「なんだこの1日は(前編)」Vo.恒吉
今日は火星が見えるらしいぞ、たっけー。今度福生の七夕祭り 弾き語りで少し出るから、無理やりたっけーだしてみたけど、違和感しかねえ。
あれ、ってゆーかなんとなく空みたらもう火星見えてる!
ああー!
とりあえずオバ犬、完全復活したいのでとりあえず9月22日の不思議イベントみんな予約早めによろしく。その前に弾き語りとかもあるから、僕の事、忘れないで下さい。いつかは忘れていーけどね。
さてさて。
今年ほんとにあった1日の話。
朝から打ち合わせだの飲み会だので電車に乗って渋谷へ行こうとホームに向かって地元の改札を抜けると。
おお。2人のイカついヤンキーが1人のそんなにイカつくないヤンキーを羽交い締めにしてた。
もちろん通り過ぎる人は喧嘩をスルーしていく。
そりゃー面倒くさい事に関わりたくないものね、それ正解。間違いない。
しかし俺は思い直したのだよ。
「これは。助けたら今日1日とても良い事があるかもしれない。仮にヤンキーにボコボコにされたとしても。いつか来るであろうライブの打ち上げではネタになるし。お、おいしい。。それに上手くいけばこいつらから膨大な慰謝料を、、」
そんな不純物が混ざりまくった気持ちで恒吉は立ち上がったのでした。
恒吉「ねえねえ」
イカつヤンキー「ああ?なんだ、てめえ!!」
恒吉「いや、どっちかっつーと、君等じゃなくてそっちのやられてる方の君ー。」
やられヤンキー「はい?」
恒吉「今、君けっこーピンチっぽいけど大丈夫ー?」
やられヤンキー「大丈夫す、、」
恒吉「ぜんっぜん大丈夫そうじゃないじゃん笑」
イカつヤンキー「いや、こいつが悪いんすよ!!人としてこいつ最低の事したんで」
恒吉心の中(なんでいきなり敬語になったんだ、、)
恒吉「んーでも、暴力は良くないしなあ。何したのか知らないけど。でも、まあ事情知らないヤツが入ってくるのも、なんかあれだよなあ。とりあえず、やられてる君、ほんとに大丈夫?」
やられヤンキー「大丈夫す。自分が悪いんで、、」
恒吉「そっかー。じゃあいいけど。とりあえず電車次の乗りたいしそろそろ行くけど、ほんとに大丈夫なんだね?」
やられヤンキー「大丈夫す」
恒吉「おっけー!じゃあまあ、頑張ってねー。暴力とりあえず禁止でー。特に2人がかりはダメだよー。じゃあねー。」
そして俺は電車に乗ったのでした。
めでたしめでたし。
ん?
あれ。
ちゃんと止めきれてないし。
いい感じに落ち着いてはいたけど結末見る前に電車乗って良かったのか?
ま、まあ喧嘩とめたはとめたし良い事あるかもね!
でも、あんまりおいしい話にはならなかったな、、
まあいいかー。
と思いつつ打ち合わせに向かったのでした。
そして、打ち合わせも終わり飲み会も程よく終わりその帰りの電車内で事件は起きた。
何故か若いサラリーマンがまあまあ混んでいる車内でブツブツ言いながらシャドーボクシングを始めたのであります!
俺は思った!
こーゆーの1日に2回もあんのか。
こ、これは。
美味しいのでは。
(後半に続く)
「崖っぷちホテルが面白かった件」Vo.恒吉
それはhuluさん。
そんな彼を通じてドラマ「崖っぷちホテル」を何となく見たのだけど。
ありゃ。
超いい。
今までEXILEの事を「歌とダンスが上手い色黒AV男優集団」と認識してた俺が間違いでした、ごめんなさい。
岩ちゃん、最高。
条件によってはちょっと抱かれてもえーぞ、な感じ。
さあ、どーかホテルを救ってくれ。
そう思いながら全部見てしまった。
ああ。
戸田恵梨香の向いてくれたリンゴが食べたい。
そんなシーンはないけれど、そんな事を思いながら全部見てしまった。
しかししかし。
こんなに分かりやすいドラマにハマるのは正直悔しい。
だって大筋はすぐ説明できてしまう。
経営がヤバい崖っぷちなホテルを、どーにかこーにか凄い人の力を借りつつ頑張って立て直す 。
以上です!
でもね。
テンポよくて見やすいし、立て直すための手段が一つ一つ良かった。
ドラマはドラマだから、「そんな事あるかーい」っていうツッコミ入れたくなる部分ももちろんあるんだけど、別にドキュメント見てるわけじゃないし、ドラマは夢があっていい。
特に疲れてる時は、そのくらいが心地よい。
最近めっきり読書の時間が減ってしまい、本からのインプットが少なくなっているけれど映画やドラマ、アニメやお笑いのパワーも本当に凄い。
自分は音楽を作っているけれど、それらに匹敵するようなものを作らなければいけないんだよなー。
「ゆさぶる」
どんな感情でも良いから、見た人聴いた人の心を「ゆさぶる」何か。
その「ゆさぶる」何かがあれば、例えマイナスの感情「こわい」「腹立つ」「うざい」等であったとしてもこの世に生まれた意味があるとつくづく思う。
うちのバンドも活休とかいう、バンドマンにありがちで恥ずかしい行為をしてしまい、ある意味で今は崖っぷちかもしれない。
それでもここから立て直す。
崖っぷちだからこそ面白い部分も人生にはあると思うんよね。
仕事とか夢とか恋とか、その他諸々。
人生って言葉は恥ずかしいから嫌なんだけど、まあそんな感じ。
頑張っていこうじゃないか死なないてーどに。
だから戸田恵梨香、俺にリンゴを向いてくれ。
「コーヒーが霧になりました」Vo.恒吉
ごめんなさい。そんなにナオトさんの事、詳しくないのだけど。
この方の個人的なイメージは「麦わらのルフィ的な衣装を身にまとい、ポジティブな歌を信じられないくらいの100万ドル笑顔で歌いまくりつつ、太陽のマテ茶しか飲まなそう」であって、「男らしい」というイメージは無かったのだが。
先日知人の女性がこんな事を言っていた。
「結構ショックだったんだけどナオト・インティライミは男だった。TV見てわかった」
「へえー。そんなに男らしかったんだー?」
と聞くと、彼女はちょっと落ち込んだような苦笑いで
「うん、まあね」
と、答えた。
一体、何がショックだったのだろう。
ナオト・インティライミがTVの中で男らしさを見せたからといって、彼女の給料が下がるわけではないだろう。
ナオト・インティライミがTVの中で男らしさを見せたからといって、この世の食べ物が全て腐り果て世界が水不足の危機にさらされるわけでもない。
ああ、それともあれか。
彼女の中でのナオト・インティライミは草食系男子のようなイメージの人だったけどTVつけたら意外と男らしくて、なんかイメージと違ってショックだった的なやつか?
それならどんな男らしさをTVで放ったのだろう。
いきなり野生のライオンぶん殴って噛みちぎったとか、いきなりアイドルの胸をガシガシ「おらおらおらおらぁー」とかいいつつ揉みまくったりしたのだろうか。
そんな事をしたのなら確かにショックだ。
俺は聞いた。
「へえー。TVでどんな感じだったのー?つーか、ナオト・インティライミとか好きなんだったんだ?!」
すると彼女は言った。
「いや、実は曲もあんまり知らない。そもそも、、、」
「そもそもー?」
「ナオミ・インティライトだと思ってた」
俺はコーヒーを盛大に吹いてしまった。
彼女は、まず名前を間違っていた。そして初めてTVで実物を見たのだ。
それまでナオト・インティライミの事を女性だと信じきっていたのだ。
ナオミ・インティライト。
確かにそれならキャンベル要素のある女性アーティストを想像してしまうかもしれない。
それを聞いてからというもの。
ナオト・インティライミを見ると、どうしても架空の人物ナオミ・インティライトが頭をチラつき、何も頭に入ってこない。
きっと俺はナオミに呪われたのだろう。


