歌劇「金鶏」 N.リムスキー=コルサコフ | 枕元で御伽噺

歌劇「金鶏」 N.リムスキー=コルサコフ

あたしは少し前に、N.リムスキー=コルサコフ「金鶏」の中の、「太陽の賛歌」という曲をピアノで弾いたのですが、とても良い曲だったので紹介します。
この歌劇は帝政ロシアの末期に完成されたのですが、当時の腐敗した指導者層と、それを盲目的に信じる大衆の愚かさを痛烈に皮肉っています。
とても興味深いストーリーなのですが、長いのでここには書きません(笑
最初、ピアノの師匠には「金の鶏という不気味な生物を、コテコテに、華やかに、グロテスクに表現しろ。」と言われたのですが、たしかに不気味で華やかな曲です。
しかしとても美しい。
この作品ですが、初演からすぐに演奏禁止になっています。
まぁ当たり前か・・。
結構みんなN.リムスキー=コルサコフというと「シェラザード」しか知らないんですよね。
マイナーだけど是非CD探して聞いて見て下さい。
日本では上演されてるのかしら?
聞いたことないけどなぁ・・。