腐男子、彼氏、進行中。 -55ページ目

腐男子への道 その2-2

「鋼の錬金術師」で思い出したのですが、彼氏は漫画を読んだらそれに影響されやすい。

ハガレンを読んでいる間は「等価交換」としきりに言っていた。

さらに、酔っぱらって寝ているときに

「…んー。それはアル*1に聞いて~。」
(本人記憶なし)

と寝言。

はい?

私に、何を、誰に聞けと?

不老不死についてですか?
ウロボロスのマークのついた人に聞けばいいんですか?

ていうか、うちだからいいですけど、それ

出張先とかでやったらどうすんですか?

とても心配です。

それから、もう一つ
ハガレン同人ではエド女体化が流行ってるって本当ですか?

(それでロイ×エド)


本を友達がくれたんですが、

それにも彼が興味をもつのではないか今から心配です。




*1アル「鋼の錬金術師」月刊コミックガンガンが売れるようになった、超大作。あのるろ剣の作者が「武装錬金」を錬金術ブームを作りだしたことでも有名。主人公、エドワード=エルリック(エド)は、弟のアルフォンス=エルリック(アル)と供に、死んだ母親を生き返らせたい一心で禁忌の蘇生を行い、失敗。失敗の代償として、エドは片腕片足を、アルは体ごと無くしてしまう。
アルは魂だけ、近くにあった鎧にとどめ、二人は無くした体と錬金術の秘密を求め、いろいろな陰謀に巻き込まれながら旅をする話。

腐男子への道 その2-新田祐克をおすすめする-

自分のせいでもある訳ですが、「よしながふみ」がおもしろかったのもあって、またおすすめを彼が聞いてきました。

「これなんかがおすすめだよ」

とまぁ、ホントにいろいろおすすめしました。別にBLにこだわらず。

最近流行の二世ものとか(「ミスター味っ子2」やら「ザ・シェフ新章」とか)少女漫画とか。普通に「DEATH NOTE」とか「鋼の錬金術師」「のだめカンタービレ」なんかも。

#自分は「ときめきミッドナイト*1」とか「なんて素敵にジャパネスク人妻編*2」とかが
#二世ものだと好きですが、さすがにこれらは元知ってないとつらいんで。

そしてとうとう


「これなんかがおすすめだよ」と

「春を抱いていた*3」作:新田佑克



を薦める日がやってきました。

いろんな意味でターニングポイントとなった、その日…(つづく)



*1「ときめきミッドナイト」(作:池野恋)自分が小学校のころ、はじめて自分で買うようになった「りぼん」連載の「ときめきトゥナイト」のパラレルワールド版。人間界と魔界が表裏一体としてあり、「ときめきトゥナイト」では噛み付くと、父は吸血鬼、母はオオカミ女、相手の姿を吸い取る事ができるという能力の持ち主、主人公ランゼが魔界人、ヒーローの真壁俊が人間(のちに、魔界の王子で転生したのだとわかる)、魔界の俊の双子弟にあたるアロンとランゼ争いをしながらいろいろな魔界、人間界、冥界との事件にまきこまれながら話がすすむ。弟のリンゼの彼女、なるみを主人公にしたセカンドシーズンにあたるもの、ランゼと俊が結婚し、その子アイラを主人公にしたサードシーズンまで続いた、80-90年代の少女漫画界の代表作。「ときめきミッドナイト」はクッキーに連載される、魔界人と人間が逆に描かれた作品。時代はファーストのランゼが主人公。

*2「なんて素敵にジャパネスク」集英社コバルト文庫で絶大な人気を80-90年代にヒットした氷室冴子のライトノベルのコミカライズ作品。掲載は「花とゆめ」平安時代の宮廷を現代風に描く様が人気で、結構歴史の知識がふえた読者もおおかろう作品。「人妻編」は主人公瑠璃姫が、鷹涁(たかあきら)と結婚したあとを描く。ライトノベルではかなり前に既出。月刊「花とゆめ」に連載されている。

*3「春を抱いていた」ビブロス出版(倒産、現在はアニメイト系列のリブレ出版)が出していたBE×BOY Zipper、GOLDほかに連載されていたBL作品。現在はBE×BOY GOLDで連載。BE×BOYは月刊で、毎月「SM特集」やら「下克上特集」などのお題がついていた。

そのような趣旨のため雑誌自体はほとんど読み切りがおおいなか、そのお題をクリアしながら、シリーズとして続けられた「春を抱いていた」は自分の中では傑作。元々二人はノンケでAV男優。

そこへ「春を抱いていた」というAV男優が嘘のセックスにつかれ、男同士の愛情に目覚めていく小説がヒット、映画化の話がもちあがり、主役である、岩城京介、香藤洋二はそれに出演。映画のヒットはTVとなり、普通の俳優としての道を歩みだす。そして、シンクロする形で、二人はひかれあっていくのだった。

前世編として明治維新前後が舞台の「冬の蝉」、パラレル編として舞台がホストの「男が男を愛するとき」シリーズがある。話は面白いがセックス描写が激しいので、ホントBLダメという方にはおすすめしません。

腐男子への道 その1-よしながふみをオススメする-

前に書いたけれど、自分は漫画の蔵書だけはたくさんあります。

で、彼氏は最初、「ケロロ軍曹」をおとなしく読んでいたのだけれど、これだけたくさんあるならと

「Aちゃん、おすすめの漫画は?」

と聞いてきた。

なので、ちょうど横にあったよしながふみの「西洋骨董洋菓子店」をおすすめしてみた。

TVドラマにもなってるし、まぁBL(も書く)作家だけど、面白いのは確かだし、いいや、と。
軽いノリで。

けど、この西洋骨董洋菓子店、「魔性のゲイ」こと小野裕介が出てくる自体でBL要素は満載だ。ドラマになったとき、藤木直人がやっていて、ゲイの部分は省かれて演じられていたけど(まぁタッキーとかがでてくるからシャレにならんけど)。

「西洋骨董洋菓子店」が面白かったのか、彼はもう私に尋ねる事無く、かたっぱしからよしながふみを自ら書棚から探し出し読んでいた。

知らない間に。

「ねー、Aちゃん。よしながふみ、もうないの?」

と聞かれ、一瞬の間があいた私。

私「え?ほかのも読んだの?」

彼「うん。」

私「…おもしろかった?」

彼「面白かったよ(断言)」

私「全部読んだの?」

「うん。全部。」



全部…


それって文化庁メディア芸術祭で賞とってる「大奥」とか「子供の体温」とか「フラワー・オブ・ライフ」だけじゃなくて「ジェラールとジャック」とか「ほんとうにやさしい」とか「愛とは夜に気付くもの」とか…

そのほか全部含めて全部ですか?



彼「うん。全部。」

まさに「それを言ったらおしまいよ」状態。

そうか、面白かったのか、いや、いいんだけど。

うん、まぁ面白いんならいいや。





と、自己完結し、じゃあこれも読んでみなよ、と

「好事家の絵本」(よしながふみの本人がかく西洋骨董洋菓子店の同人誌)を渡した。(千影(攻)×橘(受))本です。

スタートから自爆テロをしたようです。





*よしながふみ
漫画家。すばらしいストーリーテリングで、BLもnotBLもだいたいの作品、面白いです。今回は作品は敢えて解説しません。どれも傑作なので、おすすめです。もちろん好事家の絵本も。それを言ったらおしまいよ。も作品名。