今回紹介させていただく場所は、前回と同じく今から3週間ほど前に訪れまして、

「ジブリ作品に出てきそう」ですとか「横須賀の秘境」といったタイトルは、

ネット上ですでに紹介されている写真や記事等の表現を使わせていただきました。

 

なお、今回紹介させていただく場所は、横須賀市の田浦という町の奥地に

あるんですけど、僕がこのブログで紹介させていただいたところで、訪れる人が

急に増えるといったこともないと思いますので、名称も公開させていただきます。

 

 

 

その場所とは……

 

その入口付近にある石柱にも刻まれている「伏見白赤稲荷社」なんですけど……

 

 

 

「ここが那田蜘蛛山か~」と、ワケの分からない先入観を持っていた僕は……

 

( 『鬼滅の刃』  那田蜘蛛山の異様な雰囲気 )

 

 

 

初めて訪れるここの入山に、善逸ばりにビビっていたため、2本の黒い日輪刀……

いや、モンベルのトレッキングポールを2本と、パタゴニアのスリングバッグに

JBLのCLIP 4というBluetoothスピーカーをつけて「竈門炭治郎のうた」を流し……

 

( 『鬼滅の刃』  竈門炭治郎のうた )

 

 

 

「白赤稲荷大神」と書かれた白い幟旗の先へと歩いて行きました(笑)

 

 

 

ただ、前もってネタバラシをさせていただくと、晴れた日の日中に訪れるかぎり、

ビビる必要なんて全くないですし、むしろここは快適な山道(参道)なので、

僕にとっては2本のトレッキングポールがおもいっきり邪魔になりました(^^;)

(『竈門炭治郎のうた』をスピーカーで流していたのは、人の存在を知らせるためでもありましたが、正直スピーカーも

必要ありませんでしたし、那田蜘蛛山へ入る時のような気分で、歌詞の「どんなに苦しくても、前へ、前へ、進め、

絶望断ち~♪」という部分に道中励まされるかなとも思ったんですけど、もっと明るい歌のほうが良かったです)

 

ちなみに、この神社の名称は、「伏見白赤稲荷社」や「白赤稲荷大神」等、色々と

書かれていますが、‟白赤(はくせき)稲荷”と書かれていれば、おそらくこの神社

を指すのだと思いますし、あの有名な京都の伏見稲荷大社から分霊されてもいます。

 

 

 

さてさて、前フリはこのくらいにして、早速……

 

この一の鳥居の前で一礼して、山の中へ入っていくことにすると……

 

 

 

その先には、このような道が続いていて……

 

 

 

この時には、ニリンソウの花なども沿道に咲いていましたし……

 

 

 

その先の階段をのぼっていくと……

 

 

 

シダの葉が生えていたり、ネコノメソウも見られたり……

 

 

 

道中では、苔も生していたり、落ちた桜の花びらも彩りを添えていて……

 

 

 

木洩れ日もすごく気持ち良いなあと感じつつ、歩いていった先には……

 

 

 

このような可愛らしい道標があるので、矢印の指すほう(右)へ進んでいくと……

 

 

 

そのすぐ左手には、畑が広がっていて……

 

 

 

まだ頑張って咲き残っていた(大島)桜の花を眺めたりしては……

 

 

 

綺麗な畑のある風景には癒されるなあと思ったりもしつつ……

 

 

 

沿道の足もとに咲くタンポポの花に癒されたりもして……

 

 

 

その先の道を数分ほど歩いていきました\(o⌒∇⌒o)/

 

 

 

一の鳥居のある登山口から矢印の道標や畑のある地点まではおよそ10分くらいで、

特に険しい場所などもなく、藪(やぶ)らしい藪も僕が訪れた時には全然なくて、

ゆっくりと歩いていけば快適そのものですし、畑が見えてくると気分もホッとして、

畑の外周を歩きながら、さらに数分ほどでお目当ての景色が見えてきます♪

 

 

 

すると突然、僕が訪れたのは4月半ばであるにもかかわらず、目の前には……

 

「うわっ、眩しっ!」と、木洩れ日の光とともに、紅葉したモミジの……

 

 

 

木々の向こうに、鳥居が立ち並ぶ風景が見えてきて……

 

 

 

しかも、この時にはサツキ?の花も綺麗に咲き誇っている向こう側で……

 

 

 

゚゚+.( *≧∇)ノノノ*.オオォォ☆゚・:*☆、やっぱりスゴイ~!と……

 

 

 

山中に、このような赤と……

 

 

 

上部が白い鳥居などが立ち並ぶ光景は、迫力も美しさも、まさに壮観で……

 

 

 

沿道に咲く山吹の花や、大きな黒い石碑も風情があるなあと思いつつ……

 

 

 

頭上の紅葉から射し込む木洩れ日の光も、最高の演出をしてくれていましたし……

 

 

 

緑の中に立ち並ぶ赤い鳥居群、なんだかジブリ的世界観だ~♪と思ったり……

 

 

 

この時は、一重の山吹の花も……

 

 

 

八重の山吹の花も彩りを添えてくれているなあ~♪と、石段をのぼっていくと……

 

 

 

おおっ、いよいよ最後の鳥居の列の向こうには……

 

 

 

拝殿(社殿)が見えてきた~♪と、実はこの時、その先にこの神社を管理されている

宮司さん?がいらっしゃって、色々とお話を聞かせていただきましたd(*⌒▽⌒*)b

 

 

 

というわけで、今回は「(前編)」としてこのあたりで終わらせていただきたいと

思いますが、稲荷神社の鳥居の赤色って、一般的な神社の鳥居の赤色よりも

赤が明るいといいますか、より朱色っぽいって御存知でしたか?

そもそも、鳥居がなぜ赤いのか?……それは(秋の)収穫の実りを表していると

いうことを教えていただいたり、色々と勉強させていただきました( ..)φメモメモ

 

 

 

ところで、上の道中の写真を御覧になっていただいて、怖いと思われたでしょうか?

(宮司さんに「怖くなかったでしょ?」と聞かれましたが、僕は「はい、全然怖くなかったです」と即答しました)

また、拝殿(社殿)までたどり着くのに大変そうだと思われたでしょうか?

僕はこの時、実際にここへ行ってみて、作られたイメージが一番怖いと思いました。

 

ネット上には、心霊スポット的な紹介をしている動画やSNSもありましたが、そうしたバチ当たり的なことをする人達だから、祟られたりもするんじゃないですかね。

あとは、台風の後に行ったり、薄暗い時間帯に行ったり、蚊や虫の一番出る時季に

行ったり……そんな状況だと、どこへ行っても不快に決まってるじゃないですか。

大時化の海だとか、冬の海へ入って、「ここの海は最悪」みたいなレポートを

する人間がいたとしたら、その人が最悪だと思いません?……それと同じです。

 

適切な時季の、晴れた日中に行けば、ここの山道(参道)は快適そのものです。

ちなみに、首都圏近郊に住んでいらっしゃる方なら、江の島へ一度くらいは行かれた

ことがあると思いますが、あの江の島の一の鳥居から江の島シーキャンドルのある

サムエル・コッキング苑の入口までエスカーなしで歩いて上るよりも、ここの登山口

から拝殿(社殿)まで歩く道のりのほうが、距離的にも体力的にも断然ラクでした。

(個人的には、JR東逗子駅近くの登山口から入山して神武寺へ行く山道(表参道)を歩く感覚に近いと思いましたが、

ここはJR田浦駅や国道16号線から登山口にたどり着くまでの道のりのほうが、何かと分かりにくいんですよね(苦笑))

 

そんな僕が、この場所の動画やレポートなどを拝見した中で、最も良かったのは……

 

( 小声で山歩き/女子ソロ登山/伏見白赤稲荷社  Ranmaru )

 

上のRanmaruさんという女性の方の動画でした。

このRanmaruさんは、ちょうど1年くらい前に訪れていたみたいですが、

余計な脚色もなく淡々と道中の様子をレポートしてくださっていますし、

上の僕の写真だけでは分からない道中の様子なども色々と伝えてくださって

いますので、興味のある方は是非御覧になられてみてください(^ー^)

 

 

 

それでは、「ジブリ作品に出てきそうな横須賀の秘境(後編)」へと続きます。