壁際鉄道 出展改造3のはずが… | レールは、こころをつなぐ道。

来年3月に開催される「みんなの水彩夢広場 」の集客イベントに出展 するにあたり更に見直をした所、列車走行で気になる点が…

出展用レイアウト。
複線化されている本線だが、追い越しできるのは図の左辺の井中駅だけでおまけに一番外側の3番線で退避すると、通過できる1・2番線は両端のダブルスリップポイントで線路を共用するので内・外回り線で自由な運転をすると衝突の可能性がある。


留置を1・2番線のどちらかにするとこの問題は解消するが、そこ以外の場所では追い越しができず、内・外回りどちらかは本線上ではなく下辺の犬吠駅2番線や一の橋駅機回し線などの待避線に一旦引き込む必要があり、出展では鷲羽鉄道からの乗り入れも想定されるので内外回り共に追い越しできる様に改造する事にした。


考えたのは右辺の一の橋駅の機回し線を利用して、出展用挿入区間(水色部)右上の部分に機回し線から内回り線への渡りポイントを設置する案だった。
しかしそれでは出展時以外メリットがなく投資効果が低いので自室常設時にも使用できるようにと本線改良工事に変更した。


現地をよくよく眺めると一の橋駅を出て井中駅方向への90度カーブは複線化時の改造 で一旦線路一つ分外側へ出ていて、内側へ戻すS字カーブの後では、一の橋機回し線から出た最内側の2010年出展用渡り線 (通常は車止設置↓)の90度カーブ延長上に内回り線が位置している上に、自室ではその先の旧渡り線の直線区間は設置していないので廃線とし、この交点にポイントを設置できないか検討した。


レールは、こころをつなぐ道。-環状線仕様


90度カーブから続くS字カーブは右方向の一の橋駅側から曲線C243-15°+ 直線S70+曲線C280-15°で構成されていて、左側のC280付近を左分岐ポイントPL541-15と分岐先をS33に置き換えても計算上横方向複線間の寸法差は1ミリ以下となり、直線方向の差はバリアブルレールで吸収できるのでこの方法で進めることとした。


レールは、こころをつなぐ道。-今回のギミック


角のユニットは↑手前右端の小さな45度カーブユニットと接続してい105度カーブを構成していた15度カーブを撤去しC243-45に置き換え外2線と同じく90度カーブとしそれに合わせて両ユニットに発泡ボードで製作したベースユニットを貼り付けた。

レールは、こころをつなぐ道。

一方複線S字ユニット内回り線は左方向井中駅側からV70の次のS70をS33に置き換えその次に左分岐ポイントPL541-15を配置し分岐側は前述の通りS33を、直進側はS140+V70を配置した。


レールは、こころをつなぐ道。

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レールは、こころをつなぐ道。


結局前回の井中駅工事 も今回の工事も出展改造ではなく常設用改良工事となったのである。