甲子園・第100回 vol.15
いよいよ準決勝。
金足農ー日大三
前記事で書いたように日大三打線が湿りがちで、ストレート・スライダーのコンビネーションがいいピッチャーに苦戦し続けている(小寺・鶴田)こともあって、金足農意外と勝てるんじゃないか、と思って観戦。今日は高校の大親友と。吉田はスピードこそ出ないがコントロール重視で変化球はよく決まっていて、大事なところでは144km程度の伸びのあるストレートで抑え、特にピンチらしいピンチもないまま8回まで来た。打線はチャンスは作るがあと一本が出ず、初回のポテンヒットと5回の綺麗なセンター前タイムリーで2点のみ。3回と4回のチャンスに一本出ず、若干嫌な空気もありつつ、スタンドが吉田を後押ししてなんとなくこのまま行きそうな雰囲気を感じてはいた。ただ、金足打線はだんだん振れなくなってきているのは事実。緒戦や二戦目は結構綺麗な長打なども出ていたが、実は本当に疲れているのは野手なのかも。それはともかく8回にワンアウト満塁で、さすがにここまで毎試合やっているスクイズをやるのはミエミエ過ぎるなぁ、2番佐々木だし凡退しても次吉田だから・・・、などと見ていると1-0からバントの素振り(サードランナーもスタートの素振り)。確か3戦目くらいに1-0から同じことやって、その直後にスクイズしたはずだ、今度もやってくるかな、でも流石にバレバレ・・・、とか思っていたら本当にスクイズやってきた。で、流石に外されて失敗。これで空気は悪くなる。8回裏は全くあたっていなかった日大三4番大塚にタイムリーを打たれ、9回はなんでもないピッチャーゴロにファースト高橋(今日はバントミスにチャンスに凡退に、と「眠った」人)がボールを捕りに行ってしまいファーストがら空きでセーフ。代打の前田(福岡第一前田幸長Jr.)の強打を打川は止めたが内野安打でピンチに。よく考えるとこれがウィニングランなんで相当にやばい局面なんだが、スタンドの自分は負ける感じがしなかったのが不思議。後続は外野フライ2つで無事ゲームセット。吉田は三振7と抑えた試合だったが、投球術で勝った、という感じ。牽制をしつこく入れたり、投球のタイミングを変えたり(すぐに投げたり、長くセットしたり)、リズムを作らせなかったオトナのピッチング。
大阪桐蔭ー済美
第1試合に入れ込みすぎたのと、どう見ても済美に勝ち目がないと思ったので、ややダレて観戦。先制はしたがセンター藤原のノーバウンドミサイル返球で2点目は阻止するなど、リードはされてもペースは桐蔭。済美は4回と5回に記録にはならないエラーが続発して、こうなること、ここぞ、で集中できる桐蔭打線の餌食に。済美の山口はバックに足を引っ張られて(自分も四球を出したのがきっかけにはなったが)気の毒ではあったが、守備力の差が勝敗を分けた。点差は5-2だが、接戦という感じはなく、スタジアムの雰囲気も5回に5-2になったところであとは試合を眠らせるだけなのね桐蔭さん、という空気になってしまった。
ということで決勝は第100回にふさわしい至高の決勝に。金足農業は秋田中学(第1回!)以来103年ぶりの秋田勢の決勝進出の上に東北勢初、秋田勢初、もちろん自校初の優勝がかかる記録的な決勝進出。桐蔭はもちろん史上初の2度めの春夏連覇がかかる。まあ究極のアマチュアと最高のセミプロの対決ということで、本当に至高の決勝。正直金足農業の勝ち目はほぼない、と思われるものの、四球・エラーなどミスをせず、接戦で終盤まで絡んでいけばスタジアムの圧倒的大多数の凄まじい応援が期待できるのと、おそらく(今日も5回のバント二封のように)審判も若干は味方につけられるので、なんとか下降線の打線が奮起してなにか奇跡が起こることを期待!
甲子園・第100回 番外編
今日は試合がない日だよ、ということで番外編で小ネタなど。
・球場のご飯
できるだけ同じものを食べない、を目標にしてみた。1日しか来ないと好きなもの食べちゃうので・・・・・。14日のうち11日も来ているので、いろいろ選べる。毎日食べたわけじゃないけど以下にリストを。
甲子園カレー・甲子園黒カレー・甲子園スパイスカレー・甲子園焼きそば・甲子園塩焼きそば・風月モダン焼き・風月とん平焼き・風月お好み焼き・明太子おろしうどん・浪江焼きそば
良かったのはスパイスカレー・明太子おろしうどんかな。甲子園カレーは鉄板メニューすぎて(毎回食べているので)もう評価できない・・・。あとは甲子園焼きそばは意外とボリュームがあった。風月はお好み焼きが一番いい。
・応援団(ブラス)
爆音なのは慶應と創志学園(どっちもうまいし)。慶應は人の声もでかい。好感度は高いけど相手はかわいそう。うまいのは大阪桐蔭だが音量は去年から比べると落ちた。ウィリアム・テルは激ウマ、だけど、他の応援歌はコールの前の終わり方がダサい(田舎臭い)。こういう終わり方になるのは編曲者が手抜きなのかセンスがないのかどっちか。応援、として見ると日大三がすごくまとまっていて、オリジナル曲がほとんどで、さすが都会の大学付属校、という好印象。あとは金足農はまとまりがすごくいい。ブラスも結構健闘している。浦和学院と下関国際も好印象だった。
・中央特別指定席
思ったよりもずっと風が通って涼しい。特に浜風の時は涼しい。逆に山風の時はあまり風が来ない。多分球場の構造と座席の位置のせい。浜風のときは特に夕方にほんのりと磯の香りもして、海が近いことを気付かされる。実家を思い出す(湘南)。座席そのものは硬いので4試合見るのは大変。周囲は真に高校野球を愛する方々がそこかしこに散開していて、ご挨拶を聴くのも(ディープ過ぎる会話が)楽しい。昨日は「じゃぁ私はこの試合が終わったらすぐに帰りますんでまた今度!」「あぁそうですか!では次は神宮で!」。神宮!!!???あなた達、仕事は・・・?
番外編の番外編。ラグビー場でみる女性には美人が多いが球場でみる女性にはほとんど美人がいない。なぜ?
甲子園・第100回 vol.14
準々決勝だ。8時前に甲子園駅に到着すると、チケット待ちの行列が駅まで来てさらにぐるっと折り返して球場前まで来ていてビビる。開門5時半だったという噂。まさにクレイジー(人のことは言えないが)。
大阪桐蔭ー浦和学院
自分としては実質的な決勝戦のつもりで観戦。浦和学院が倒せなければ大阪桐蔭を倒せるチームはもうないのでは、と思っている。大いに期待して観戦したが1つの監督のミスで試合はぶち壊しに・・・。渡邉もなんとか打たれながらも耐えていたし、5回に根尾のコントロールの乱れもあって2-3まで追い上げたが・・・・。確かに序盤からずっと桐蔭ペースで、毎回ランナーが出たりホームラン2本あったり浦和学院は辛抱する試合だったけど・・・。根尾の感じと柿木のブルペンでの調整から判断して9番・井阪に代打は予想できたはず。左腕に弱い桐蔭だけど、左腕に変えるなら左が4人並ぶ青地からじゃないのか・・?確かに井阪は第1打席ですごくきれいなヒットを打ったけど・・・・。左腕・永島が代打に死球、1番・宮崎に四球、あとは青地以下に3連打されノックアウト、試合終了。コールドにしてもよかった。これで大阪桐蔭は視界良好。8割がた連覇じゃないかな。
報徳学園ー済美
済美はどこまで山口を投げさせるのかと思ったら、サードの池内が先発に。もっともこちらは情報がないので誰が投げられるのかわからなかったけど・・・。親友情報では池内は去年の夏はベンチに入っていないので、投手ができるかどうか、2人とも情報なし。その池内が意外と好投して、一方の報徳は小園が今日も調子悪く、最後はエラー・凡打、そして9回の芦谷の打球を(捕れそうに見えたけど)ダイビングのタイミングが合わず(思ったほど打球が詰まって早くなかったみたい)、センター前に抜かしてしまいジ・エンド。済美は一回死んだ身なのがいいのか、伸び伸び戦っている。強いとも思わないけど、意外とディフェンス全般が健闘している。準決勝は大阪桐蔭と当たることが試合後に決定。無心でぶつかってほしい。
日大三ー下関国際
いつ負けるか、と思っていた下関国際があれよあれよと準々決勝に。流石に日大三圧勝だろうと思ってみていたら、圧勝どころかヒットも打てない。鶴田のスライダーにクルクルとバットが空を切る。7回2死までノーヒッターで、これは本当に行ってしまいそうだ、と思ったらなんとかポテンヒットで回避。でもとても勝てる雰囲気はなかった(鶴田自身にもタイムリーを打たれてしまうし、先発中村は四球ばっかりで先制されるし)。なのになのにそれでも勝ってしまうんだから高校野球は、そして野球は怖い。8回は別人のように打線が目覚めて、唯一タイミングがあっていた飯村が初球を叩いてヒット、柳澤も初球を叩いて2塁打。三高応援団のオシャレな応援は一気に盛り上がる。代打の高木、どうするのかな、と思っていたらこれも初球をセンター前。守備のいい木村が弾いてしまいバックホームできず同点。金子にわざわざ送らせて1死2塁。木代は倒れて全ては日置主将にかかったが、ファーストライナーを佐本がまさかの後逸(記録はヒット、甲子園の記録員は温かい)。でもこれは日置の気合勝ちかな。3回からリリーフした河村の好投が逆転を呼んだことは間違いない。でも投げすぎ。頼れる投手が少ないので先は大丈夫なのか。下関国際の監督さんは毀誉褒貶相半ばするけど、部員1人から始めて、猛獣のような生徒を調教しながら求心力を高めてここまでいいチームに仕上げたのは立派だと思う。好きじゃないけど認めてる。浜松・甲山の二遊間も好守連発で素晴らしかった。
金足農ー近江
もう負けていい、と思いつつ、でも応援しちゃう金足農(くどい)。吉田は球速もmax 142kmくらいで、でもコントロール重視でなんとか近江打線をかわして凌ぐ。その投球術も素晴らしいが、この日はボールを投げる人という意味の投手ではなく、野手としての投手の能力の高さを余すところなく見せた。ノーアウト1,2塁、ピッチャーゴロでサードに投げて進塁させないのが1つ。同じくノーアウト1,2塁でバントをすばやく処理して三封したのがもう1つ。さらに極めつけはワンアウト1塁で送りバントが小フライになったのを、冷静にバッターが走っていないことをチェックしてわざとワンバウンドさせてダブルプレーにしたのが1つ。三振も結局10個、9回表のスリーアウト目も狙って三振に切ってとって、スタジアムの金足ラブを全開にさせる。9回裏はすでに球場はほぼ金足応援団に変貌していたが、先頭の高橋のレフト前ヒット、7番菊池彪が辛うじてショートを超えるヒットで大興奮状態。近江の林投手には本当に気の毒な局面。8番菊池亮にストライクは入らないのはもはや予定調和の感。でも想像もできなかったのは9番斎藤のスクイズ。親友と2人でさすがに打たせるだろう、と言っていたんだが・・・。スクイズは好きな監督さんのようで、緒戦からしつこくしつこくスクイズで来るのは知っていたが無死満塁でスクイズはそれはセオリー無視。でも結局選手の練習や特徴をよく理解した上でのデシジョンだったようで、こちらは一観客なので言う資格なし。見事スクイズは決まって同点だ、ワンアウト2,3塁で1番菅原かぁ、敬遠して2番佐々木、3番吉田まで回るとチャンスかな、と一瞬で考えていたらなんと二塁走者の菊池がホームに突っ込む。タイミング微妙だったが、セーフの判定。家で見直したが完全にタッチが遅れて(というか空振って)セーフだったね。いやぁ、凄いものを見た。多分、だけど史上初の逆転サヨナラ2ランスクイズのはず。準決勝はもう負けていい、と思いつつ・・・(以下略)。でもどうせなら決勝で大阪桐蔭ぶっ倒してほしい!
甲子園・第100回 vol.13
この日から小学校からの親友が参戦。彼も熱狂的な高校野球ファンなので当然第1試合から、となる。
近江ー常葉大菊川
近江の先発・林が素晴らしい出来で、菊川打線は手も足も出ない。近江は4番北村が絶好調で、あっという間に6打点叩き出した。気づいたら大差がついてしまった試合。近江は地味だがよく打つ、という印象。投手も豊富で(エースナンバーの金城はボコボコ打たれて先は使いにくいけど)一発勝負に強そうなチーム。
金足農ー横浜
金足のエース吉田には頑張ってほしいが、将来を考えるとこのへんで負けたほうがいい、というアンビバレントな感情を抱いて観戦(でもやっぱり大物食いしてほしいのが人情)。横浜はエースの板川が今回は緒戦同様の好投。吉田は疲れているな、という感じでボールもさほど走っていないが、いつものように大事なところは球の切れとコントロールと投球術で抑える。三振も結局14。打っては自分でホームラン。でも2-4となってこのままか、と思った8回裏、吉田・打川の連続ヒットでノーアウト1,2塁。当然盛り上がる球場。大友(バント下手)がバントをミスって空気が悪くなった(自分はこれで終わったと思った)が、その空気をぶっ壊したのが高橋の一発。初球を見事にバックスクリーンへ。バンザイする観客、そして自分。この日の甲子園は浜風ではなく不規則に風向きが変わったがおしなべてセンター方向の風でセンターと右中間はかなり打球が伸びていた(第1試合でも右中間を再三抜かれていた。風の影響)。吉田のホームランも高橋のホームランも風のおかげはある。でも同条件で横浜もやっているわけで、あそこで打てた高橋が素晴らしい。最後は吉田が150km出してバッタバッタと三者三振で終わる、というドラマでもない展開。ミラクル金農再降臨。
下関国際ー木更津総合
8号門クラブでも評価の高い木更津。自分も見た限りでは、負けにくいスキのないチーム、と思ったが・・・・。先発根本はある程度予想は出来たが、8回から篠木(1年)をリリーフさせたのは正直理解できず。結果2回で2点失ってジ・エンド。全体に木更津には球運がなく、一塁手の神山がエラー・凡退と背負ってしまった。トーナメントでこういう「眠った」選手が出ると苦しいね。
日大三ー龍谷大平安
これも好カード。終始日大三がリードしては平安が追いつく展開。ただ先行はさせない日大三の守備力が勝った。特に出色だったのはショートの主将・日置とセカンドの木代。センター前に抜ける当たりを日置が止めて、セカンドがセーフになったあと迷いなく木代がホームに返して松田をアウトにした守備力が勝利を呼んだ。打線は湿りがちで平安・小寺のスライダーにずいぶん苦労していたが、平安の守備力は日大三より劣っていたのが勝負の分かれ目。8回もレフトフライにすべきところを(甲子園は風が強いの高い打球が外野と内野の間に上がったら外野が捕るのが鉄則。内野が深追いするとたいてい落ちる)、ショートとサードが深追いして結局二塁打に(記録はヒットだが厳しくいえば守備のミス)。ツーアウト1,2塁で絶対的に安パイの河村(投手)のボテボテのファーストゴロをなぜか佐野が突っ込んで処理せず待って取ろうとして、イレギュラー気味だったがボールを弾いて今度はきちんとエラー(佐野は序盤にもトンネル1つ)。これで満塁にしてしまい押し出しデッドボールにつながった。この試合も「眠った」選手が出てしまったな・・・。
甲子園・第100回 vol.12
報徳ー名電はテレビでみて出発。
二松学舎大付ー浦和学院
雨が吹き降る中、終始浦和ペース。渡邉をどうしても打てない二松学舎は力負けの感あり。浦和学院は強いな、という印象でこの時点では打倒大阪桐蔭の一番手だったんだが・・・。
済美ー高知商
お互い強打のチームということで打ち合いを予想していたが、全く予想外の投手戦に。済美の山口はどこかで崩れると見ていたが、連戦の疲れで適度に力が抜けていていい球投げていた。3戦で一番いいピッチング。懸案の立ち上がりも問題なくクリアして完投してしまった。高知商は打てなかった・・・・。山中主将が打席に入るところ、見たかったなぁ。
大阪桐蔭ー高岡商
高岡商に勝つことは期待していなくて、せめて桐蔭打線を調子づかせないことを望んでいたが、高岡商のエース山田が絶好調で、もともと左投手に弱いと思われていた桐蔭打線は苦労していた。ただ大事なところでタイムリーが出るのは流石(中川主将)。3-1の勝利をメディアは辛勝と伝えていたが、それは間違いで、高岡商に勝てるチャンスはなかった、と思う。桐蔭先発の横川が崩れかかった2回に1点止まりだったのが痛かった。横川は力んでストライクとボールがはっきりして、このままではこの先は投げさせられないという感じ。根尾と柿木が頼り、かな。
この日からちょっと涼しくなってきた。浜風が強く吹いて、中央特別指定は夕方は肌寒いくらい。風は午後から夕方にかけて強くなるということも学んだ。
甲子園・第100回 vol.11
宮仕え時代の後輩から急に声がかかって一緒に行くことに。注目はやっぱり創志学園の西。ということで第1試合から。
創志学園ー下関国際
初戦は凄絶な奪三振ショーだったわけだが、一転、調子悪そうな西。ストライクとボールがはっきりしている上に球も走っていない(球速も出ていないし、146kmくらいの表示が出ても早く感じない)。変化球でストライクがとれない(直球でも取れないが)上に下関は徹底して低めの変化球を振らないのでどんどん球数が嵩む&四球が増える&試合がダレる。最初は西を応援していた自分も、ボール球が多くてあまりにテンポが悪いことと、帽子を頻繁に飛ばしてそのテンポの悪さに拍車がかかることと、味方のエラーに不貞腐れる態度に徐々に(アンチなはずの)下関の逆転を期待し始める。それでもヒットは1本だけで9回まで到達したが四球・盗塁・サードゴロエラーで1点、とかで僅差のまま来てしまった。8回裏の創志学園の1点で決まりか、と普通はなるんだが雰囲気的にもそうはならず、さらに先頭から四球・死球で一気に不穏な空気に・・。あとは予定調和のように暴投も絡みながら逆転。創志学園の長沢監督はまぁ2年生だし来年への勉強のつもりで自由にやらせているんでしょうな。
興南ー木更津総合
8号門クラブのお歴々からは「強い」と評判の木更津総合。今日もいつの間にかリードを大きくして結果は完勝。要因は外野守備。ライトの太田、センターの東、それぞれ見事が強肩を披露してホームで刺殺。あれで興南は萎んだ。打線も大振りせず(東のホームランも振り回したあたりじゃない)コンパクトに興南の3投手を打って、投攻守隙なし。これは確かに強いな、と。興南は有望な1年生・2年生がいるんだが、西里・勝連の三遊間がそれぞれタイムリーエラー、宮城も投手で見どころを作れず、全体にチームの若さが露呈してしまった。来年に期待か。
今日はこれで撤収。
甲子園・第100回 vol.10
常葉菊川ー日南学園はあっという間に終わっちゃったみたいで、ついたらすでに金足農が先制してた。
金足農ー大垣日大
注目の豪腕吉田。初回に先制したものの、1回裏にはセカンドのミス(間に合わない二塁に投げてオールセーフ。さらにもう1つ)に足を引っ張られ、2回に2点勝ち越したものの3回裏には今度は審判に足を引っ張られ(あの回は三振で終わっていたと思ってる)また同点(3-3)。大垣の阪口さんの談話では序盤は球が来ていなかったということだが、確かに初戦ほどの伸びはないものの、変化球では(初戦取れていなかった)ストライクが取れていて、調子は初戦ほどではないもののまぁ普通だったのではないかと思う。このまま膠着状態でどうなるか、と思っていたら5番大友のホームランで勝ち越し(8回表)。そこまでは阪口さんの奇策炸裂で、ボールカウント1-1から1番菅原と4番打川をそれぞれ敬遠してなんとか凌いでいたが・・・。個人的にはこの敬遠は意外というか前時代的というか策士策に溺れるというか、で同点で2人ランナー出してまで警戒するバッターか?と同意できず。それはともかく8回裏の吉田は一気にギアを上げると予想したら案の定で、気迫あふれる投球で145km以上を連発して三者三振。これでモメンタムをもってきた9回表は、今度はなぜか阪口さん菅原と勝負して(ランナー2塁なのに)ダメ押しの二塁打を打たれてジ・エンド。やっぱりもう昔の名前で出ているだけの阪口さんは引退したほうがいいのでは?吉田は終わってみれば13奪三振でまたも豪腕ぶりを発揮。
横浜ー花咲徳栄
事前の予想は前記事にあるように、花咲徳栄の野村の球威では横浜を抑えられない、というもの。予想はずばり的中で、4回に一気に野村を潰して、もうこれは横浜楽勝か、と思ったが、不安だったのは立ち上がりから横浜先発の及川の制球がいまひとつだったこと。リリースポイントがバラバラで花咲徳栄打線のミスに助けられた感じ。でもホームラン2本でジワジワと花咲徳栄が追い上げるとエース板川にスイッチしてこれで試合を眠らせると思ったら早計・・・。なぜかその板川が8回に1死1,2塁にされると黒須にスイッチしたが、この黒須、投球練習時から変化球が高めに浮くか叩きつけるかで制球に不安があり、こんなので大丈夫?という印象。2死1,2塁で横浜内野陣は長打警戒でサードとファーストがラインを詰めるとそこにしっかり飛んで(サードライナー)、これは横浜勝ったな(8-4)と思って帰路に。ところが9回は先頭に死球、次は四球・・・・。阪神電車の車内もあちこちで「おいおい・・・」「これはマジでやばいで・・」とざわざわしてる(笑い)。ボテボテの内野安打とまたしてもの死球で8-6となってさらにカウント3-0となって7番井上(初戦、殊勲の逆転打)、もうこれは逆転か・・・残って見てればよかったな・・・などと遠い目をしていたら最後はクソボールを振って三振。助かった、けど、星稜に続いて横浜も謎の継投で自滅しかかるとは、監督業って難しいのね・・・。
備考:となりのオッサンはほとんど携帯をいじっていて、たまに変なところで(大きなフライとかバックホームとか)大声で「いけー!」という謎の人。野球好きじゃないのかなぁ・・。呑んで売り子の子とくっちゃべるのは熱心だけど・・・・。
甲子園・第100回 vol.9
今日は大事な会議(でも退屈)なので甲子園詣はお休み。
またも大阪桐蔭を見損なう。中盤までは接戦だったみたいだが、打線が目覚めちゃったみたいで、これは視界良好だなぁ。つまんない会議中も結果をチェックしたけど、佐久長聖が負けるのは想定外だった。高岡商・・・・。負けるのはいいので、少しは桐蔭の打撃を狂わせて負けてね。
甲子園・第100回 vol.8
二松學舍大付属ー広陵はあっという間に終わってしまって見られなかったよ。
浦和学院ー仙台育成
好ゲームが期待されたが、浦和の先発11番が速球とスライダーのコンビネーションがよく、まるで仙台育成は打てる雰囲気がない。セカンドの3つのエラーもあって、結果的にワンサイドに。仙台育成は対外試合禁止がやっぱり効いたかな。浦和の渡辺クラスを打つには経験も必要ということか。
済美ー星稜
投手力・打撃力を比較すれば星稜絶対有利と思っていたわけだが・・・。案の定立ち上がりの悪い済美・山口を打って星稜楽勝ペースだったが、8回に何を思ったか星稜の林監督は竹谷をマウンドに送ってしまい(まぁ春のエースだが、今は外野手)、そこで空気は一転。でも交代があとせめて1人早ければ(済美の山口に死球を与える前、7-3のときに替えておけば)まだなんとかなったと思うんだが・・・・。あとは防戦一方で、内野安打と風にのったラッキーアーチで7-9に。それでも9回表に追いつくのはさすがに打撃の星稜。さらに12回裏の1死満塁を三振2つで逃げたところも素晴らしい。でも結局一回手放した球運は戻っては来ずに逆転サヨナラ満塁アーチ。あれもファウルの軌道だったと思ったが浜風でフェアーゾーンに戻ってポール直撃だったかな。敗因は監督。勉強してください。
慶應ー高知商
慶應は応援してるけど、やっぱり田舎の県立校で明徳を粉砕して出てきた高知商を応援しちゃう。商業高校は女子学生が多いので応援のピッチも高い!一方の慶應は野太い声と(女子チアはいるけど)、トロンボールだけで10本以上ある超爆音・超重低音の強力ブラスで甲子園を席巻。今までで一番凄い(うるさい)応援。かっこいいけど、これで田舎チームをビビらせるという戦略だとするとちょっとあくどい・・・。試合は皆がポイントにあげるように外野手が2つホームで刺したのが効いた。1本目は正直いえば慶應の走塁ミスで、水をまいたグラウンドが滑らないのを忘れて遠くからスライディングして滑らずホームに届かなかった(タイミングはセーフだった)のが問題。一気に潰せたかもしれないが、逸機。案の定、2回表は慶應ディフェンスにミスが相次ぎ(振り逃げ・捕球ミスなど)、一気に7点取られて勝負あり。でも応援、凄かったなぁ。アルプスの最上段まで一糸乱れずメガホンが揺れて圧巻。まるで○朝○のマスゲームみたい。
甲子園・第100回 vol.7
平安の100勝は家で見た。
でも鳥取城北のエースはよくがんばったなぁ。平安負けると思った。
八戸学院光星ー明石商業
明石は惨敗したか、と思って到着したら、豈図らんや8-8の同点になってる!その後は光星の2番手の中村と明石商の3番手中森(1年生で140km出る!)の投げあいで試合は膠着状態に。光星は2年前のどアウェー状態で東邦に大逆転負けを食らったトラウマを乗り換えてなんとかピンチの連続を凌ぎ、明石の中森は1年生と思えないピッチングで好投。どうなるかと思ったら中森が頭にデッドボールを当てて不穏な空気に。光星の走塁ミスもあってなんとか耐えるかと思ったらもう1人の1年、レフトの来田が弾いてしまって光星が辛うじて勝利。ここは精神力の勝利。
報徳学園ー聖光学院
屈指の好カード。注目は1番ショートの小園だが、傑物だった。打てば3安打3二塁打3得点。守れば好守、さらにポイントとなる局面では自分で投球のサインまで出してゲッツーまでとっちゃう。これは本物。持ってる漢。一方の聖光学院はチャンスはありながら、大事なところで7番大岩、3番矢吹がことごとくバントを失敗し、そりゃミスしたら負けるわな、と。特に大岩は最初のバント失敗でこりゃバント下手そうだ、とおもったわけだが、ことごとく大事な場面でバントしないといけない状況に。矢吹は無死1,2塁でイキったバントをかまして失敗し、最後はゲッツー。球運なかったなぁ。
白山ー愛工大名電
セミプロと田舎のアマの対戦。こうなれば甲子園が圧倒的多数は田舎のアマを応援する。これ、自然の理。でも愛工大名電はセミプロだけあって初回に一気に潰す作戦で、バントなんかしないで一気に大量点を狙う。捕手の肩がいまひとつと見ればエグく盗塁する。白山は初回ツーアウト1塁で4番辻のレフトオーバーの一打が超えていれば雰囲気は変わったのに・・・。でも高感度ナンバーワンのチームだった。