研究所へようこそ。

こちらは、

約1ヶ月前に腕振りLv0と判定された

 

 

初心者おっさんランナー

である僕を被験者として

ランニングにおける

腕振りとは何ぞや?

というテーマで研究を行います。

あくまで初心者レベル、

腕振りが全くできなかったところから

理解を深める目的の研究である、

ということをご理解くださいませ。

 

 

さて。

まず研究にあたりまして、

なぜ被験者でありますこの僕が

腕振りLv0となってしまったのか。

そのルーツを探ってみることにしました。

 

 

2022年の3月某日。

身体の前で手首をブラブラさせて走る

お化け走法なる奇抜な走り方を

思い付いて、実践しました。

 

これにより、

腕は全く推進力を生まず

下半身のみで前へと進み、

手はそのリズムを取るだけ、

という走り方が定着化することに。

 

結果、

常にバウンドして上下動し

ロスが発生するという現象が

数字でも明確に現れていたのです。

 

 

この後も、

大きくは走り方自体は変わらず。

上下動の課題について、

悩んでも悩んでも根本的には解決しない、

という日々が続いておりました。

 

 

悶々とした時は流れ、ようやく

腕振りの問題に気付いた練習会。

どう腕を振ったらいいか分からない僕に

一緒に参加したランナーさんが、

腕振りのコツとして、

肘鉄を食らわせる要領で

とのアドバイスをしてくれました。

 

何度かランニングで実践してみて、

多少は腕が動くようになったものの。

どうも空打ちのような感覚がして、

途中からチグハグなリズムになり、

なかなか推進力も伴わない。

 

そんな中に出会ったのが、

腕振りに関する一つの動画。

 

 

この動画をじっくり見ながら、

実際に腕振り実践したところ。

 

あれ。あれれ。

腕振りに合わせて

骨盤が滑らかに動いた

SUIさんも出来てなかったのに、

これにはビックリ。

 

それから、

ランオフの日は毎日、

おうちで20分の腕振り特訓。

何度となく動画を再生し

腕と骨盤の動きの関連性を研究。

 

そうか。

腕振りというのは、

胸椎を軸に腕を振ることで、

連動して腰椎が動き、

それに連なって骨盤が動く

という現象を起こすことか。



鎖骨とみぞおちが静止した状態で

胸椎を軸に腕を振る。

すると、胸椎が捻じれて

その反動で腰椎が逆捻転する。

それが骨盤を押し出して、

足が前に出る、という仕組みかな。

 

鎖骨が前後に動く形では

腕を振っても胸椎は捻じれず、

当然、腰椎の逆捻転は生じない。

(むしろ、胸椎と腰椎が

同じ方向に回転してしまう。)

だから、空打ちのような

腕振りになってしまうんだろうな。


少し考察を加えてまとめると、

①腕振りは胸椎の捻転が力点となる運動

②なので、胸椎が捻転しないような

 腕振りでは力がうまれない

③胸椎と腰椎の繋ぎ目にあたる

 みぞおちが支点となる

④なので、支点にブレを生じさせず

 しっかりキープすること大事

⑤作用点となる骨盤はくれぐれも

 逆ベクトルに動かさないように

 

推論も含まれてますが、

腕振りのメカニズムとしては

一旦この辺を結論にしようと思います。


少し長くなりましたので、

続きはまた明日。

腕振りがうみだす

具体的な効果について、

考えていくことにします。