枕元で御伽噺
Amebaでブログを始めよう!

アマデウス

アマデウスこの映画もだいぶ前に見ました。
モーツァルトの生涯をライバルと言われたサリエリを交えて、ミステリアスに描いた作品です。
はっきり言って、クラシックファンでなくともこの映画は見るべきです。
モーツァルトに対するサリエリの憎悪と嫉妬、そして愛が美しい音楽とともに描かれています。
あたしはこの映画を何度か見たのですが、そのたびに考えが変わります。
この映画は、嫉妬と憎悪の中に見え隠れする、サリエリの愛を主体に描いた、恋愛映画のような印象もうけます。
(全然違うとは思いますけど)
そして、なんといっても音楽がすごい。とくに冒頭の交響曲第25番は体の中を電流が駆け巡るような、すごい衝撃です。
絶対見てください。

クジラの島の少女

クジラ島の少女この映画は少し前に映画館に見に行ったのですが、正直に言うと、原作の本の方が面白いように感じます。
しかし、映画のヒロイン、パイケアを演じる、ケイシャ・キャッスル=ヒューズの演技は素晴らしかったです。
すごく可愛いし。(笑  アカデミー主演女優賞にも最年少でノミネートされたらしいですねー。
ただ、映画全体は中だるみがあったと思います。
まあ、原作を先に読んでいたからそう感じただけかもしれませんがね....。
でもケイシャ・キャッスル=ヒューズの演技は本当に良いので、おすすめです!

いかレスラー

いかレスラーえっと.....。すいません(笑)馬鹿馬鹿しくて面白いです、この映画。
題名の通り、いかのレスラーの話なんですけど、「いか」だけでなく、
「た○」とか「○ゃこ」とか美味しそうな魚介類達がものすんごく唐突に出てきます(笑
そして「いか」の恋人がいい味出してます。あの下手っぽい演技が良いです...。
この映画の監督は本当にプロレスが好きなんでしょうね.....。
愛が伝わってきます。(笑
最後は感動(?)のラストです。
すごーく暇な人は見てみてください。

不良少女入門 寺山修二

不良少女入門「不良少女入門ー僕の愛した少女たちー」は、1、2年前に読んだ本なんですけど、古風でエロティックで儚げな・・今で言うとレトロな少女満載の本です。
あたしはこの本の雰囲気がとても好きです。
少女の他にも、映画のことや、マゾヒズムについてなど、とても面白い本ですよ。
ヴィスコンティの映画のランキングがあたしと全く同じで吃驚しました(笑
是非この本で寺山修二の世界観に浸って下さい。
しかし、寺山修二の時代は、本当に楽しくて刺激的だったんだろうなー・・。
三島由紀夫とかみんな生きてたし。
もう少し昔に生まれてみるのも良かったかもしれませんね。

アメリカ交響楽

アメリカ交響楽は、少し前にDVDで見たんですけども、たしか1945年辺りに公開された映画だったと
思います。
有名な作曲家、ガーシュウィンの生涯を描いてあるのですが、後半、ガーシュウィンの女性関係(?)
や、仕事に没頭していく場面になると、本当にガーシュウィンの生き方が鮮明に見えてきます。
ラストは、泣きました。何故天才はみな早死にするんでしょうね。
きっと、理想と現実がどんどん噛み合わなくなっていくんでしょう。
ガーシュウィンの最後は、とてもあっけないです。
そして何よりも、この映画は音楽に溢れていますよ!
ラプソディ・イン・ブルーなんか、もう大好きでいっつも聞いてます。
サマータイムとか自分で弾きますし!
今度そちらの方もブログに書こうと思っています。
クラシックも良いですけどジャズも素敵ですよね。

あれ・・・・?ガーシュウィンの曲はジャズというのかしら?

歌劇「金鶏」 N.リムスキー=コルサコフ

あたしは少し前に、N.リムスキー=コルサコフ「金鶏」の中の、「太陽の賛歌」という曲をピアノで弾いたのですが、とても良い曲だったので紹介します。
この歌劇は帝政ロシアの末期に完成されたのですが、当時の腐敗した指導者層と、それを盲目的に信じる大衆の愚かさを痛烈に皮肉っています。
とても興味深いストーリーなのですが、長いのでここには書きません(笑
最初、ピアノの師匠には「金の鶏という不気味な生物を、コテコテに、華やかに、グロテスクに表現しろ。」と言われたのですが、たしかに不気味で華やかな曲です。
しかしとても美しい。
この作品ですが、初演からすぐに演奏禁止になっています。
まぁ当たり前か・・。
結構みんなN.リムスキー=コルサコフというと「シェラザード」しか知らないんですよね。
マイナーだけど是非CD探して聞いて見て下さい。
日本では上演されてるのかしら?
聞いたことないけどなぁ・・。

幸福な食卓 瀬尾まいこ 

幸福な食卓少し前に読んだ本なのですが、読み終わった後、後味の良いというか、暖かい感動が襲ってきます(笑
時折ユーモアを交えながらも、どこか嘘っぽい(?/ボキャブラリー少なくて御免なさい)食卓の形式に捕らわれていた一つの家族が、様々な出来事によって狂った歯車を元に戻していく話です。
この本の中で一番あたしが好きな登場人物は・・、やっぱり佐和子の兄である直の彼女「ヨシコさん」・・・・かな。
とても読みやすい本なので、気軽に読んでみて下さいね。
なんか映画化もするらしいですよ。
ヨシコさん大好きだーー!!(笑

リトル・ダンサー

リトル・ダンサー大好き!!
主人公ビリーが、父親にボクシングを習わさせられていたんだけど、ボクシング教室の隣りでやっていたバレエ教室に興味を持って、踊り始める話。
あたしは元々モダンダンスや現代舞踊、コンテンポラリーダンスをやってるんですけど、この映画は小学生の頃、映画館に見に行きました。
ビリーの荒削りなダンスが素敵。
そして、ラストだけ登場するアダム・クーパー・・・。

セクシーです。

踊るだけだけど。ビリーの大人バージョンです。
そして主人公の友達のオカマの存在感が何故か強い(笑
絶対お勧め映画です。

ゲーテ詩集

雲雀が
歌と微風を
朝の花が
空の香りを愛するように
僕は君を愛する
熱い血を滾らせて
  ーゲーテ「五月のうた」より

ゲーテほど単純明快かつ美しい詩って他にはありません。
ゲーテといえば、、恋の詩と格言!
美しいです。とっても情熱的で。
あたしが好きな詩は・・・

すみれ
五月のうた
めくら鬼
シラーの頭蓋骨

     等々
「すみれ」はモーツァルトの歌劇で有名ですよね。
ゲーテの詩はやっぱり歌になると更に素直で良い。
ゲーテ自身も恋してたんでしょうね。
誰かに。

ジョゼと虎と魚たち

ジョゼと虎と魚たちずいぶん前に見た映画なんですけど、、宙ぶらりんだけど憎めない主人公と足に障害を持つ不思議でユーモアたっぷりなヒロイン、自称ジョゼのラヴストーリーです。
このジョゼがとても良い。池脇千鶴さんの知的な演技がきわだっているように感じます。もちろんジョゼ自身もとても知的で変わった雰囲気を持っていて非常に可愛らしい女性です。
ジョゼが本当に好き。
この映画はネットだと評価が正反対に分かれてるんですよな。肌に合わない人もいるらしいです。少し性描写が多い気もしますが、それもまたこの映画のエロティックな雰囲気に味付けしてる感じで、あたし的には良かったです。
恋愛ってなんだろう?って考えさせられる映画です。