立身出世を求めない人にとって学ぶ目的はあるのか 「ライフスキル」「福祉(wellfare)」から | 母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

母親ひとり親の医療の学校の受験・修学手助けします

学資・生活費・修学の相談から受験トレーニングまで。オトナ、特に母親ひとり親が「自立できる資格がとれる学校に入る」手助けをします。合格報酬・延べ払い制(交通費・雑費・入試受験料は自己負担)問い合わせは tkano0222@gmail.com、Line公式ID@026nzpas

みんなが同じように競争する。

一見、競争は正しそうに思えますが

競争が好きでない人や

立身出世を望まない人にとっては

競争のための学びは大変居心地の悪いものです。

 

わたしはよりよく学ぶためには高等(才能)教育と普通(能力)教育を区別する必要があると考えています。

教育には能力教育と才能教育があります 意味のない競争を強制されなければ子どもたちも楽になります

 

だから

わたしは競争したい人はすればいいし

競争したくない人は競争を強制されないことが基本だと考えます。

 

人と競わず

当たり前の働き方をして

当たり前の暮らしをしたい

そんな生き方もできることが必要です。

 

それは一言で言えば「よく生きること」です。

日本では「福祉」は施しと誤解されていますが

本来の「福祉(wellfare)」が意味するところは文字通り「よく生きること」ことです。

最低限度の生活の保障や貧困な人への援助は福祉の目的ではなく

おのおのが「よく生きること」ことを求めるための手段です。

欧州では教育はその人その人が福祉を実現する手段だと考えています。

「福祉(welfare)とはよりよく生きること」 だから、教育の目的は福祉である オランダの公教育

 

困ったときには相身互いで

苦しいときには支えてもらい

稼げるようになれば誰かを支える。

 

これは日本でも自然に行われていることです。

災害が起きれば私財で助け合いをしています。

しかし

EU諸国、特に北欧諸国の考えは

普段の生活から税金を使って助け合いをするという考え方です。

 

ただ

みんなが「よく生きる」ためには

基本、やっぱりみんながそれだけの稼ぎをする必要があります。

だから

優れた人は自分の才能を活かし稼ぎ

普通の人は自分たちを支えるぐらいの稼ぎができなくてはなりません。

 

ずばり

その能力を持つためには学ぶことが必要です。

子どもたちが学ぶ理由

オトナが学ぶ理由はそこにあります

 

まず、自分の生活のレベルを上げるために学びが必要です。

でも、多くの子どもたちやオトナたちは学ぶ習慣をもてません。

そのための手段として

「ライフスキル」精神論ではなく具体的な技術としてよい習慣を身につけることができます。

生まれ育ちが不利な人でも

いい習慣をつくっていくことができます。

 

欧米では自立を「人のあり方」ではなく「ライフスキル」という訓練で目指します

 

そして

多くの人が生活のレベルを上げることができれば

多くの人がそれで生きる手助けを受けることができます。

 

情けは人のためならず。

「自分の行いは回り回って自分に還ってきます」