床暖房をめぐって
リフォーム会社をどこにするか。結局その選定だけで1ヶ月以上かかることになりました。2社に絞り込み、どちらにするか。ホームプロでも評価が高く、悩ましいところです。
リフォームを考えているときに、床暖房のことが思い浮かびました。私は床暖房というものを体験したことがありません。職場の元同僚が、床暖房は必須といい、床暖房付きの家をわざわざ探して引っ越しをしたということを思い出したのです。
予算がない中、床暖房まで言い出したら予算軽々オーバーでまともなリフォームができるわけがありません。しかしちょっと興味があってB社との打ち合わせの時に聞いてみました。すると、ほとんど追加料金なしでできるとの回答。床暖房設置が無料!?すばらしい!だけど、本当にそんなに旨い話があるのでしょうか?これはなぜかというと理由があります。ガス代理店のリフォーム会社なので、温水式床暖房を設置するとガス会社からリフォーム会社に報奨金のようなものがでるかららしいのです。
それともう一つは床暖房にはそれに対応したフローリングが必要です。もちろんフローリングを代える手間と工事費もかかります。もともと床暖房あるなしにかかわらず、床暖房対応のフローリングを使って張り替え予定だったので、床暖房のパネル代くらいがかかる程度で、それが報奨金で賄えるようになっていたのです。
同じ条件をA社にも出すと、オール電化を得意とするA社はさすがにそれはできないようで、価格があがります。これでB社に決まり!と思ったのですが、プランがマンションの実態とあっておらず、現場の把握不足がいくつか目につきました。A社は現場見積もりに2人で来たということもあり、マンションの構造の把握がしっかりしており、現場見積もり以外にも不動産屋に鍵を借りて現場に足を運んでマンションの構造の理解に努めていました。そこでA社からの情報でわかったのが、マンションの規約で床暖房用に新たに壁に配管口を開けられないということ。要するに床暖房用に外の熱交換器から新たにパイプを室内に引っ張ってこようとしてもできないということでした。
床暖房が設置できるかどうかは不透明な状況となり、リフォーム会社は現場把握をよくしていてそれに基づいた正確なプランを提示しているA社にお願いすることになりました。ホームプロでの評価もコンタクトをとってきた7社の中で圧倒的に高いということも決め手になりました。
ここまでの見積もりは無料です。現場見積もりや数回の打ち合わせに時間をとっていただいた他社は結果的にただ働きになってしまいます。相見積もりではこういうものなんだそうです。ここで思ったのは、リフォーム会社がお金をとれない現場見積もりとプランの段階でいかに力を入れるかによって仕事をとれる確率が高くなるのだと思いました。
マンションリフォーム会社選定作業その5
3つめのリフォームの検討点は間取りの変更。和室をフローリングにするとか、和室の8畳を6畳にしてLDKをその分広くするとかいろいろ検討しました。問題は予算。これも間取りを変えるだけで結構かかります。おおよそ25万円前後。結論から言うと、予算の関係とよくよく考えたら間取り変更は今の家族ではさほど必要ではないことになり、最終的にやめました。
リフォーム会社をどこにお願いをするか。3社とも現場見積もりが出そろいました。この段階では間取り変更ありのパターン。まずはA社。こちらの希望予算を大きくオーバー。続くB社。こちらも大きくオーバー。そしてラストC社。やはりオーバー。C社のみがこちらの提示予算に近いプランも用意してくれました。予算内に抑えるのには、どこかを削る、というか、洗面所やトイレはリフォームをしないという選択肢しかないようです。また、各社、採用するキッチンなどでわかったのですが、TOTOやINAXなど得意なメーカーがあるようでした。そして割引率もまちまち。キッチンでいえばStyleFなどの安いランクのものは、割引率も高く、ランクが上がるごとに割引率が悪くなります。見積もり表の出し方もまちまち。まず見積もり表に「一式」が多い会社はわかりにくいので減点対象です。希望予算に近いかどうか、これはどこも大きくオーバーしてあまり大きな差がないので難しいところです。プランも各社違います。見積もり前にクローゼットを追加するという条件を出したのですが、しっかり考えてくれるところと、いまひとつのところとあります。
まずは2社に絞り込むということにして、一式の多いC社はお断りをして、A社とB社で比較検討することにしました。
リフォーム会社選定作業その4
2点目のクロス、フローリング、畳の張り替えについて。相見積もりの段階でこの柄のクロスがいいので、これで見積もってください、ということはなく、そこまで頭はまわっていきません。見積もりもそこらへんはアバウトです。だいたいどのリフォーム会社もサンゲツSPで見積もってきました。1社だけ2つのプランのうち、1つをサンゲツAA級で出してきました。SPよりAA級のほうが種類も多く、見た感じも良いです。しかしSPよりは高い。どのくらい高いかといえば、これも各社まちまち。同じSPでも高いところは安いところの1.5倍の価格設定。AA級もまちまち。別会社のSPよりもAA級の方が安いという会社もありました。クロスの見積もりで気がついたのは、各社クロス面積に大きな差があること。図面は渡してありますが、どこの会社が正確に出しているかはわかりません。相見積もりの段階では正確に出すのは難しいのでしょう。
フローリングはL-40がこちらの指定なので、L-40だとあまり選択肢がありません。子供がどたどたと走るので、下の階への影響を減らそうといろいろ調べたのですが、足音は重量衝撃音で、フローリングをどうこうしたところで効果がないことがわかりました。二重床も検討しましたが、あくまでもスプーンを落とした時の音などの軽量衝撃音に効果があるのみで、重量衝撃音はあまり意味がなさそうでした。重量衝撃音は、マンションの床スラブ厚(床のコンクリートの厚さ)とスラブ面積が関係していて、これはマンションの設計段階で決まるのであとからはどうにもなりません。床スラブ厚は今売りに出されている高級マンションなら厚いかもしれませんが、築20年となるとほとんど期待はできません。契約前に不動産屋に問い合わせましたが、わからないとのこと。結局、契約後に設計図面を入手することができ、それで床スラブ厚がわかりました。上の階の子供が走る音がそこそこ聞こえるほどです。赤ちゃん用のクッションマット(厚さ17mmほどのもの)が売られていますが、うちでも床一面に敷き詰めています。これがどれだけ効果があるか、不動産屋に頼んで賃貸マンションの空き部屋を使って試してみました。結果、マットがあろうがなかろうが、階下への足音は変わりませんでした。
畳は縁なし畳(琉球風畳)を見積もってもらいましたが、高い!3倍くらいはします。ということで、予算の関係で縁ありの普通の畳に変更。よくよく考えたら、どんなに高い畳を入れても子供が汚します。
最後にフローリングを代えるので床暖房もついでに入れたらどうか?床暖房がある周りの人に聞くと、満足度がとても高いようです。もともとは築20年、床暖房なんてありません。ないところにどうやっていれるか、これも問題です。一番の問題はコスト、予算です。たいした予算もないので、床暖房はまずはなしとして最後に考えることにしました。
リフォーム会社選定作業その3
現場見積もりはすぐには出ないので、10日後くらいにまた各社と打ち合わせです。
まず、1点目、水廻り設備、キッチン、浴室、洗面所、トイレは総入れ替えです。2点目、クロス、フローリング、畳も張り替え。あと3点目、間取りを変更すること。この3つを中心に話を進めていきます。
1点目の水廻り設備。キッチンはいろいろありますが、各社ショールームに行った結果、90cmというカウンターの高さの希望もあり、INAXのイストかTOTOのレガセスで話を進めました。同じ商品でも各社割引率が違います。見積もりにも組み立て料が入っているところと、入っていないところもあります。あとは食洗機をオプションで検討。市販の食洗機は安いのに、ビルトインは高いと思いながらも、もともと市販の食洗機を使っているので、オプションの食洗機は必須です。もともと使っていた食洗機を使う手もあったのですが、カウンターに置くことになるので、使えるスペースが狭くなります。
住宅ローンをくむので、リフォーム費用にも限界があります。なんでもかんでもいいものを、希望通り、というわけにはいきません。どこかで妥協が必要になります。また築20年近い物件を(新築よりはかなり)安く買ったので、あまりコストをかけたくないという気持ちもあったり、すむなら新築同然にしたいという気持ちもあります。複雑です。
リフォーム会社選定作業その2
3社に現場見積もりをお願いをしましたが、3社と互いの都合をつけて現場見積もりをするのも大変でした。まだ住宅ローンの本審査を申し込んだ段階ですが、住宅ローンの審査がだめだったら?こちらの希望金額から減額されたら?などと不吉なことも頭をよぎりましたが、まず大丈夫だろうとリフォーム手続きをどんどんと進めていきました。
3社の現場見積もりは3社3様。こちらの事情で各社とも制限時間がありました。まず1社目のA社。2人できました。こちらの希望を簡単に聞いて点検口をチェックしたり床をめくれるところをめくったりと片っ端からサイズを測り調査をしていきます。最後に現場写真をとって持ち時間いっぱいを使って終了。2社目のB社。1人できました。A社同様こちらの要望を聞いて持ち時間いっぱいで現場撮影とサイズをはかっていきました。そして3社目のC社。ここも1人できました。サイズをはかって写真撮影は同じですが、他社の半分くらいの時間で終わりました。A社、B社と同じくらいかかると思っていたので、えっ!?もう終わり?といった具合です。
現場見積もりは無料です。相見積もりなのでリフォーム会社からすれば受注できなければ無駄な労働になります。しかしこれがあとで現場見積もりからのプランと見積もり表で大きな違いが出てきます。のちに、お金になるかどうかわからないところでいかに力を入れて現場を把握できるかが受注成否の鍵を握るのだと感じました。
リフォーム会社選定作業その1
築20年近い物件に住むには、リフォームを必要とします。まずはどんなリフォームをするか、そして予算、最後にどこのリフォーム会社に頼むか、です。住宅ローンの本審査が終わってからリフォーム会社を探していたのでは入居がとても遅くなります。そこで、中古マンションの売買契約とほぼ同時にリフォーム会社の選定を始めました。
いままでリフォームをしたことがないので、リフォーム会社はどこがいいかまったくわかりません。そこでインターネットで探すことにしました。インターネットにも多くのリフォーム会社検索サイトがあります。その中でめをつけたのがリフォーム会社検索サイト「ホームプロ」でした。大手企業が出資していることと、匿名で予算を提示してコンタクトがあるのが特徴です。とりあえず500万円でリフォームをしたいという内容のメールを送ってみました。次の日には近場のリフォーム会社から次々と返事がありました。3日間で7社からメールがありました。各社ともホームプロを通して実際にリフォームをしてもらった人たちからの評価や評判がかかれているので、それを参考にすることにしました。まずはネガティブコメントが多いものは除外。簡単なやりとりで今ひとつなプランを提示してきた会社も除外するとだいたいホームプロから「Goodパートナー」の認定を受けた3社が残りました。その3社に現場見積もりをお願いをすることになりました。