君 は一体「嘘つき」なのか「無能」なのか?
最近聴いたCD、最近観た映画
今日で学会も終了。でもまだまだ学会期間は続きます・・。最近ちょっと多すぎる気がする。教授なんて8月中旬から9月下旬までずっと学会だし。。。
研究のほうはおかげさまで順調です。ぽつぽつといい成果も出るし、地道なテーマも地道にきちんと進んでいるし、あまり文句もないです。新しく始めるテーマもいろいろ突破口もありそうで残り4ヶ月、有終の美で終わりたい(もうそういうセリフが似合う時期になってきた)
忙しい合間をぬって、しかし忙しいからこそ、いろいろ本を読んで音楽を聴いています。最近結構CDを買って聴いています。
クレマン・ジャヌカン・アンサンブル「18世紀パリのシャンソン」
イタリアのマドリガルのフランス版みたいな感じですが、もっと元気がいいというか庶民的な歌ですね。ドミニク・ヴィスが大暴れしています。かって損はない1枚でした。
ベルリン国立歌劇場・モーツァルト「Cosi Fan Tutte」
演出がDorris Doerrieですが、非常に面白かった。最近モーツァルトを現代演出で観るのが楽しみになってきました。あ、DVDです。同じプロダクションをベルリンで観ますが楽しみになってきました。CDで聴くとどこか退屈な音楽も視覚と合わさるとなかなかのスピード感で認識を新たにしました。
ウェーベルン「夏風の中で」
これはいまひとつ期待倒れ。ベルティーニ・ケルンのライヴですが、これはおそらく局がイマイチなのでは・・・?いいところもあるのですが、全体に散漫。シェーンベルクやアルバン・ベルクとの才能の差を感じました。
アルヴォ・ペルト「ベルリン・ミサ」
NAXOSのものを買ったのですが、現時点で今年一番アタリのCD。というか名曲。FMでたまたまペルトの宗教曲を聴き、これだ!と思ってなんでもいいから買おうと思ってCD屋に直行したのです。ペルトはフラトレスやタブラ・ラサは知っていてこれも十分に好きな曲ですが、それを圧倒的に上回るものだと思います。もっといろいろ隠れた名作がペルトの宗教曲にはあるはずなので、探してみます。
映画「United 93」
NYにいる親友のことを思い出しながら見ました。全般にドキュメンタリータッチで作ってあり、臨場感がすごい。息苦しくなってくるつくりで実際、2人くらい途中で退場していました(フラフラしていたので気持ち悪くなったようです)。自分自身、海外出張も多く、アメリカに行くときはUnitedを使うことも多いので、観ていて辛くなります。もちろん家族愛とか勇気とか狂信とかそういうキーワードでくくり勝ちなのでしょうが、それ以上に誤解を恐れずに言うと「人間ってなんてアホくさいこだわりに縛られているんだろう」と思ってしまいました。アメリカの「パワー民主主義」とアラブの「大義」はまるで3次元空間におけるねじれの位置にある直線のように交わる気配すらなく、それぞれ勝手な方向に突っ走りそれに縛られてお互い不毛にコミュケートしてるように思います。むなしさを強く感じました。
最近読んだ本から
小塩節「モーツァルトへの旅」
「ザルツブルグの小経」を留学中に読み、非常によかったので文庫化されたのを期に購入。重複部分や、小塩節とも言うべきやや過剰なロマンティシズムが鼻につくところもありますが、軽い読み物としては十分に楽しめるものでした。
呉智英・佐藤幹夫 共編「刑法39条は削除せよ!是か非か」
個人的には39条は削除すべきと思っていますが、それに関する是・非双方の意見を集約したくて読みました。個人的に名前を知っている社会学者・犯罪学者・評論家なども著者に入っており、それぞれの論理構成を興味深く読みました。最大のがっかりは東工大の橋爪大三郎氏。刑法至上主義というか人間あっての法律、という生身の感覚が失われているのが終始、刑法の精神のみに視点をあてる狭い論理構成。もう少しマシな論の立て方をする人と思いましたが・・・。その他の(この本では)39条擁護派の人の意見は立場は違えどそれぞれに理解できるものだっただけに残念。全体としてはやはり擁護派の旗色が悪いのでは?
A・ビーヴァー「ベルリン攻防1945」
著者は「スターリングラード 運命の攻囲戦」で有名な戦史作家です。昨秋のボストン出張の機中で時間を忘れて読みましたが、今回も期待にたがわぬ力作。まだ途中ですが、文献によくあたり、多角的・客観的に事実を明らかにしていく姿勢に共感できます。ただ、あまりにその姿勢が強いので、歴史の流れ(歴史的事実の流れ)を追おうとするとやや冗長になったら、錯綜したりして読みにくい部分があるのも事実なのですが。
これ以外にも「ファインマンの手紙」「パリの万華鏡」など以前から読みたい本を仕入れ、幸せです。
いろいろと終了
朝晩涼しさが少しでてきて夏の終わりを感じさせます。
まずは院試が終了。今回はいろいろすごかったです。語彙が足らないのではなく、まだ書けない内容のものがあるからなのですが・・・。自分も問題を作りました。今年は量子力学。結果は・・・、悲惨でした。平均点が100点満点の25点。それでもほぼ満点とる人もいます。今回は自分が学生時代に講義で感銘した内容をなんとか問題にしたくてまとめた自称・名作(笑い)。でもちょっと難し過ぎたかもしれません。去年は解析力学を作りましたが平均50点でしたので・・・。次回はまた簡単にしようと思いました。
次に甲子園も終了。自分の予想がうれしいほうに外れました(でも、唯一の例外、という意味のコメントをしたものは的中)。初戦は10回裏の早稲田が0点だった時点で再試合を覚悟しましたが、それにしても斉藤はすばらしかった。再試合になっても特に制球が乱れなかったのがすごい。早稲田応援していたので、それはそれでハッピーでしたが、うれしい発見はコマトマがいいチームになったこと。過去2年は正直ヤンチャなチームでしたが、ことしは地味だがひたむきなチームになりましたね。エースの田中も開幕直後と比べて極端に言えば顔つきがぜんぜん変わった。穏やかというか達観というか人間的に大きく成長した顔だちになったと思います。文字通り球史に残る名勝負だったです。
そして学会も終了。ホームタウンで5日間の国際会議でしたが、今回は裏方兼任でいろいろと気苦労も多かったです。おまけに親不知が腫れ上がり、苦しい5日間でした。やっと治ってきましたが、過労気味なのでちょっと休みたいところです。と思ったらもう29日から別の国内学会が開始・・・・。やれやれ・・・。
4強目前、読書など
あと1試合残っていますが・・・。
サッカーW杯同様、予想がここまでズバズバ的中するのも珍しい。もう研究やめて占い師になろうか?(爆笑)
それはともかく、ベスト4。おそらく第一試合が事実上の決勝でしょう。番狂わせがあるとしたら早稲田の斎藤が驚異的なスタミナを見せて決勝でもばてない場合だ、と思いますが、まぁあまりそういう可能性はないと思う。(念のためコメントしておくと、早稲田応援しています)
で、その智弁・コマトマ。相変わらずすっきりしないコマトマですが、まずはエースの活躍が重要。とはいえあの智弁を抑えるのは至難の技。そうなるとやや弱体の智弁投手陣を打ち込めるか?相当な打撃戦になると思います。勝者は・・・。智弁応援してますが、意外とここまでくるとコマトマに勢いがついているかも。
そんな中、塩野七生の「神の代理人」を読了。これでルネサンス著作集をほぼ読破。現在養老先生の「困った人」を読んでいますが、これはダメだなぁ。人によるのでしょうが、書きなぐった感を強く感じてしまい正直「こんなのが売れるのか」と疑問に感じた次第。随筆に概要や部分に光るところもないわけじゃないが、きちんとして論理の積み重ねもないし、話はあっちこっちに飛ぶし、変に挿入的な小話が入って追いかけにくい。「バカの壁」を書店で読了したはや読みの私ですが、あれも100万部も売れる本なのか?いや、養老先生は高校の31年上の先輩なので応援しているし、高校のときに講演会を聞いたこともあり(これは普通にちゃんとした話しだった)、親近感も持っているのですが、どうも芸が荒れているのでは?
ところで、振り返って先生は「東大解剖学教授」という肩書きをフルに利用していたように思います。聞いた話しでは論文書かない人だとか・・・・?まぁそれでもいいんですよ。別に学術的な本を書いているわけではないし、東大教授(ないし元東大教授)が自由に面白いことを書いて、しかもそれも実際まあまあ面白いのだから。
問題は最近跋扈しているM木K一郎なる自称「脳科学者」。こっちは悪質です。論文書かないくせに、さも自説がサイエンスの世界で認知されているようなことをほざく。「評論家」「サイエンスライター」が何を言おうが何を書こうが自由ですが、肩書きが「脳科学者」ですからねぇ。まずは論文書いてレフリーのチェックを通して、学会での議論に耐えられる論理を構築してもらわないと・・・。まぁ「のどが渇いたときに水を飲んでおいしいと感じること。これがクオリアなのです」ですからね。別に「クリオネ」でも「トリビア」でもなんでもいんでしょうけど。ま、この程度の電波系ということですね。もう1人悪質だったのがA新聞の書評を担当していたT外S郎(本名D井T忠)なる作家。これもペンネームで勝手なことを書くうちはいいのですが、事あるごとに自分の身元を意図的にリークして自分のトンチンカンな世界観なのか科学観なのかわからないトンデモ話に箔をつけようと必死でした。これについては新聞にも抗議して少しは収まりましたけど。
というわけで「困った人」はあなたのすぐ近くにもいる、ということですね。
8強確定、さて勝者は?
この期間、野球の話ばっかりですが・・・・。
8強確定しました。組み合わせを見るに、4強に上がりそうなのは早稲田と智弁でしょうか?福知山-鹿児島は高校野球らしい、いい組み合わせになりました。心情的にはどちらも勝たせたい。まぁどちらかが4強ですのでよしとしましょう。問題は東洋大-駒澤。駒澤にとっても微妙な組み合わせでは?避けたかったのは智弁・早稲田・帝京じゃなかったでしょうか?できればあたりたかったのが、福知山・鹿児島・山形かな、と。東洋大はちょうど7チームの真ん中くらいだと思うのですが、さてとうようだい が弱いか、というとこれが微妙。派手さはないがしぶとい、という印象。駒澤はあの3回戦の勝ち方で盛り上がればいいのですが、過去2戦同様の戦い方なら、あるいは、というところでしょうか。
青森山 田、惜しかったのか?
評価の分かれる試合だと思いますが、正直凡戦だったように思います。コマトマは無意味なエース温存、青森は守備に関するベンチの無策ぶりでお互い勝手に苦しい試合にしてしまいました。
6回あたりから青森山田のバッテリーは外角一辺倒の配球でコマトマに読まれ、まさにつるべ打ち状態。打たれつづけて思考停止したかベンチからも指示はなく、そのまま9回までひたすら外角に投げていました。試合後「何点取られてもエースを変えるつもりはなかった」そうですから、なおさら配球に気を配ったベンチワークが必要だったでしょうに・・・。さらに打たれるのでコースを狙いすぎ四球を出して、苦しくなってカウントをとりにいって痛打されるというワンパターン状態。アンチコマトマですが、あまりの消極的な試合ぶりに途中から青森の応援をやめてしまったほど。この程度のチームが勝つ資格はありません。
で、コマトマ。V1のときのような打たれても打ちまくるカラーになってきたようです。準々決勝以降のクジ運も重要ですが、監督さんも腹をくくってエースと心中するくらいのほうが活路が拓けるのでは?
甲子園・後半戦へ
酷暑で体調も優れないのですが、それでも学生さんが実験で頑張っているのでいろいろとネタやらモデルやらを考えて過ごしております。昨日はM2の学生さんがまたも大ホームラン。春の結果で世界一を座についたと思ったら、東北のほうのグループに抜かれたという裏情報が入り、ちくしょ~、と思っていたらまた抜きかえしました。Bravo~!!!気分よく仕事がすすみます。
で、甲子園。前回の記事で予想したように桐蔭・清峰とも投手力の不安が的中しました・・・。こうなると戦国大会の様相を呈してきましたね。現時点でも優勝候補はコマトマ・早実・智弁和歌山でしょうか?仙台育英は期待していたのですが、山形のレフト1人にやられましたね・・・。普通にやるとコマトマと早稲田は強いですが投手1人というが不安材料(特に早稲田)。こういう大会でしぶとく残るのが智弁でしょう。八重山は監督さんが劇薬を使いすぎるので、それがうまくはまれば智弁を倒せるでしょうが、自分は難しいと見ています。あと帝京も不気味。かなり行くのでは?もっともベスト8でもう一度組み合わせを決めますから運も重要。目が離せませんね。
甲子園開幕
いよいよ開幕しました。
と思ったらもう横浜が負けてしまいました。観戦しましたが、序盤モタモタとミスをしてみすみす流れを手放した感じです。普通にやれば横浜有利だ、とも思ったのですが・・・。勝った桐蔭。投手陣がいまひとつなので優勝は難しいと思いますが、とにかく中田の凄さには参りました。松井以来の大器じゃないでしょうか。次の早稲田実は投打とも隙がない好チームで、桐蔭はかなり苦しむと思いますが・・・・。
ご贔屓の清峰。今日は圧勝したようですね。ここも投手陣が本来の投球ができないとちょっと上は厳しいかも。3回戦がヤマですね。一方アンチであるところのコマトマ。いいクジひきましたね・・・・。運は味方になっているようですね。ベスト8は確実でしょう。あまりシンドイ試合をしなくてもよさそうなところがまた有利。3連覇の可能性、結構あるんじゃないでしょうか。
堪忍袋の緒が・・・
遂に切れました。
学会発表の練習会。以前から問題の学生の発表練習がありました。そもそもだったら発表させるな、とい う意見もあるのですがカンフル剤として学会発表を設定して、明確になった目標に向かって絞り込ませて期限を切って実験と発表のセンスを上げるというのが目標だったわけです。
ですがこちらの目論見は見事にはずれました。まぁ最近の言動を見ていても「ダメだな・・」と半ばあきらめていたのですが・・・。2日の発表練習会の10日前に4日も休んで旅行にいくとか、いつまでたってもワケのわからない実験を繰り返すとか・・・。ちなみに前者に関してはアカハラになるので「休むな」とはいえません。後者に関しても、これもいくら言っても聞き入れない場合はどうしようもありません。(昔ならもっとガンガン言って無理やりやらせる、とかもう研究室をクビにする、とかあるんでしょうが)
なのでボロボロの内容の発表をされて「やっぱりな」というあきらめと、一縷の望みをかけた期待が裏切られた感が一緒になって発表取り下げ、という決断をしました。やはり一定のクオリティの内容・進歩を見せないと他の学生への示しもつきません。重い決断で後味も悪く、帰宅してまずい酒を痛飲しましたが、間違ってなかったと思います。(実は周囲は結構暖かで「なんとか発表させてあげれば?」という雰囲気なのでそれに負けちゃうかもしれませんが・・・・・。)