楕円球空間 -133ページ目

研究会

某面接のため初日を欠席せざるをえなかった研究会ですが、2日目だけ参加しました。


そもそも2年前に畏友T.T.氏と「草の根レベルでいろんな質問もできるフランクな研究会をやりましょう」という話になり学生や若手スタッフがいろいろと生データをもちよって議論する場を作ったのですが、いつのまにか発展し今年で3回目。参加研究室も5つにふえて、内容も分子エレクトロニクスから磁性からスピントロニクスから光物性まで多岐にわたってきました。この研究会のいいところは、とにかく恥ずかしがらずにいろいろな話に質問をぶつけられること。とはいえ当然3年も経てば研究も進捗するので、年々レベルが上がり特に招待講演でおよびしたI.T.先生の講演は(その話を聴くのは初めてでないにもかかわらず)おぼろげにしか理解できない。でもドイツで理論物性と相対論的量子電磁力学の融合、という特殊な分野をやっていた自分が現実に戻るのによいリハビリでした。F.A.先生グループの研究も徐々に成果が出ているようで、「某学会で丸一日自分たちのセッションで埋められるように頑張ろう!」と変な盛り上がり。


研究会後の懇親会はいつものように楽しく、次回の1月開催研究会@仙台が今から楽しみです。今年から年2回開催なので忙しいですが。

夏休み

短いですが夏休み中。


落ちた体力を戻すためにテニスもしながら、さらに高校野球を堪能しながら論文の査読をやりつつすごしています。テニスのほうはウィンブルドンを見ていてやや掴んだものがあり、実践してみるとリターンの精度があがりやや満足。日本が暑すぎて体力を消耗しまくってしまうのですが、徐々に筋力も戻さないと。高校野球は小粒の大会らしく接戦が多く、9回のドラマだけでなく延長のドラマもあって堪能しています。今大会は名大会の予感。論文の査読は、実際酷い論文でできれば落としたいのですが、いろいろコメントしてなんとかよくならないかなぁ、と。そんなこんなでちょっと休養しながらやっています。


できれば休み中に9月の発表(国内通常講演・受賞講演・国外オーラル講演)の準備も始めようと思っているのですが、なんだか先週の面接の疲れが出てだめです。明日は高校時代の親友と会うし、きっと呑んじゃうので無理かなぁ。でも、自分は始めれば一気にできるので、まずはどれか1つ作ろうと思います。


高校野球~今年は小粒?~

既に5日目の高校野球。


全体に小粒感があるだけに、伝統校有利、と見ています。新聞では本命がコマトマ・菊川、対抗が帝京・仙台育英・智弁和歌山、という感じだったようですが、本紙予想は本命・帝京、対抗が菊川。但しそれぞれエクスキューズがつく。


帝京は不調の元エースを引っ張らないこと。もう開き直ってあとの2人で行った方がいいような。打線が好調なのが非常にプラス材料だと思って本命に。菊川はマークされ続けた精神的疲労が心配。一発勝負なのでどこかで足をすくわれるような。仙台育英は相変わらず打線が不安なので対抗に入れなかった。実は初戦の智弁和歌山戦が危ない(こういう大会は智弁とか(出ていないけど)明徳とかが有利)と思っていたのですが、想像を超えた佐藤(本紙は去年から注目)の出来が智弁を沈黙させてしまいましたね。でも、これがあと5試合続くとは思えないのだが・・・。ベスト4にいければいいかな、と。あとは大垣日大はエースがいいのでそこそこ上にいけそう。広陵はエースは前評判ほどだ、とは思わないのですが、勝負強さと監督さんが甲子園をよく知っているのがプラス材料でこれもベスト8から4はいけそう。


夏の大会は予選が過酷で、選抜で注目していた都留・室戸・成田、全部負けちゃいました・・・。みんないいチームだったんですが。報徳もエースが不調のまま本大会に入り、今日負けちゃったし。いろいろ難しいですね。でも本大会は接戦が多く、非常に楽しんでいます。金足農とか桜井とかもいいチームだった。まだまだ楽しい日々が続きます。

完結編

帰国後、非常に多忙で更新できませんでしたが、今日大きな山場を越えたのでやっと時間がとれました。


帰国前はとにかくいろいろありました。まずはバイロイト。ジークフリートと黄昏はちゃんと聴けませんでしたが、それでも平均以上のレベルで十分に楽しめました。


その合間に引越し準備。ドイツから日本に荷物を送るのは郵便局にもっていってDHLで扱ってもらうのが一番。但し段ボール1つあたり20kgまでという制約あり。家でいろいろ工夫して「これでだいたい20kg弱だろ!」と持っていくと見事に19.6kgと17.4kg!!ビンゴ!その荷物は今日無事に着きました。早いし安いしなかなかいいですよ。ネットで追跡もできるし。


引越しを終えて、再度カールミュンツに行き、Zum Goldene Loewenで食事。ルーバー夫人、前回の訪問を覚えていてくれてしばし歓談。「来週帰るんです」というと、「え~!じゃぁスピリットかビールがごちそうするから呑んでいきなさい!」とうれしいお誘い。車だったのでお断りしましたが、硬く握手し再会を約しました。「また来ます!」というと「来年にはね!」とうれしいお言葉。


次は研究室の仲間。写真集とCDをもらい、メンバー1人づつと、またも硬く握手&抱擁。「次はドレスデンで会おう!」と異動したメンバー。「ここよりもドレスデンのほうが、すこ~しだけ近いだろ!」と。確かに!特に親しかったRさんとG君はお互い分かれがたい感じ。さらにリーダーG氏は日本から帰ってきたU氏と3人で別にブランチを取って(これまでも散々いろいろおしゃべりしてきたにもかかわらず)4時間くらいしゃべってきた。あぁ別れは辛いなぁ。でも「来てくれてありがとう」といわれ、むしろお世話になりっぱなしの私はもう感激・・・。


そんなこんなで帰国前日はミュンヘンでマイスタージンガー。オペラフェスの最終日だったのですが、とにかくニュルンベルグでファンになったK.F.Vogtの圧倒的ともいえるパフォーマンスにしびれまくりました。ザックス役のローターリングとエヴァ役のニールンドにブーイングが飛んだのが厳しすぎると思ったくらいのすばらしいパフォーマンスだったと思います。特に3幕のあの五重唱以降は本当にあっという間。最後を飾るにふさわしいオペラでした。


で、帰国。機内では高校サッカー優勝経験のある滋賀の高校サッカー部のメンバーも一緒。ドイツで合宿かぁ。いいなぁ。関空に着くと日本の空気の粘性の高さに閉口。さらにデスクの上の書類の山にさらに閉口。


以上。帰ってきた翌日に、既にドイツに帰りたくなった。あぁまた行きたいなぁ。ともかく滞独日誌はこれにて終了!



帰国しました

昨日、帰国しました。


台風のせいで名古屋着になるかと思いましたが、なんとか。日本は暑いですね。最後の数日、いろいろといい経験ができました。詳細はまたまとめます。


取り急ぎ報告まで。

疲れた

怒ったり、笑ったり、シンミリしたり、喜んだり。いそがしい一日だった。食欲もなく1食(といえるのかどうかもわからないくらい少し)だけ。


今日はラインの黄金。指揮者でオケの音って変わる、を実感。鈍い金属光沢の重~い音だ。

バイロイト・感想戦

今日はバイロイトは休みみたい。明日がラインの黄金だかタンホイザーだかの日。


で、3幕まで聴いての感想戦。終演後のブロボーvsブーの比率が逆転し3:6くらいだったということは「演出はダメだが歌手はガンバッタ」という理解でいいんでしょうかね。実際、歌手のカーテンコールはブラボーほとんどだったし。BR4のHPで演出の様子を垣間見るに、よくある現代テイストでなんとかまとめようとした、でも結局最後で帳尻があわなくて破綻した、というパターンか。小ざかしい秀才気取りが、いろいろ研究した挙句になにか「自分らしさ」を出そうとして失敗する、という感じみたいに思えました。


演出の問題もあるけど、歌手のセレクションもどうなの~?という感じ。やはりHawlata(昨日の記事はスペルミス。許せ)はザックスではダメでしょう~。スケールが小さいし田舎臭いだけで大人の品格というものがない。どうもHawlataを聴くといつもオックス男爵がオーバーラップしてだめだ。実際彼のオックス男爵はなかなかいい!と思っているのだけれど。エヴァもなぁ・・・。知らない人だけど、なんか華がないよなぁ。容姿もスタイルも声も・・・(全部かよ)。Vogtがマジメで堅物で生硬なワルターを熱演しているのに、なんかジミ~な人がでてきてもなぁ、と思ってしまいます。


オケのほうは概ね力演だったとは思うんだけれど、なんか最後の一押しがないような。たとえるなら「ノーアウト満塁、クリーンアップに回ったのに、犠牲フライで1点だけ」みたいな不完全燃焼感があるんだよなぁ。音形とか旋律とか和音とかの彫りの深さがたらなくてどこか緩んでいて、しばらくたってくたびれたカマンベールチーズみたいに輪郭がぼやけているという、まぁWeigleらしい演奏だったな、と。彼に来年のオファーはあるんだろうか。大植みたいにきられるのでは?あ、でもドイツ人だから大丈夫か。


ということでボロクソ書いたわけですが、それでも楽しめたのは楽しめた。やっぱり名曲は名曲。焦点の合わないむこうがわにも何か本質がある。



バイロイト・追記

アイロンをかけながら聴いていたのですが(所帯じみている・・・)、これ、演出がカタリーナ・ワーグナーなんですね。どっちの娘?Wolfgangでしたっけ?


1幕も2幕もおおむね好意的な拍手だったように思います。というか熱狂的な8割とブーイングの1割という感じかな。幕間にカタリーナ・ワーグナーのインタビューが放送されていましたが、「喜劇という分類は間違っている。たしかにベックメッサーはいささか喜劇的ではあるけれども。」「エヴァは基本的に自由な人間でそこを強調したい」とかなんとか言っていたように聴こえました。しかし声の割れた汚い声のオバサンですね・・・(苦笑)。タバコすいすぎなの?ワーグナーって声汚かったの?カラヤンみたいに。インタビューの内容はわりに簡単なドイツ語でいいんですが、なんか態度悪いというか柄の悪いおばさん、という感じだなぁ。


歌手のほうはF.Hawrataのザックスはなんか小物っぽくて個人的にはすきではないなぁ。Roteringのほうがよいと思う。ベストはJ.Morrisかな。


休憩がジャスト1時間もあるのも驚き。あの何にもないところで1時間休憩するのもラクではないでしょうね。外にお店とかでるのかな・・・?




バイロイト開幕

今日から開幕です。オープニングは新演出のマイスタージンガー。たぶん今の時点でワーグナーで一番好きなオペラです。いやぁ、やっぱりC-durの全音階っていいなぁ(笑い)。トリスタンも黄昏もそりゃいいけど陰陰滅滅としてくるし・・・。トリスタンなんか歌詞がある意味あるのかな、というくらいひたすら独り言だし(そうではないんだけどそう思える)。ストーリーがあって明るくて綺麗に各幕が終わるのはいいですよ、やっぱり!


驚くことではないのでしょうが、オープニングということもあってFMで実況しています。指揮はS.Weigle。9年前にベルリンでややモサモサしたセヴィリアの理髪師を見ましたが、まさかここまで出世するとは(笑い)。モサモサ感は相変わらずですが・・・。ワルターが例のVogt。これははまり役でしょう。いいです。まだ1幕おわったばかりですが、期待できます。これから長い長い休み。まだまだ続きます。

既に秋?

今朝起きてカーテンを開けると、空が高かった。日の光も若干弱かった。気温も最高で18度だそうだし、ひょっとして「既に秋」???


それでもバスの中でみかける学生は薄着だ。タンクトップやTシャツはざら。長袖の自分は若干浮いているかも・・・(笑い)。自分は明らかに暑いのがダメで、夏季に限っては日本では積極的に環境破壊している。寒いのはわりに大丈夫。でもドイツ人の寒さへの耐性ときたらまったく桁違い。このドイツ人でさえ寒くて往生する(した)ロシアってのはどんなところなのか?


全然関係ないが不愉快な話。この前信号を渡っていて赤になったので急いで走って渡っていたら、すぐに進んできてBMWがあり、それをよけながら(手で軽く合図して)前を横切るとオッサンが「この中国人め!」みたいな暴言を。瞬間沸騰して思い切り中指立ててやった(苦笑)。ああいう連中は言わないと分からないし。別に喧嘩になってもいいし。出るところに出たら自分に勝てるヤツなんてこの街に50人もいないでしょう。もちろん警察か法廷で、だけれど(力勝負になったら今度は自分が勝てるヤツが50人いるかどうかだ(笑い))。バイエルンはこういう保守っぽいところがちょっとイヤ。ちょっといい加減だし。バーデン=ヴュルテンブルグのほうがこの点では進歩的で堅実でいい。(精神的に)中流以上の民度は同じなんだけれど、精神的下層階級の民度はバイエルンのほうが低いな。