めつけてるのも
自分自身だった。
これらは、ただの思い込み。
そして、その思い込みが、
そういう現実を創ってたなんて、
知らなかったよね。
これね、
「自分責めしてる自分が悪い」
って言いたいわけじゃなくてね。
自分に対する眼差しが変われば、
見える世界は変わる。
外側を変えるんじゃなく、
自分の内側を変えること。
いつもここ、
なんですよね。
10年前の言葉は、
今、心して受け取り、
自分がどんな自分になっても、
私が私を抱きしめてあげたいなと
改めて思った。
苦しい時というのは、
外側の何かの出来事以上に、
自分が自分を
苦しめてる場合が多いから。
そして、こうして書いて、
声をかけてくれたMさんへの感謝と
自分のことしか見てないで、
その愛を受け取れなかった自分を
成仏させます・・・
こういうの、本当に、
やってること多いと思うんだ。
自分への厳しさも
ほどほどにね。
1人でも多くの人が、
自分に優しい眼差しを持ち
世界の愛に気付けますように
それでは！
野木まさこでした
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