Max Raabe
ドイツ時代からの大親友(ドイツ人)から異動祝いで貰ったCDが、このMax Raabeという人のCD。
1920-1930年ごろの所謂黄金のワイマール時代に流行したカバレット・ムジークを現代に蘇演した人、という位置づけらしい。ベルリン音大のバリトン科を出てオペラ歌手になるつもりだったが、下積み時代にこういう音楽に触れて、バンドを結成して糊口を凌いでいたらそちらが本業になった、ということのようだ。日本ではイッセー尾形が大絶賛していた。
音楽のほうは綺麗なドイツ語の発音と優しい旋律が印象的で一気にファンに。なんでもドイツではチケットをとるのも大変な人気だそうだが、よくわかる。演奏マナーも古風で、タキシードを着て直立不動で歌うのだそうだ。歌は流石に音大をちゃんと出ただけあってうまい。声の質が曲によくマッチしていて素晴らしいと思う。
というわけで週末には自分で2枚ほどCDを購入して、さらにいろいろ聴いてみた。懐かしいというかなんというか品のいい音楽でしばらく離れられなくなりそうな感じ。
居室完成
火曜日に某巨大プロジェクトの申請書 を書き上げて提出したのち、前所属研究室の合宿へゴー。
自分の研究室の紹介をしたのち、学生の発表をいろいろ聴いて、仕事の速い人と遅い人のと間の天文学的距離の開き方について感じるところ大。夜は当然ポスターセッションで有意義な議論をしたのち、宴会。やはり最後まで呑んでいたのは教授と私とスタッフ(笑い)。学生、呑まないし、すぐ寝るなぁ。
帰ってきて今日は学生の実験を一緒にやってあげて、合間に装置引越しの準備を開始。さらに自分の居室に本棚を搬入してもらい、やっとこれで自分の城が完成。本当は邪魔な応接セットを捨てたいのだが資金難で代替品が今年度買えるかどうかわからないのでひとまずこれで終了。とにかく落ち着いた。いよいよ本格的に研究だ。
ワークショップ
先週は某研究プロジェクトの関係でワークショップに参加。
今回は自分も発表があったので時間をかけて準備した。こういう仕事をしていると、カンファレンス・ミーティング・スクール・ワークショップと様々な形態の研究会にでることになる。何か違うのか(どこに線があるのか)いまひとつわからないままだが・・・・。とにかく今回はワークショップだ。
自分のプロジェクトのうち、うまく行っていないほうを発表して、いろいろと議論してもらってアドバイスを貰う、というのが趣旨だったんだが、一番よくわかっているT先生がご多忙で不在。次にわかっているSさんは出席だが、同じ位ないしはその次にわかっているHさんが欠席。ということで深く理解して議論してもらえる人が実質的に1人であとの出席者にはかなり辛い思いをさせてしまったか、と。
結局、自分の予測とブレイクスルーになりそうな実験計画の話については建設的意見はなし。某先生のやや的外れな質問を契機に議論は本質をどんどん外れそうになるのでそれをせき止めるのが大変だった。というわけで実入りは少ない会でちょっと残念。
終了後、W大に移動した畏友T氏を訪問し、ほぼ同じ話をして議論。こっちのほうが圧倒的に中身が濃いいい議論ができて大満足。お互い独立したので、オリジナルな成果を早く出さないといけないこともあり、共同研究で一発当てることを誓い合いながら呑む。場所は昨今はまっている吉田類系の店、高田馬場の「鳥やす」。安くて鳥がおいしくて量も多くて大満足。焼酎もうまかった。ちなみにテーブルは収録で類さんが座っていた机で感動(バカ)。
1次会後、T研の学生を帰して2人で焼酎バーで二次会。(店の名前がわからないので今度おしえてください>Tさん!)ここも良心的でいい店だった。さらに勝利を誓い合って12時ごろ解散。さぁ頑張るぞ!
申請書できた
共同研究者の方々からいろいろとコメントをいただきながらなんとか脱稿。
とはいえまだ最終チェック中なので今晩もう一度変更かな。明日投稿。あとは野となれ山となれ、だ。代表は大変らしいし、当たったら当たったで大変だし、当たらなければ気楽(笑い)。どっちでもいいや。
休日はとにかく寝ていた。そしていろいろ食べた。土曜はテニスをしたのち、学生時代から散々行った「キッチン瑞穂」でひっさびさの「ミンチのチーズステーキ」。調子にのって大きいほうを食べたので夕食は漬物と鰹をタタキでごく軽く。日曜は申請書を最終調整したのち、近所を散策。最初は「ルラション」というフレンチでがっつりステーキとポンフリを食べようと思ったが満席。「カフェ バスティーユ」もおいしそうだったがそこも満席。で「バスティーユ」本店に行きランチ。鶏の香草パン粉焼き。結構好きなメニューでボリュームもあって満足。夜は「Lindenbaum」という割と最近できたドイツソーセージの店でヴルストを買い込んで食べた。個人的には「かわきた」のもののほうがいいが、でも美味しかった。あ~食べてばっか。でも太らないからいいか。よほど頭使っているんだろう。
瑞穂 http://kyotobimiclub.com/index/youshoku6.html
バスティーユ http://www.bastille.jp/
Lindenbaum http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26014173/
The Blind Side
いささか旧聞に属するが、バンクーバー行きの飛行機の中でやっていたので迷わず見てみた。
邦題は「しあわせの隠れ場所」。いかがなものか、という感じもしないではないが、ギリギリ許せる範囲か?これは実話で、極貧の家庭に育った黒人少年が白人の資産家で篤志家の家庭に養子に入り、アメリカンフットボール選手として活躍し(ポジションが左のオフェンスタックルLTなので、QBの背後を守る、と言う意味でBlind Side)、成績も急上昇させて大学に入り、現在ミネソタ・ヴァイキングズのレギュラーとして活躍している、というもの。アメフトファンの自分には最適の映画だ、と思い、以前から見てみたかったのでちょうどよかった。
日本語訳はなかったが、アクション映画ではないのでスラングがなく、だいたいフルに理解できた。アメフトの知識がないとちょっと大変なところはあったかも?それはともかく、実話、というのは重い。これがフィクションだと鼻につく道徳の時間になりそうなんだが、とにかく説得力がある。アメリカにもいい人はいるんだなぁ(当たり前なんだが)、と実感した次第。ラストで(これは映画で撮影したのではなく、実際のNFLドラフトでのシーン)マイケル・オーアがヴァイキングズから1位指名されて舞台に登場し、その後で白人の養父母と義理の妹弟が登場したときに養母にあたる人(品の良さそうな老婆)が本当に喜びに溢れた表情でオーアを抱きしめてあげるシーンでは相当に感動した。
ということで未視聴の方には断然オススメする。
ヤワラちゃんなるもの
いやぁ、まるで学級会か、と錯覚するような人気取り候補の羅列だね。もっとも昨今の政治状況の中でこういう有名人リストを作ったことがどこまで好感を持って迎えられるか、は疑問だが。日本の民主主義は完全に死んだ、というのが持論なので、もうその「死と変容」を見ていくのみなんだが。
わからないのは担ぎ上げられる当のご本人たちの心理だ。タイトルの御仁も一体何を考えておられるのやら。夫のことも少しは考えてやれよ、というのは昭和の人間の感覚か?おまけにそれでもオリンピックを目指すとは・・。それに当選したところで何ができる。勘違いしているのか万能感が強いのかただの世間知らずなのか。
Tristan und Isolde
来週 が某巨大プロジェクトの申請締め切りなので(しかも代表を拝命してしまったので。まぁ単に担ぎ上げられているだけなんだが)、ひぃひぃいいながら申請書を書く毎日。とはいえ気分転換も必要なので、Green関数のゼミで勉強してみたり、解釈に困っているデータを理解するための議論をポスドクのTさんにDattaの量子輸送のレクチャーを教えてもらったり。
あとはやっぱり音楽だ。ジュリーニのCDと一緒に買ったのがクライバーのトリスタン。ドレスデンとのスタジオ録音は持っているが、持っていなかったバイロイトでのライヴが安く出ていたので即購入。聴いてみたがバイロイトらしいくぐもった録音で、まぁ海賊版かもしれない(多分そう)ので仕方ないが、でもなかなか雰囲気がある。雑音などはないので問題なし。1st Vnはちゃんと右側から聴こえてくる。演奏はクライバーらしいきびきびとした、しかし艶やかな演奏。これがライヴかと思うとやっぱり凄いのひとこと。3幕の船が来るところの緊張感とかジェットコースター感とか狂気とか、余すところ無く表現されていて満足。
今日はこれから出張。東京で2試合こなして木曜の教授会に合わせて帰る。帰ったらもう本当に申請書は勝負どころなので死闘を繰り広げることになりそう。
17年ぶりに
ジュリーニ・シカゴのマーラー9番を聴いた。
先月、溜まったポイント(クレジットカード)でiPod Touchを入手しいろいろ入れてみた。いくらでも入るし、飛行機移動の最中は音楽聴くしかやることないので。マーラーも久々に聴きたくなりラトル・ベルリンの9番を入れてみた。
まずはバンクーバーへの移動の最中に聞いてみたが、悪い演奏じゃないんだが録音が悪いこともあって(どうしてEMIってああいうくすんだ音色で薄い音色なんだろうか)、いまひとつ感動できず。おかしいなぁ。ドイツから帰国する飛行機では感動したんだが・・・。確かに4楽章はすばらしいんだけど。
で、CDショップに久々にいってみると何と!ジュリーニ・シカゴの9番がCDになっているでは!20年前に先輩からレコードを譲ってもらい何度か(相当に)聴きこんだ演奏。バルビローリ・ベルリンと双璧の素晴らしさ、と思ったわけだがさすがにレコードはもう聴かないので諦めていた。
というわけで購入。即聴く。最後に聴いた17年前とは印象が違う部分もあるが、やはり作り出される音楽の大きさにしびれる。技術的にも(テンポが遅いとはいえ)音程がいい!という印象。あと音が綺麗。打撃音がない流麗な演奏。かといってカラヤンのような耽美主義に走ることもなく、品のいい演奏。
9番を聴くとたいてい胸を掻き毟られるような感覚になるんだが、ジュリーニの演奏だけは平安が訪れる。やっぱり名盤、と実感。
連休
帰国後は疲労でダウン。連休はほとんど寝てすごすことに。
とはいえ5日もあれば少しは元気になる瞬間があるので、1日は大学オケのOB会でヴァイオリンを弾き散らす。久々に楽しく楽器を弾いたが、技術面がボロボロ・・・・。まぁ仕方ない。もう1日の夜には近所の「Comme Chez Michel」で夕食。ビストロ風、と聞いていたが思った以上に上品な感じ。あっさりした味付けでまだまだ食べられそうな感じ(笑い)。あとは本当に寝て散歩して、という程度。少しだけ仕事したかな。大型予算の申請の時期なのでちょっとだけ準備。
明日から本格的に始動。でも体調は完全には戻っていないのでまずは慣らし運転か。
いざ帰国
これから出る。
昨日は講演が終わった安心感からか、4月の疲労が溜まっているからか、一気に疲労してほとんど一日部屋で寝ているはめに 。合間に大型予算の申請書の準備をしたり、溜まっている事務仕事を片付けたり。
それでも空腹にはなるのでオイスターを食べに出た。
Rodney's Oyster Bar
というところ。なかなか雰囲気がよく牡蠣フライもビールも美味。それにしてもバンクーバーはすごい田舎というかやっぱり極北(というほどじゃないが)の地で、中心地をはなれると一気に田舎度がアップする。文化不毛の地、という感じでやっぱり好きになれないなぁ。