楕円球空間 -132ページ目

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なかなか更新できないがとにかく忙しいのだ。


9月1日 親友K.H.氏ご夫妻と会食。奥様で法科大学院生でもあるCさんが研修で欧州に行く、と聞きまたぞろ欧州熱が発生。


9月2日 ようやくの休日。


9月3日 3年半続く大型Pjの説明会と懇親会。統括にも期待してもらっているようで、うれしいような苦しいような。説明会前にはブログでお知り合いになったEさんと、Eさんの友人で以前のオケ仲間でもあるMさんというネット時代ならではのメンバーで食事。Eさんは初めてお目にかかるのだが、ブログの雰囲気そのままの知的でマジメでそれでいて控えめな素敵な方。Mさんと私は旧知なので昔のノリでどんどんと話のペースが上り、Eさんに申し訳なかった、と反省。夜は帰宅せずにそのまま最終便で北海道へ。


9月4日 授賞式に出て講演もした。講演のほうは一般講演だしあまり人がいない(9人はいるかな、という悪い冗談まで)と思っていたのに50人くらいはいたのでちょっと驚く。


9月5日 学会終了後、共同研究先の企業と会食。なんどやってもああいう接待の場は辛い。これが海外の大学の先生とかだと研究だけでなく、文化や歴史、音楽など多岐に渡る話題で楽しいのだが・・・。おまけに新しくメンバーに参加した初対面の某氏が微妙に無礼で終宴後はさらにイヤな気分に。


9月6日 共同研究先の発表を一応チェック。その後シンポなどをハシゴして、夜は高校時代からの親友と会食。実は10年ぶりくらいの再会なのだが、親友の変わらなさぶりに驚愕。本当に高校時代と全く変わらない・・・・。まぁ自分もわりと童顔なので人のことはいえないのだが、彼はそういうわけではなかったのに変わらない。すごいことだ。やはり人生や仕事に対する情熱や信念が変わらず、精神的に磨耗していない、ということだ。


9月7日 午後に受賞講演。台風が接近しているので飛行機を繰り上げて辛うじて脱出。


9月8日 workshop参加のためイタリアへ。これがあるので7日のうちに帰らないといけなかった。


9月9日 workshop開始。自分としては積極的にいろいろ質問し、ロビートークでもいろいろな人と話す。どうもオーガナイザーが自分の研究をよく知っていてそれで歓待してくれた。あとアメリカの大学で博士の学生をやっている日本人にも声をかけられる。自分の論文を随分チェックしているようでうれしいような恥ずかしいような。11月に彼の大学を訪問することに。


9月10日 研究上のライバル(と言っていいのか?不遜かも)にポスターセッションでネチネチとからまれる。あまり人間的にいい話を聞いていない人だったが、やはり・・・・、という感じ。とにかく攻撃的で上から目線で自分としては大の苦手。成果についても棲み分け可能なのに、どうしても自分が成果を全部とらないと気に入らないらしい。


9月11日 自分の発表。25分。近年ではかなりいいデキ。講演後もMITの教授に「excellent talk」と褒められうれしい。MIT訪問もその場で確定。こことはうまく成果の棲み分けできて議論も建設的なのになぁ。あのオランダ人はキライだ。もっともMITの教授はインド人で自分史上初の「仲良くできる」インド人発見なわけだが。夜はうちの研究室のメンバーに、さらに親しくしているS先生、博士の学生と5人でおいしいワインと料理を堪能。5人で死ぬほど飲み食いして1人30ユーロは信じられない安さ。


9月12日 やや二日酔い(自爆)で帰国の途へ。


9月13日 帰国。そのまま学生の論文の最終修正。事務仕事などを在宅勤務。体調は相当に悪い。明らかに蓄積疲労だ。


で、明日は東京で講演。12時から学会事務関連の会議があるんだが、朝の体調次第でサボろうかなぁ。

最近読んだ本から

「失言に見る政治家の品格」

大笑いしてやがて悲しき、という本。悲しいというか、情けない、という感じ。日本の政治家の失言後の謝罪にはまるでマニュアルがあるかのように同じ。謝罪にいたるパターンも同じ(まずは「マスコミによって歪曲された」(否定)。つぎに「前後のコンテクストを無視して伝えられた」。さらに「そういう意味で言ったのではないが、誤解を与えたなら謝罪する」、というもの)。ずっと同じパターンで、しかも失言に知性も理性もなく爆笑できるんですが、そのうちだんだん情けなくなり暗くなります。


「イタリアマフィア」

ゴッドファーザーで美化されがち(?)なマフィアの世界をきちんとした取材から、いかに残酷で汚い世界かを(さらにイタリアの政治・経済・宗教がいかに腐っていたか)を明らかにした本。力作です。


「甲子園が割れた日」

”あの”松井の5敬遠に関するスポーツノンフィクション。「勝負」に拘った明徳、「野球」に拘った星稜。立場・思想の違う者同士の不幸な邂逅、という感じです。著者はどちらの立場に与することもなく淡々とした筆致で書き進めます。ただ読後感を言えば、明徳の選手たちは結局野球を通じて人生・社会について学ぶことはなかったな、という感じです。ひたすら勝負にだけ拘泥した結果、人生においても勝負(社会人となった今は要するに収入)にのみ拘る。人生を広く、豊かにした、という点で星稜の選手たちのほうが一歩たかい位置にいるように思いました。それにしても松井の大きさ、というものを再確認した本でもありました。

楕円球の季節

今年はワールドカップイヤー。盛り上がるか、と思ったが・・・。


日本代表は前任のア○コーチを解任し、カーワンをヘッドにしたまではよかったが、どうも今回も運に見放されているような・・・。大畑・アレジ・安藤と核になる選手が次々と離脱し、マーシュも不参加(でしたよね?)。カナダとフィジーに接戦でついていってどちらかに勝てればもう大成功、という感じではないでしょうかね。豪州にはヘタすると100点ゲーム、ウェールズにも70点くらいは取られそうだ。


といい話題のない代表。一方、高校は去年から本紙大注目の伏見工業FBの井口は今年は主将になり春の選抜も優勝。高校ジャパンにも(やっと)選ばれ、と順調のようでなにより。今年こそ成章に勝って花園であの豪脚を見せてほしい。あとは進学先、早稲田には行くなよ~(笑い)。


大学は早稲田が意外にもFWがまとまって強いらしい。ジンクスでいくと今年は早稲田が日本一になるはず。関東は(たぶん)FWの整備が遅れているのでしょう。あとはHB団かな。


楕円球スポーツといえばラグビーだけでなくアメフトも。今年は古くなったビデオデッキを捨ててHDDレコーダーを蛮勇ふるって購入したのでNFLを追いかけることも増えそう。NFLといえば日本人初のプレーヤーになれるかもしれない木下がいるファルコンズ。よりによってエースQBが闘犬・賭博・動物虐待(弱い犬を殺した、とか)で収監されそうですが、ちょっとこれってどうなのかなぁ、と。そりゃ動物虐待は許されないし賭博も褒められた話しではないけど、アメリカの論調をみると「そもそも闘犬なんてやるのが許しがたい」という感じらしい。動物の殺し合い(実際は戦うだけだろうが)を見て楽しむなんて人間とは思えない、というようなのだが、事がアメリカだけにちょっと複雑な心境。だいたい、犬を殺すのはだめでアラブ人を殺すのはいいのかねぇ、と言いたくなる。矛盾が多くてうわべだけの潔癖に過剰に拘る国ですよね、なんだか。

いきなり多忙

先週末に誕生日を迎え、30代の最後に向けて更なる充実を誓った私。しかしその誓いの実行を妨げるように次々と仕事が・・・(苦笑)。自分の知能を発展させる時間がない。


まずは投稿論文修正の最終確認。レフリーが2人つき、1人は手放しでOK(それもどうかと思うが)、もう1人は相当に懐疑的で「新しい物理がない」「再現性はどうなのか」「何個素子を作ったか」などなどブルーにさせられるコメント。ともかく「手放しOK」さんのお陰でrejectは免れているので頑張って直した。なんとか共著者の意見も収束しレフリーへの手紙(6ページにもなった。データをたくさんつけたからだけど)もほぼ完成。今週中には再投稿可能か。


次が学科の成果発表会。教官が揃って自分の研究成果を報告する、という見方によっては怖い会。自分は幸い怖い思いをしたことはないが、そういうシーンはあった。怖くて書けないような・・・(苦笑)。今年は自分は発表がないのでいろいろな話をノンビリ聴いていたけど、それにしても強相関系ってのは自分と風合いが合わないなぁ、としみじみ。元素粒子屋としては(組み合せの妙というのがあるにせよ)、いろんな材料をめったやたらに組み合わせて機能発現、というのは、ハミルトニアンに摂動項をガンガン入れまくっているようで落ち着きが悪いです。まぁ誤解あるかもしれませんけど。


他には疲労で親不知が腫れて大変。薬を3日飲んで少しよくなりましたけど・・・。


今日は朝から共同研究の打ち合わせ。技術的な課題ではない事務的な課題が突如発現してしまい、かなり暗い気持ちで終了。企業研究って怖いですね。まぁ経験上こういうケースが十分ありうるのは知っていましたが・・・。


明日は研究室の発表練習会。自分も久々にやります。スライド作らないと。


といろいろな課題を抱えながら来週からの学会行脚がスタートです。

やはり「魔物」は棲んでいた

甲子園にいる、といわれる「魔物」。やはり棲んでいたのか、という印象です。


広陵からすれば100%勝ちゲームだったのに、というところで「試合に勝って勝負に負けた」感が強いと思います。佐賀北は本当にワンチャンスだったところで最高の打者に回ってきたというツキがありました。あえて言えば押し出しのボールは誤審だと思いますが、まだ3点差。ホームランを打たれたボールは本当に唯一の失投で(帰宅後ビデオで確認)、それを逃さず打った副島が素晴らしい、ということでしょうか。野村投手はそれまであまりに順調に行き過ぎたか・・・?


佐賀北は「一番強いチーム」ではなかったですが、「一番精神力が強いチーム」の1つであったことは事実で、優勝の価値は変わりません。精神力の強さは、自信をもつ体力からきているようでこの辺は研究にも通じる部分がある。この精神力が中盤、あれだけ押し捲られていながら最小の失点で抑えることに通じ、結局それがワンサイドゲームになりかけた試合にもかかわらず最後の逆転に繋がったと確信しています。


ということで小粒な大会はもつれる、という本紙予想通り、最後までもつれた大会でした。最終章は全くのノーマーク、無印の佐賀北の優勝、ということで記憶に残る大会でした。

明日、決勝

予想はよく外れる今大会ですが、菊川があっさり敗退したのには驚きました。序盤にボールの見極めができなかったようですが、終盤粘ったもののそれまでの負債が大きすぎたか。


それにしても快進撃なのが佐賀北。こちらは予想通り勝ちましたが少ない安打数できっちり勝つあたり高校野球の真髄を会得しているか。


明日、決勝です。菊川-佐賀北だと数年前の選抜決勝(横浜-清峰)を思い出させるような試合になりそうだったのですが、広陵相手なら苦戦するでしょうがボロ負けもないか?もう予想云々でなく佐賀北に優勝してほしい、と思い切り身びいきします。勝機をつかむには帝京戦同様、先制して馬場が中盤までがんばりリードしたまま久保(まだ無失点)に継投、という必勝パターンにはめこむしか。広陵は野村の一枚看板なので(今日の後半バテただけに)勝機あり、ではないでしょうか?打線はボールになるスライダーの見極めがポイントか、と。


明日実況は見られませんが録画しようかな。


「ある秘密」フィリップ・グランベール

短い上にさっと読める透明感のある文体ながら、内容は重いです。フィクションであるならば、「出来すぎ」「やりすぎ」と受け止められがちなストーリーですが、これがほぼ自伝、となると文体もストーリーも全く意味合いが変わってきます。こういう話を構築する難しさ、というものがあると思うのですが、これに関して言えばその困難さをある程度克服できているように思います。ナチ関連の文学は星の数ほどあり、玉石混交だとも思うのですが、これは石ではないように思いました。1つ1つの挿話に事実をベースにしたずしりとした、またざらっとした感触があります。フランスの高校生が「ゴンクール賞」候補作から選ぶ「高校生のためのゴンクール賞」受賞作です。

甲子園・準決勝へ

佐賀北は、何か神懸り的なものがありましたね・・・・。佐賀北が勝つにはこの展開、という予想は当たったもののまさか勝つとは。しかも延長からは完全な負けパターンで、やはり高校野球には精神力が重要、という手本のような試合でした。帝京は準決勝の組み合わせが良かっただけに悔しいでしょうね。選抜も優勝の流れだったのにチャンスを逃し、運に恵まれないチームだったのかも。そう、精神力だけじゃなく運も重要ですね。


広陵はまぁ順当か。


長崎日大はエースが頑張りましたね。揚志館はエースの不調をさすがにごまかせなかったか。


大垣日大、応援していたのですが常葉菊川は本当に強いですね・・・・。打線に迫力があります。


で、準決勝。


常葉菊川-広陵

初回に野村を潰せれば菊川が一気に勝つような気がします。全般に打線も投手力も集中力もやや菊川が有利か?いづれにせよこの試合が事実上の決勝だと思います。


佐賀北-長崎日大

日程的にも投手が2枚ある面でも勢いでも佐賀北が有利か?ただそろそろ久保の無失点も途切れそうで・・・。去年の早実・斉藤のように驚異的なスタミナがあることを祈ります。個人的には佐賀北を応援しているので(くどい)、勝ってほしい。どうでもいいですが、久保投手、はなわに似ていますね。佐賀の顔ってああなんだろうか・・・・。


甲子園・8強

順に予想。左が勝ちです。


帝京-佐賀北

個人的に高感度一番の佐賀北ですが、流石に厳しいか?先制して、なおかつ久保が出てくるまでリードを保つことが絶対条件。逆にこの展開に持ち込めば面白いかも。


広陵-今治西

これも今治の熊代君を応援しているのですが、広陵の完成度が高いか。今治は序盤に2,3点リードしておければ勝機あり。


長崎日大-揚志館

打ち合いを制したほうが勝つ?長崎はエースがバテ気味。揚志館はエースの調子が上らない。どちらが自分のペースになるかどうか?ここは予想難しい。


大垣日大-菊川

菊川はまけるとすればここか?逆にここを抜ければ準決勝で帝京にあたらないかぎり決勝にいけそう。森田が元気な大垣がやや有利と思うが、菊川はすばらしい勝ち方をしてベスト8に来ている勢いがあるので予想は難しい。ともかく準々決勝屈指の好カード。まぁ選抜決勝の再戦だから当たり前か。

甲子園・3回戦

予想通り、引き締まった接戦が続いています。


本紙予想の帝京は順当に3回戦へ。常葉菊川は現在苦戦中。やはりこの辺で足をすくわれるか?(日南が勝つと予想した人はすくないはず)。仙台育英は本紙予想通り2回戦で敗退。やはり打てない打線が佐藤にプレッシャーをかけてしまいましたね。実は休みだったので1回表裏だけ見ていました。仙台育英の雑な攻撃に「負ける」と予想して外出したのですが、ズバリ的中。


全般にいい投手が多く、高校野球らしい試合で非常に堪能しています。今残っている投手でも


森田(大垣日大)・永井(新潟明訓)・垣ガ原(帝京)・久保(佐賀北)・浦口(長崎日大)・田中(常葉菊川)・甲斐(揚志館)・佐々木(前橋商業)・佐藤(文星芸大付属)・熊代(今治西)・野村(広陵)


あたりは素晴らしい。負けてしまったほうでは


佐藤(仙台育英)・石井(青森山田)・勘米良(創価)・清原(常総学院)


他に名前を忘れたけど桜井や星稜のエースなんかも。プロで通用するのは少ないでしょうが、質は高いなぁ。明日の準々決勝組み合せで或る程度優勝がみえてくると思います。優勝予測はそのときにでも。