通勤用自転車(ママチャリ)で上り坂を
走ると、右ペダル踏み込み時にコンコンと
音がするようになり
先月、BB〔ボトムブラケット(ペダルがあ
るクランク回転軸の軸受)〕をメンテした。
原因は、ハンガー芯の偏摩耗。
部品交換せずに組み戻しただけなので
解決には至らず
その時の記事⇒ コチラ
今回は、そのリベンジ編
オイラが出した結論は、偏摩耗した
ハンガー芯を買い替えるのではなく、
今のカップアンドコーン式BBを
カートリッジ化する
このカートリッジ式BBを購入するのに
ひと苦労
通常、BBのシェル幅は68mmに対し
ママチャリ用のシェル幅は70mm (←特殊)
ママチャリのBB取付部分を左右1mmずつ
削る荒技もあるけど、出来れば無傷のまま
カートリッジBBを組み付けたい
調べたところ、ママチャリに使えるシェル幅
70mmのBBは一択
タンゲ(TANGE) LN3922CLC
※軸長は127mm
カタログ(2017) にも掲載されておらず、
フツーには出回っていない型番
※シェル幅(D)70mm が存在しない
とは言え…数は少ないようだけど、これ
を扱っているネットショップがあるらしい。
いつも使っている、Amazonや楽天では
在庫が見つからず・・・ようやく見つけ
たのは、PayPayモールのショップ。
(同店舗が Yahoo!ショッピングにもあります)
ジャーン
正式な品番は、LN-3922C-LCB
購入価格は、1,782円(税込)+送料
交換用工具とカートリッジBBの中身
使用頻度が少ない工具なので、
シマノ製でなくてもよい。
もっと安い物もあったけど、シマノ製
工具に形状が近い物を選んだ。
これがシマノ製のヤツ。
70mm幅のBB、軸長は127mm
カートリッジBB抜きと左ハン
合体 (写真、ブレてる
)
よしっ、イメージ通り。
必要な部品・工具が揃ったので、
ママチャリのBBを分解
いきなりクランクが無い状態
申し訳ないけど、BB分解の手順は
前回記事を参照されたし。
最大の難関、右ハン取り外し
ネジの部分に 5-56を吹き付けて
しばらく放置。
この作業のためだけに
高価な専用工具は買えない
貫通ドライバーをハンマーで叩き、
右ハンを緩める作戦
※左ネジなので要注意。
ガンガン・コンコン
とハンマーで叩き
格闘すること、数分間・・・
右ハン、取ったどー
内部をキレイに清掃
いよいよ、カートリッジBBを取り付け。
ネジの部分にグリスを塗って
フレーム右側から取り付け。
カートリッジBB抜きとモンキーレンチで
右ハンを締め付ける。 【左ネジ】
時々、カタイところがあって
足も使って締め付ける
ツバの部分まで締め付けた。
次は、左ハン。
コイツを締め付けていく。
さっきと一緒でネジ部分にグリスを塗布。
締め付けられるところまで
目一杯 締め込んだら・・・
カップアンドコーン式と違って、
調整作業は不要。
ここで一度、回転チェック
クランク軸を指でつまんで回すと
期待通り 「軽い~」
付属のダストカバーを取り付ける。
前回破損してしまった
ダストカバーは不要に
ダストカバーを装着。
右ハンの続きに戻りマス。
リングナットを比較。
左が新品、右が従来品。
切り欠きの数が違うのと・・・
厚さが違う。
従来品の方が使い勝手は良さそうだけど
素直に新しい方を使う。
チェーンカバーのブラケットと共締め。
付属ネジを使い、クランクを取り付け。
これも ネジの部分にグリスを塗って、
コッタレスクランク専用工具と
モンキーレンチを使って締め込む。
両側とも、クランク取付完了。
コッタレスキャップも新たに購入。
コッタレスキャップ装着
これで、カートリッジBB化の作業終了
近くの坂道まで試走。
ペダリングに、ガタ・異音なし。
(当たり前やな・・・)
費用対効果はビミョーかもしれない
けど、メンテナンスフリーになるので
自己満足
⇒ シフター ⇒ BBと、部品交換やグレード
アップしてきたママチャリ。
次に、何かやるとしたら・・・
ホイールの振れ取り
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