今月前半の話
オイラの通勤用自転車(ママチャリ)
上り坂などを走っていると右ペダルの
踏み込み時にコンコンと音がする
とりあえず、BB(ボトムブラケット※)の
メンテでもしてみるか。
※ ペダルがあるクランク回転軸の軸受
思い立ったら・・・
工具と部品をポチっ
分解開始
まずは クランクを取り外す。
樹脂キャップを外すと、
ナットが見える。
クランク取り外しには専用工具が必要
これは前から持っていた。
六角穴側はボックスレンチになって
いるので、これをナットに突っ込む。
スパナ等を使って緩めるけど、
オイラはモンキーレンチを使用。
<オイラの愛用工具>
<モンキーレンチの正しい使い方>
ナットが取れた。
クランクは四角いテーパー軸に食い
付いているから 簡単に抜けない。
次は、専用工具の先端ネジ側を使用。
大事をとり、先端にグリスを塗って
止まるところまでねじ込む。
次にナットを緩めた時と同じ箇所に
モンキー(スパナ)を掛けて締め込む。
ねじ込んでいくとクランクが手前に
引っぱられて・・・
クランク、取れたどー
チェーン側も同様。いや、こちらは
先にチェーンカバーを外してや
(オイラはクランクが外れてから気付く)
取れたどー。
注:あとで撮った写真なので、実際は
チェーンがかかっておま。
クランク軸の動きを確認。
⇒ ゴリゴリしている
あっ、手が汚れる。
ちと遅くなったけど、手袋を装着。
ロックリングに 5-56を噴射
浸透するまで、しばらく放置。
いよいよ、今回買った工具の出番
注)コチラ〔右側〕は左ねじ(反時計回りで締まる)
引掛スパナ(フックスパナ) 45-48
ロックリング、取れたどー
※今回、右ワンは取り外さなかったので
当作業(右ロックリング取外し)は無意味
左ロックリングも外れたどー
汚ねー
汚れをお掃除
2面幅のある箇所にモンキーレンチを
かけて、左ワンを緩める。
左ワン、外れた。
軸(コッタレスハンガー芯)ごと抜き取る。
カップアンドコーン式BBの構成部品、
ハンガー芯・左ワン・ハンガーリテーナー
※右ワンは取り外しに専用工具が必要な
ため、今回取り外さなかった。
ハンガーリテーナーは事前に買って
いたので、無条件で交換予定。
新旧比較
装着されていた物はグリスで汚れている
けど、鋼球のダメージは無さそう
ダメージがあるのはハンガー芯で
右の鋼球当り面が偏摩耗している。
こちらは幅が広いのに
180°反対側は幅が狭い。
クランクとの位置関係を覚えていたら
良かったけど、そこまで確認せず
左の鋼球当り面は全周とも同じ幅。
これが理想。
問題とみている、右側の摩耗箇所。
摩耗が大きく、荒れている。
ハンガー芯のサイズは、分解しないと
分からないので事前購入なし。
採寸もせずに組み戻したけど
上の写真に写っている 5T と言う
のが規格サイズ。
フレーム側と右ワン内部を洗浄。
組み戻しイメージ
リテーナーにグリスを塗り込む。
グリスまみれなので一気に組み戻す。
左ワンの締め具合で、ガタつかない・
ゴリゴリしないところへ調整。
ところが…良い所を見つけられず
ハンガー芯が偏摩耗したままなので
当然だな。
後日、ハンガー芯の交換まで
ガマンして使い続けるとしよう。
BBの樹脂カバーを取り付けようと
したら、割れてしもた
経年劣化でボロボロ。
とりあえず接着剤で修復。
テーパーとネジ部分にグリスを塗布。
クランク・チェーンカバー等を取り付けて
元通りに
→ 実は写真を撮ってない
メンテ後、通勤で一度乗ってみたけど
上り坂でのコンコン音は変わらず。
但し平地でのペダル回転は軽くなった。
クランクのガタ・異音を根本的に
解決したいけど・・・
ハンガー芯を新品に変えるか
別のやり方にするか
もう、結論は出ている。
現在のBBはカップアンドコーン式。
これに見切りをつけ、カートリッジ化
することにした
パーツの入手が困難 だけど、
それさえ手に入れば 楽に交換&
メンテナンスフリーになる・・・はず。
ママチャリのメンテ、まだ続くけど
一旦、さいなら~
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