四月の閑話休題です。
2026年4月のテーマ
「私の忘れ難きヒーロー」
でおすすめしてまいりました。
今月取り上げたヒーローたちが登場する作品はどれも私が10代~20歳過ぎまでに初読した本です。
今でもたまに読み返す本もあれば、読み返すことこそないけれど折に触れて思い出す本もあり、今では私という人間の一部を構成しているという認識です。
というのも、思春期~青年期にかけて影響を受けたこれらのヒーローたちは、今でも変わることなく私のヒーロー。大人になってから読んではまった作品もたくさんあるし、その中のヒーローたちも私にとっては大好きな存在ですが、"ヒーローといえば"の文脈で真っ先に出てくるのはこれら"忘れ難きヒーロー"たちなのです。
ちょうど自分という人間がこれからどんな風になりたいのかを考える時期に出会ったことが、人生の指針として自分にはないものを持っているヒーローへの憧れが強くなった理由かと思います。
生きていくうえでの師匠みたいなものを求めていた気がします。
そんでいつまでたっても同じ師匠を求めているということは、あんまり進歩していないのか…。ないものねだりなんですかね。
逆に、このころ読んでいた作品で憧れたヒロインは、師匠って感じではないですね。
以前に書いた記事でいうと、"かっこいいヒロイン"のほう。
手の届かないところにいて、活躍をずっと見ていたいきらめく星のような存在がヒロイン。
30代くらいから、"こんな風になりたいなー"を投影するヒロインが出てきました。
普通じゃないスーパーウーマンばかりなんですけどね。そんでないものねだり。
あ、ちなみに今月の"ヒーロー"からはミステリー関連の人物は外してあります。
ポアロもホームズも20代に完訳本を読んでドはまりしましたが、ヒーローではあっても師匠ではないのですよ。
"かっこいいヒロイン"に近い感じで遠くからずっと活躍を眺めていたい綺羅星のような存在なのです。
そして決して過去の存在ではない。現在進行形で関連本を読んで情報収集(?)に努めているので…。
まあ、私にとっては、ヒーローもヒロインもいろいろなのです。
さて、タイトルの件にまいりましょう。
今年も「先生!シリーズ」が読めた喜びの話、です。
去年八月の閑話休題で、「毎年、鳥取環境大学の小林朋道先生の「先生!シリーズ」を読むのを楽しみにしている」という話を書きました。
記事を書いた後に読んだ、その時借りてきていた「先生!シリーズ」最新作(2025年1月発行の19冊目)に衝撃の内容があったんです。
なんと、小林先生が鳥取環境大学の学長になられることになった…と。(本が出た時点ではもうすでになっていたかも。)
おめでたいことかもしれませんが、学長になるってことは、研究室で学生の指導ができなくなるということ。
小林研究室はなくなってしまうのです。
これまで幾多の生物たちを研究室で飼育し、研究していく中でのこもごもを書いてくださっていた「先生!シリーズ」も終わってしまうかもしれない…嫌だ!寂しいよう!と思考は暴走するばかりでした。
そもそも本を読んだ時点で出版から七か月経っているんですけどね。
小林先生はSNSで発信もされているので、そちらを調べればどうなるのかはすぐわかるはずなんですが、私は「先生!シリーズ」を通してのご報告にこだわり(なんでやねん)、シリーズ次回作を信じて待つと決めたのでした。
そして、今年3月。図書館で「先生!シリーズ」の最新作(2025年11月発行)をようやく手にしたのでした。
毎年1冊のペースだったので、年明けまで次はないと思って油断していました。(だから調べればいいのにね。風の吹くまま気の向くままに本を読むのがモットーさ!)
学長になった小林先生目線の大学の様子や生物とのかかわりが、これまでの本と同様に書かれていて嬉しかったです。
ああ、まだ書いてくれるんだ…とほっとしたといいますか。
しかし、月日の流れるのは早いですね。シリーズも早20冊目です。とはいえ、まだまだこれからも続けられるだけ続けていただきたいです。
それでは来月のテーマの話にまいりましょう。
2026年5月のテーマ
「シャーロック・ホームズ関連本」
でおすすめしてまいりたいと思います。
関連本といっても色々ありますが、最近ホームズのパスティーシュ(模倣)をいくつか読みまして、目の付け所というか、アレンジの仕方が実に様々で面白いなあと思ったので、そのあたりの本をピックアップしたいと思います。
多くのホームズファンと同様に私も原典が一番!ではありますが、如何せん、コナン・ドイルの書くホームズ物の新作は眠っていた作品が奇跡的に見つからない限りもう出てこないので、現代のアレンジ作を楽しむしか道はないとも思います。
それにしても、ホームズのパスティーシュの多いこと!
検索なんかしなくったって、書店や図書館の棚で見つかっちゃう。
ポアロ物のパスティーシュはソフィー・ハナさんの作品くらいしか見つけられてないのに!
ジェラシーを感じずにはいられません。
それでは、来月も覗いていただけると幸いです。(*^▽^*)















