楕円球空間 -55ページ目

ペライア

BSでやっていた演奏会を見た。

ペライアは学生の頃から、その丁寧で品が良くあざとくない演奏が好きで、CDも何枚も買った。指の故障で引退か、と言われたが復帰できてよかったよかった。

演奏会はバッハのフランス組曲とベートーヴェンの熱情(他にも演奏したと思うが放送はこの2つ)、というある意味直球ど真ん中なんだが、なんともこちらも品のいい正統派の演奏会。サントリーの大ホールでできるんだから集客力も大したもんだ。

演奏は、本当に典雅。それでいて熱情は跳躍力があるというか、聴いていて自然にリズムを取りたくなる疾走感のある演奏だった。それなにこちらの感性をえぐってくる感じはなくて、自然にピタッと寄り添っている感じで、ちょっと表現しづらい。ともかく素晴らしい演奏だった。

数学

2013年は、あまり本を読めない年だった。反省中。

今年はなんとか本を読もうと、まずは「古都がはぐくむ現代数学」を読了。要は京大数理解析研究所の話しで、知っている数学者や数理物理学者(大栗さんなど)が多数登場する読み物。ここでも仕事から離れられない感じ(苦笑)。著者はA新聞の科学面の記者だったそうで、学問的にも数学の素養の十分ある方らしいが、力作、というのが一言での感想。読後感はよい。

2本目は「日本の起源」。「中国化する日本」が非常に良かった與那覇潤氏の本なので、低学力な政府高官の思い込みの中にしかない間違った日本像をきちんと修正するための教科書として読んでいる。こちらも非常に面白い。日本史必修、になるらしいから、きちんと正しい日本史を勉強すればああいう低学力高官は絶対に排出されないであろう、と思ったんだが、そこは低学力なので正しく理解できずにやっぱり間違ったままなんだ、という無限ループの存在を感じた次第。

帰ってきた

昨日帰国。

シンポジウムは大変楽しかった。自分のようにいろいろな分野に(サイエンスじゃなくて哲学とか文学とか芸術とか)興味のある浮気症の人間には最高のシンポジウム。十分にエンジョイした。参加者もすごくエンジョイしていたと思う。次回は来年1月に京都。自分はセッションオーガナイザーなので、早速ネタの決定からスタート。いろいろな人に話しを聴いて勉強しまくっている。

さすがフランスで、ロレーヌ地方とはいえ食事は美味だった。ワインはちょっと期待はずれだったが(マズイわけじゃないが期待したよりは)。街もガイドさんに丁寧に説明してもらいながら見学できたが、歴史もあってなかなか味わい深い文化のある都市だ、と認識。

やっぱりヨーロッパはいいですなぁ。

フランス に来た


とはいえ、ロレーヌ地方なんで、ドイツっぽい。

風邪(喘息?)は大分よくなったが、それでも喋ると咳が出るのでちょっと・・・。今日はいきなり発表なんで大丈夫かなぁ。

昨晩のカンファレンスディナーは日本時間の深夜で疲労困憊して出たが、さすがフランスという美味しい料理とワインで(ミュラー・トゥルガウの白が美味しかった。ピノ・ノワールの赤は意外にダメ)満足した。

アバド

今朝のBS Newsで知った。

結構長い間胃がんで闘病しながらだったので、長生きしたほうかな。記憶では99年か00年の日本公演の途中で倒れたはず。ちょうどベルリン・フィルのVn奏者の方と友人を介してお話する機会があって、そこでマエストロは体調悪い、という話しを聞いた記憶がある。

指揮者としてのアバドは、個人的には微妙・・・。ベルリンでマーラーの3番を(しかも前から2列目で)聴いたのだが、あまりに室内楽的な音楽作りにやや面食らった記憶がある。日本公演でも何かを聴いた(マーラーの2番?)はずだが、そちらのほうが就任間もなかったこともあってか、ある意味ベルリン・フィルらしい演奏だったような・・・。オケのほう(特に金管やベースなどの方)からもパワフルなサウンドに出来ない!と文句が多かったとも仄聞した。

カラヤンの後任、という、それだけで大変なポストだったのでソンをした部分も多かったのだろうが、アバドの後任のラトルが非常に成功しているのを見ると、ビルの谷間のラーメン屋、という某小渕首相の名セリフが思い出される。

風邪ひいた

正月休みに重い仕事が多かったせいか、今年も去年と全く同じ時期に風邪ひいた。

去年はシカゴの学会から戻って、人間ドックの酷い結果で一騒動あった中。声がでなくなり、咳が止まらなくなり、そして喘息との診断、という流れ。今回もほぼ同じ流れで、就寝時に変な咳が出だしたので吸入剤を投与するとあら不思議。咳は止まってよく眠れた。

この時期は要注意かも。やっぱり正月休めないのが厳しい。この風邪(喘息)をJSPS風邪、と命名しよう。

5連覇考

旧聞に属してしまっているが少しだけ。

終わってみれば順当な帝京の5連覇だったようにも思える。対抗戦での40-31から選手権での41-34と点差は少し詰まったが試合展開は中盤で突き放した帝京が早稲田の反撃を振りきって、というかスコアを詰められたところで再度本気を出して大人の横綱相撲で押し切った、という感じかな。

ただ、5連覇の中では一番危なかったのも事実か、と。早稲田は近年稀に見る充実ぶりで、慶応戦・明治戦・選手権の筑波戦、と懐の深い強さをだしたと思います。ポイントはやっぱりFWの充実でここ5年間では最強だったか、と。やっぱりFWがキャプテンをやる年は強い。帝京を倒せるとしたら早稲田しかないな、と思っていたが、そういう意味では期待通りの活躍、というところだそう。一方、他の大学の弱さは・・・。

来年度だが、早稲田はFWがゴッソリ抜けるので危ないか、と。キャプテンは布巻か小倉と思うんだがFW再建には布巻のほうが適任かも。明治も慶應もあまり上乗せは期待できない感じだし、筑波に期待か(とはいえ帝京を倒せるところまで来られるかどうか・・・)。リーグ戦と関西には期待できない感じなので、6連覇は濃厚かな。

2月はいよいよSix Nationsなのでこちらも楽しみだ。

(1月18日追記)
いつも早稲田には辛口だが、実は今年の早稲田は最近15年くらいで一番好感を持っていた。後藤監督自身が自分には好きな監督(肩に力が入りすぎず、自分を大きく見せず、自然体のところがよい)だし、最近は東福岡と久我山と桐蔭のOBチームかのように有名校の有名選手ばかりのところが、今年は明らかに一般入試で入ってきた無名校(いわゆる県立進学校)の無名選手が何人かいるところも好感度大。帝京もそういう無印選手が活躍しているところがいいと思う。関東学院も黄金時代にそういう感じだったなぁ。

Neujahrskonzert 2014

指揮がバレンボイムということで、いい演奏になることを一切期待せずに(むしろ駄演になることをある意味期待して)鑑賞したが、期待に違わぬ駄演であった。

とにかくワクワク感とかノリノリ感が全然ない。あの指揮で演奏したい、という神経が理解しにくいのだが、大雑把でだいたい85%くらい譜面通りならいい、という感じ。そもそも棒のテクニックがないので、細かいニュアンスが付けられないと思うのだが・・。まぁ厳しい指揮者の次に必ず呼ばれる人だから、よほど今年はVPOものんびりやりたかったのだろう。なにせ楽員からの評判で圧倒的に多いのが「彼は楽団の意思を理解して尊重してくれる」というものだからね・・。

もう1つバレンボイムで嫌いなのはステージマナーの悪さ。演奏中にハンカチを出して汗を拭く、とか鼻をさわる、とか物凄く気になる。汗を拭く間、左手は全く使えないので、指揮者としてそれでいいのか!と言いたくなるのだが、そもそも両手でもロクに振れていないので、まぁもう片手でもいいのか、と。

3が日終了

いつも身を固くして過ごす大嫌いな3が日が終了。

ちょっと気が楽になった。3が日中もほぼ仕事。某研究助成の審査を1日夕刻に終え、あとは入力のみ。博士の学生の論文の最終稿は学生から提出されたものがあまりにダメだったので、自分で最終稿を書いて、さらに不安な部分が出たので論文を3本あわてて読んで、ともかく最終稿完成。次は1年がかりでやりあっている論文の修正稿を助教の人から貰うが、細かい点の記述が今ひとつだったので、これを2日がかりで徹底的に修正して先ほど返送。もう1本書かないといけない論文があるが、まだabstを書いただけ(ほぼ書いていないに等しい)。結局講義の準備とヴァイオリンの練習は休み中全くできていない。

なんだか毎年忙しくなっていって、のんびり休養という感じにならないなぁ。

今年はここに行きました

1月 シカゴ
3月 ドイツ(ヴュルツブルク・ドレスデン・ミュンヘン)
8月 サンディエゴ
10-11月 ドイツ(シュトットガルト・フランクフルト)&デンバー

来年は基本あまり出張できないのでどうなるか・・?決まっているところでは

1月 フランス(メス、ロレーヌ地方の州都。ドイツっぽい街のはず)
3月 またデンバー(泣)
8月 サンディエゴ(これは交代?)
11月 ハワイ(これは行けるの?)

最悪2回で終了かも。来年はじっくり腰を据えていくぞ。