先週はスランプで失礼しました。文芸は門前払い、でしたので気を取り直して、毒食わば皿まで、…まあご覧ください。
21
文藝
雑俳、和歌、三ツ物
それに回文……
蛍、夜を舞ひゆけり
猫智慧消えず———
地震倦で音せぬ室へ
ざふはい、わか、みつもの
それに めぐらしあや……
ほたる、よ を まひゆけり
ねこぢゑ きえず———
なゐ うんで おと せぬ むろへ
俳諧・俳文・短歌・三ツ物、それらそれぞれの回文型式、いろいろな種類のホタルがそれぞれの夜を謳歌している。
他方、文芸界の地震で委縮した浅知恵の主は、部屋の奥へ引き籠って夜明けを出て来ようともしないのは情けない。あ~スランプ…
(『猫背)は辞書にありましたけど、「猫智慧」はありませんでした)
回文(たみあや):読み下しと逆読みがおなじ文。回文。めぐらしぶみ。
回文俳句の例を一句———
●怪我の気が回文阿弥陀影の蔭
———けがのけが たみあやあみだ かげのかげ
怪我(けが):思いがけない事態。もののはずみ。偶然。「怪我」は当て字。
回文(たみあや):「廻(た)む・回(た)む」ぐるりとまわる。動詞マ上二段。めぐる。まわる。まがる。「沖つ鳥鴨といふ舟は也良の埼回みて漕ぎ来と聞え来ぬかも/万三八六七」「岡崎の回みたる道を人な通ひそ/万二三六三」
影(かげ):シャドー。
蔭(かげ):シルエット。
●回文は影身(かげみ)の如し。なにかの折にひょいと現れる。常に存在しているのに形を見せない阿弥陀様だ。
寒いですね。どちらさまも感冒に気を付けて……
ほんとうにごめんなさい。ちょっと油断をして間脳に錆が来たらしいです。
いろは48文字を1回だけ使って現代詩を作っています。今回はいい題材を見つけたので張り切ったのですが、……
〈使っている鍬は光る〉ほんとうにそうですね。使わないで大事にしまっておく…これ、いけないことなのですね。『江戸切絵』は見たこともないのに見たことがあることにして詠もうとした。これが原因。筆が渋滞しました。パスします。バーチカルでは通用しないこともあるのですね。
江戸切絵(構想中 ○未)
奉書・鳥の子・杉原(すいばら)などの和紙を二ツ折(ふたつをり)して作る…などいろいろ調べて材料が集まったところですが…
江戸(えど)は切紙絵(きりかみえ)小屋居(こやゐ)
材料を書き出して……
そこでストップ……
ブログの埋め草に、11~20のこれまでの『題』を列記します。
11 旅籠の娘
12 影武者
13 耶蘇
【番外】去年今年 二篇
14 新年
15 牛膝
16 おしどり
17 草夾竹桃
18 夏鶯
19 鶉
20 江戸切絵 (制作中) 未完成
20
中国の詩に題材を採りました。
猫はネズミを捕ることを忘れ人間は借金あることを忘れる、と漱石がボヤいた晩春の陽気。 ぼおっとしていることが、文人の至福。春が待たれますねえ。
19
鶉
田鼠(でんそ)化(くわ)し 鴽(うづら)とか
覚えずなる恵(ゑ)めき。
猫よ———
朝陽、 御室に乗り
まち犬———
夕はや桶へ背もたれ居
でんそ くわし うづら とか
おぼえずなる ゑ めき
ねこよ……
あさひ、みむろ に のり
まちいぬ……
ゆふ はや をけ へ せもたれゐ
田鼠(でんそ):もぐらの別称。鴽(じょ)は、鶉(うずら)に似たフナシウズラでウズラの様な斑紋がない。
田鼠化し鴽となる(でんそかしうずらとなる):中国の「呂氏春秋」「礼記」にある詞で、晩春の陽気に浮かされてモグラがウズラに変じるという洒落た意味です。七十二候の一つで、二十四節気の「清明」の第二候で、4月10日から14日頃にあたる季語です。
覚えず(おぼえず):うっかり。いつの間にか。おもわず。
御室(みむろ):①貴人の住居を敬って言う語。②神を安置する室。神社。
早桶(はやおけ):棺桶。
うとうと眠気を催す陽気。浮かれてモグラがウズラになるというが…いつの間にかのんびりした気分になっている。
猫は朝からちゃっかり分限者のペットの座を確保しているし、犬ははやばやと夕方には静かな寝床———といっても、まあ空いている棺桶のことだがね、確保している、のさ。じゃあおやすみ、Z Z Z…
冬は寒くていやですね。インフルエンザにかからぬように…
猫はネズミを捕ることを忘れ人間は借金あることを忘れる、と漱石がボヤいた晩春の陽気。 ぼおっとしていることが、文人の至福。春が待たれますねえ。
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鶉
田鼠(でんそ)化(くわ)し 鴽(うづら)とか
覚えずなる恵(ゑ)めき。
猫よ———
朝陽、 御室に乗り
まち犬———
夕はや桶へ背もたれ居
でんそ くわし うづら とか
おぼえずなる ゑ めき
ねこよ……
あさひ、みむろ に のり
まちいぬ……
ゆふ はや をけ へ せもたれゐ
田鼠(でんそ):もぐらの別称。鴽(じょ)は、鶉(うずら)に似たフナシウズラでウズラの様な斑紋がない。
田鼠化し鴽となる(でんそかしうずらとなる):中国の「呂氏春秋」「礼記」にある詞で、晩春の陽気に浮かされてモグラがウズラに変じるという洒落た意味です。七十二候の一つで、二十四節気の「清明」の第二候で、4月10日から14日頃にあたる季語です。
覚えず(おぼえず):うっかり。いつの間にか。おもわず。
御室(みむろ):①貴人の住居を敬って言う語。②神を安置する室。神社。
早桶(はやおけ):棺桶。
うとうと眠気を催す陽気。浮かれてモグラがウズラになるというが…いつの間にかのんびりした気分になっている。
猫は朝からちゃっかり分限者のペットの座を確保しているし、犬ははやばやと夕方には静かな寝床———といっても、まあ空いている棺桶のことだがね、確保している、のさ。じゃあおやすみ、Z Z Z…
冬は寒くていやですね。インフルエンザにかからぬように…
