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小学生のころのように<朝顔>を育ててみませんか?和田秀樹「高齢者施設では1人1鉢、植物を栽培していて…」

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婦人公論.jp

(写真提供:PhotoAC)

 

「『日々、ためす、楽しむ』。

 

これこそが、若々しさの秘訣です」

 

そう語るのは、著者累計1000万部を超えるベストセラー作家であり、長年高齢者医療の現場に携わる精神科医・和田秀樹先生。そんな和田先生の著書『60歳からはわたしらしく若返る: 一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』から一部引用・再編集し、「脳・心・体に自信を持ち続けるために取り入れたいこと」を、当連載にてご提案します。

 

今回のテーマは「朝顔を育てて心身を健やかにする」です。

 

  【写真】「奥さんへの依存で夫婦関係は悪化する。本当に助け合わないといけなくなるまでは別行動すべし」と語る和田先生 

 

* * * * * * * 

 

◆朝顔を育てて心身を健やかにする

 

 小学生のころ、学校の授業で朝顔を育てたことがあるでしょう。

 

 夏休みになると、自分の鉢を持ち帰り、夏休みが終わるころには種を収穫したという人も多いのではないでしょうか。

 

 実は、高齢者施設では1人1鉢の植物栽培を実施し、たくさんの心身の健康効果が得られています。

 

 コツは3点。

 

『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(著:和田秀樹/日本文芸社)

 

◆植物栽培のコツ

 

 (1)なじみがあり、花が咲くなど変化のある植物がよい

 

 (2)1人1鉢を育てることで、植物に対する愛着が湧く

 

 (3)栽培仲間がいることで、コミュニケーション効果が高まる

 

 つまり、多くの人が栽培経験のある朝顔はぴったり。

 

(写真提供:PhotoAC)

 

◆早起きして花を眺める

 

 小学生時代のように、家族や友だちと一緒に栽培を楽しみましょう。

 

 記憶が呼び起こされ、懐かしいという感覚が精神的な癒やしにもなるでしょう。

 

 朝顔の花は早朝に咲きます。 早起きして、太陽の光を浴びながら花を眺めれば、セロトニンの分泌もアップし、生活リズムも自然とよくなるでしょう。

 

 ※本稿は、『60歳からはわたしらしく若返る:一生、元気に美しく年を重ねられる365のヒント』(日本文芸社)の一部を再編集したものです。

 

和田秀樹

 

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