楕円球空間 -157ページ目

NHK海外ドキュメンタリー

この番組のファンです。


昨日からゲッベルスが2回、金曜にヒトラーのドキュメンタリーがあり、昨日は早めに帰宅してパスタとワインを摂りながら見ていました。今回の番組の特徴はゲッベルスの日記に基づいたものだ、というものです。現在読んでいる「ニュルンベルク・インタビュー」とシンクロした内容で、多角的に第三帝国の支配者の姿に迫ることができます。今日の第二回も楽しみにしています。


正月には宮城谷昌光の作品を2つ、計8冊を一気に読みました。キラリと光る言葉の切れ端をメモしながら読みましたが、昨今の実空間で起こる汚らしい出来事から離れることができて幸せです。ところで巷で話題の真っ只中にあるあの人に対して、散々これまで無批判に賞賛しておいて手のひら返したように恨みつらみやら批判やらする輩が跳梁跋扈するんでしょうね。発言や態度、思考にブレのある人間は信頼・信用に値しないし、まず本当の意味での個が確立されていない幼稚な生き物といわざるを得ないでしょう。ちなみに私は終始一貫してアンチです。彼だけじゃないですが、虚業、ですから。

ヤンソンス

Nejahrskonzertでのパフォーマンスが素晴らしいと感じられたヤンソンスですが、これを機にちょっと聴きこんでみようとCDを購入しました。今回はバイエルン放送響との「悲愴」「浄夜」のカップリングでライヴ録音です。


個人的にはとにかく浄夜が素晴らしかったです。巷間にあふれる演奏はよだれ垂らしながら昇天してます系のドロドロ・ベタベタ系のものが多数ですが、静謐さと妖艶さのバランスが絶妙でかつ骨太の演奏です。非常に理知的ですがしかし情念の存在を否定しない、そういういい意味で人間らしいアプローチだと感じました。少しハイティンクに音楽性が似ているかもしれません。僕はハイティンクの大ファンなので、いい指揮者と出会えたな、と幸せに気持ちになれました。(もちろんヤンソンスの存在は仄聞していましたが、ちゃんとマジメに聴いたのは初めてだったので)


あとはムーティの後継者たる指揮者に出会えるといいのですが・・・。

新年

2006年もあっという間に既に全速力で過ぎています。


年末年始はさほど体調がすぐれず、仕事もせずに本をただ読んでいました。含蓄のある故事成句に納得しながらの読書です。


大学ラグビーは早稲田の完勝で終幕。もう少し接戦になると思いましたが。一方の高校は応援していた伏見工業が優勝してこちらはハッピー。


元旦は恒例のNeujahrskonzertを見ました。今年は近年でも出色の出来ですね。アーノンクールや小澤ではやはりこの演奏会は楽しめない・・・。ヤンソンスは実力あり!と感じました。品のよい演奏会に仕上がったと思います。プログラムメイクも非常によいです。来年はメータだそうで、ちょっとがっくり。


研究のほうは越年テーマあり、一気に勝負のテーマあり、といろいろです。春の学会シーズンは日本を&世界をとびまわることになりそうですが、まだまだ知名度が低い自分にちょっとめげます。


ということで本年もよろしくお願いします。

年末ご挨拶

本年はこれにて終了です。


夏から始めたこのブログですが、読者数は少ないと思いますが、コアなファン(?)の方、お世話になりました。来年も是非是非よろしくお願いいたします。来年は大きな成果を引っさげて新しい研究分野のフロンティアとして活躍していこう、と珍しく強気な抱負をいただいています。皆さんの期待にこたえられるように頑張ります。


12/31 ビルスマのバッハを聴きながら物理学会の予稿を書き終えて。


高校ラグビー in 花園

今日から晴れて冬休みなので花園で観戦。高校野球もそうですが、高校ラグビーもいいなぁ。今日は流通経済大柏-報徳、メイケイ(字が出ない・・・)-東海大翔洋、佐賀工業-仙台育英、秋田工業-天理、伏見工業-岡山工業と観戦。柏、天理、育英と負けてほしいところが全滅・・・・。秋田工業があの小さなFWで天理の大型FWを押し捲り、さらに凄まじいタックルをお見舞いして見事天理を喰いました。一見天理の圧勝か、と思われるくらいのサイズの差だったのですが、ラグビーって面白いです。もっとも天理は今年は張りぼてだったみたいですが・・・。佐賀は育英をFWのパワーのみで葬り去りましたが、これが上位で通用するかは・・?でも監督も選手も泣いていたのが印象的。伏見は岡山を完全に子ども扱いしてました。練習のようにBKが駆け抜け、FWが押し捲っておりました。

バイロイト in NHK-FM

今週は恒例のバイロイトweek in NHK-FM。でも今年はぱっとしないなぁ。大植のトリスタンは「優等生が勉強しまくってまとめたレポート」という感じで面白み、独創性皆無。1年がおろされたのもむべなるかな、です。ローエングリンはまずまずだった。オランダ人がどうしても作品そのものになじめず、毎年苦痛でしかない。今はパルジファルです。ここまでは中庸かなぁ。去年確か大スキャンダルだった公演ですよね?ブーレーズが指揮して、「最高の指揮と最悪の演出」とか言われ大ブーイングだった・・・。さぁ今年はどうなるか?!幕切れはやはりブーイングなのか!?

Book(s) of the year

ナントカ of the yearシリーズで。


今年は結構読書に時間をとれました。部門にはわけませんが、今年読んで自分に影響を与えた本たち。


1.「イェルサレムのアイヒマン」(ハンナ・アーレント)

この本の存在も著者も前から知っていて興味もあり、ようやく読めました。大部ですが、終幕が白眉。人間の愚かさと知性・理性・悟性について、今一度考えさせられます。


2.「アフター・アメリカ」(渡辺靖)

気鋭の社会学者によるボストンの社会階層の研究書。後半冗長な部分があるものの、ボストンのホワイトカラー(バラモン)とブルーカラー(アイリッシュ)の両面からボストンというアメリカの根源の街を読み解くと同時にひいてはアメリカそのものの社会構造の解析をしています。ユダヤ人という要素があるとなおよいかも。親友T.Y氏の叔父上によれば「アメリカ人の8割は30点、2割は100点、ユダヤ人は150点」だそうですから。


3.「ザ・ベスト・アンド・ブライテスト」(デイヴィット・ハルバースタム)

今年はハルバースタムの本をよく読みました。ジョーダン、The teammatesなどなど。この本も以前から存在は知っており(有名ですよね?)、是非読みたかった本。緻密かつ客観性に富み、これぞノンフィクション!!という名著だと思います。最近出たマクナマラ元国防長官の回想録よりもこちらのほうが優れているように思います。それにしてもハルバースタムの本の和訳の際のタイトルのつけ方はどうにかならないのか・・。


4.「金融広告を読む」(吉本佳生)

珍しく実用書も読みました。これはなかなか「実用」的。金融の専門家の方々がいかに我々をダマクラかしてぼったくろうとしているか、あの手この手が紹介されています。私も勉強させてもらいました(笑い)。


冬休みは宮城谷昌光の著者を集中的に。それと最近はやっているのでしょうか、グールド。「グレン・グールド論」を。さらに「ニュルンベルグ・インタビュー」を。たくさん本があってたくさん時間がある。すばらしいことじゃないか!

世界が変わって見える

っていう経験、ないでしょうか?


2年間苦労していたテーマで、遂に昨晩いいデータがでました。おめでとうございます>自分(笑い)。ほぼ間違いなくホンモノの(spuriousでない)データで、大げさにいえばNature, Science級の結果です。どういうデータを取っていけばいいのか、いつまでにまとめればいいのか、課題もてんこ盛りですが、しかしうれしかったです。うれしいと祝杯をあげるものなのでしょうが、それを通り越して酒抜きで昨日は過ごしました。今読んでいる宮城谷昌光の小説のちょっとした一文、家で聴いたバイロイトのローエングリンの旋律、どれもその日までと違って読めたり聴こえたりするものです。

Music of the year

昨日は同志社の圧勝に興奮して大阪体育大の話しをしませんでしたが、とにかく密集サイドとCTBの辺のディフェンスがザルで人間はいるけど大穴が空いておりました。法政13番の田沼君にボコボコにされてました。ま、でも田沼君の快走を見られてよかった。


それはともかく、今年もあと1週間。FMでは今年のバイロイトが放送開始されます。これが始まると年末だなぁ、と実感します。ということで、"CDs of the year 2005"などを。但し、2005年に発売されたCDから選ぶのではなく、2005年に自分が買ったCDから選ぶというとことん自分中心な企画です。許されよ。何か数え落としなどがあるかもしれませんが、あれば追記します。


古楽部門

途中までタリススコラーズの「レクイエム」(ヴィクトリア)が圧倒的1位だったはずなのですが、最後に来てすばらしいCDと出会い、それに決定。


William Byrdのチェンバロ作品集(演奏・G.レオンハルト)


バードはタリス・スコラーズでもよく取り上げられる作曲家で大好きなのですが、レオンハルトの演奏がまた素晴らしくはまってしまいました。次点は前出の「レクイエム」と、もう1つモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(ガーディナー/イングリッシュコンソート)。


交響曲・管弦楽曲部門

最近あまりオケ曲を聴かないのでここは選ぶのに苦労しました。クライバーの田園もいまひとつ(せかせかしすぎる)だし、ラトルのグレの歌もイマイチだし・・・。で、結局無難に


R.シュトラウス「英雄の生涯」(ラトル/BPO)


マッチョになりすぎず、かといってアバドのようになんでもかんでも室内楽的に小さくまとめるわけでもなく、楽譜にも忠実でいい演奏だと思いました。


室内楽・歌曲部門

歌曲から。


シューベルト「冬の旅」(ハンプソン/サヴァリッシュ)

同じく「白鳥の歌」(ゲルハーエル/サヴァリッシュ?)


ゲルハーエルはすばらしいと思いました。ハンプソンは堂々とした歌いっぷり。室内楽は今年はこれでした。


バッハ「無伴奏チェロ組曲」(アンナー・ビルスマ)


長年マの演奏に不満があったのですが、解消されました。枯淡の境地でマの対極に位置します。


鍵盤楽曲部門

ここはこれで決まりです。


ショパン・ノクターン全集(ポリーニ)


説明不要。


オペラ部門(含むDVD)

ここはずいぶんと購入したので、また迷います。候補はチューリヒの「セビリアの理髪師」、ムーティ・スカラの「ファルスタッフ」、ドホナーニの「サロメ」、カラヤンの「パルジファル」(古い・・・)などなど。でもいろいろ悩んで同点のこの2つを。


ヴェルディ「ファルスタッフ」(ムーティ・スカラ座・マエストリ・フリットーリ)

R.シュトラウス「サロメ」(ドホナーニ・コヴェントガーデン)


コンサート部門

今年はあまり行っていません。7回だけ。順位をつけると


1.パルジファル(バイエルン国立歌劇場・3月)

1.バッハ「ヨハネ受難曲」(ミュンヘン・フィル/ヘレヴェッヘ・3月)

3.タリス・スコラーズ(7月)


でしょうか。次点はメータ/VPOの演奏会(9月)。逆にガッカリ of the yearは「トロヴァトーレ」(ナポリ・サンカルロ歌劇場・6月)でした。ここ数年で最低の舞台。猛省を望みます。あの節穴指揮者は新国でも振っているようですね(しかも酷評された)。


以上です。来年はどういう演奏に出会えるのかまた楽しみです。

自己批判

同志社、凄まじい闘志でした。


今期どころかここ数年で一番の試合でしょう。こんな試合ができるかとしばし呆然としました。中村主将が終了後に泣いていたのが物語っているように、実力のすべてを出し切った試合だったと思います。帝京勝ち、と予想した自分を批判します・・・。


これだけの試合ができた以上、関東・早稲田の粉砕が現実的な目標になってくるでしょう。帝京はここ数年(どころか10年来)の課題である「スクラムは強いが得点力がない」という課題をクリアできなかったとはいえ、同志社は完全に別のチームに脱皮したと思います。同様に関東は法政戦で別のチームに脱皮しました。望むらくはこの勝者が早稲田を倒すことです。慶應も敗れたとはいえ8-26の接戦。ここの最後の伸びしろが選手権の行方を左右しそうです。