いつもブログをご利用いただきありがとうございます。

 

第4弾は227系の編成表です。

 

227系とは、2014年から導入している、

ローカル線向け電車で、225系をベースに

開発されました。

 

225系と違う点は、車内ディスプレイがないこと、

そして最高時速が110キロと低めの設定であるこ

とです。

そしてワンマン運転対応できること。

 

現在は広島に0番台、和歌山に1000番台

そして2023年度から500番台が岡山に

導入され、その運用範囲を広げています。

 

今回は広島地区で運用されている

0番台の編成表です。

 

0番台にはレッドウィングと愛称が付いています。

 

(A)3両編成

 

64編成が在籍しています。

主に呉線・可部線・山陽本線で運用しています。

 

しかし2022年に広駅構内での事故ため、

A11編成は2両が休車となり、1両がA33編成に

組み込まれていましたが、A11編成は廃車されました。

 

JR西日本近郊型初の廃車です。

 

1    A1

2    A2

3    A3

4    A4

5    A5

6    A6

7    A7

8    A8

9    A9

10   A10

12   A12 広島電鉄ラッピングコラボ列車

13   A13

14   A14

15   A15

16   A16

17   A17

18   A18

19   A19

20   A20

21   A21

22   A22

23   A23

24   A24

25   A25

26   A26

27   A27

28   A28 カープ応援RP

29   A29

30   A30

31   A31

32   A32

34   A34

35   A35

36   A36

37   A37

38   A38

39   A39

40   A40

41   A41

42   A42

43   A43

44   A44

45   A45

46   A46

47   A47

48   A48

49   A49

50   A50

51   A51

52   A52

53   A53

54   A54

55   A55

56   A56

57   A57

58   A58

59   A59

60   A60

61   A61

62   A62

63   A63

64   A64

11+33 A65 A11編成2両とA33編成1両を組み込み中 

 

 

(S)(2両編成) 

 

42編成が在籍しています。

主に呉線・可部線・山陽本線で運用しています。

 

65   S1

66   S2

67   S3

68   S4

69   S5

70   S6

71   S7

72   S8

73   S9

74   S10

75   S11

76   S12

77   S13

78   S14

79   S15

80   S16

81   S17

82   S18

83   S19

84   S20 

85   S21

86   S22

87   S23

88   S24

89   S25

90   S26

91   S27

92   S28

93   S29

94   S30

95   S31

96   S32

97   S33

98   S34

99   S35

100  S36

101  S37

102  S38

103  S39

104  S40

105  S41

106  S42

 

(廃車済み)

 

11 A11 広駅追突事故当該               

     クモハ227は2023年12月廃車

33 A33 広駅追突事故当該 クモハ226とモハ226は

     2023年12月廃車。

 

 

これで終わります。

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2023.3.4 ページ公開

続いては227系の番台区分別の紹介です。

 

「0番台」

 

広島地区で運用されていた113系・115系・103系・105系の置き換え用として、2015年より運用開始しました。

愛称はレッドウィング。

 

2両編成と3両編成があり、この2タイプを増解決することで

最大8両編成まで、自在に編成を構成でき乗客の需要に対応できます。

 

車体のカラーリングは広島県の木であるもみじや、広島東洋カープ・厳島神社の鳥居をイメージした赤を採用、

カラーリングの配置も関西地区のアーバンネットワークで見られる横帯ではなく、車体端部に縦方向の赤太線を配することで、2・3両が基本となる編成の短さを強調しています。

 

外面の種別・行先表示器は新たにフルカラーⅬEⅮ式となり、

側面は従来分かれていた種別と行先が、一体化したもの

路線カラーやラインカラー表記も可能です。

 

車内は225系などと同じく転換クロスシートで、シートモケットは赤色で、車端部にロングシートを装備し、出入り口付近に補助シートがあります。

 

225系で採用された車内ディスプレイはなく、223系1000番台以降に採用されている乗降ドア上の車内案内表示器があります。

 

また車イススペースや車椅子対応トイレをクモハ226形に装備し、扉開閉予告表示灯やドアチャイムも付きます。

また新たに戸締め力弱め機能や戸挟み検知機構を備えています。

225系では自動のみチャイムが鳴っていましたが、227系では手動のときも鳴るようになっています。

 

0番台は3両編成64本と2両編成42本が導入されましたが、

1編成が連結失敗による追突事故で損傷し3両編成の2両と2両編成のクモハ227が廃車となり、廃車を免れた編成はA65編成として編成を組んでおり、現在は3両編成63本と2両編成42本となっています。

 


(1000番台)

 

和歌山線・桜井線の105系と117系、きのくに線の113系を置き換えるため、2019年に登場したグループです。

 

カラーリングは近畿エリアの車両デザインを継承し、

奈良や和歌山エリアに共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した緑色が配されています。

 

途色以外の外観は0番台と同じですが、前照灯とフォグランプがHIⅮからⅬEⅮに変更されています。

 

主要機器は0番台のIGBT素子に代わりSIⅭ‐ⅯОSFE素子となり、主電動機も高効率、省メンテナンス、低騒音の全閉式かご形三相誘導電動機に変更されています。

 

車内は0番台と異なり、ラッシュ時の利用状況を考慮して323系と同じロングシートとなりました。

 

また収受形ワンマン運転に対応し、運転席後方に運賃箱と運賃表示用LCDが、客室中間に客室状況確認用カメラが設置されています。

 

さらにICOCA対応の車載型IⅭ改札機が設置され、全扉横に乗車用IⅭ改札機、運転席寄り扉横に現金収受対応のための整理券発行機、運転台背面と運賃箱に降車用IC改札機を設置しています。

 

1000番台は2019年度に28本、2020年に6本が追加増備されています。

また装備品の違いにより編成記号は3種類あり、

以下の通りです。

 

SⅮ編成= 霜取り用第2パンタグラフ装備

     セラミック噴射装置非装備

 

SR編成= 霜取り用第2パンタグラフ

     セラミック噴射装置ともに非装備

 

SS編成= 霜取り用第2パンタグラフ

     セラミック噴射装置装備

 

(500番台)

 

岡山エリア向けのグループで、2023年から導入されました。

岡山地区に普通・快速用の新型車両が導入されるのは、223系5000番台以来20年ぶりです。

愛称は「うらら」。

 

車内は0番台の仕様をベースに転換クロスシートとしつつ、

ドア間のクロスシートを5列から4列に減じてドア付近のスペースを広げ、乗降がしやすい構造となっています。

 

種別表示・路線記号は岡山地区や広島や下関地区への乗り入れや姫路・相生~上郡・播州赤穂駅間の間合い運用にも対応しており、普通・快速のほかに、2022年に廃止されている「サンライナー」も用意されています。

 

また駅での集札を行う、都市型ワンマン運転に対応しています。

また車体側面の監視カメラや、出入り口表示器・整理券発行機・運賃箱などの整理券収受型ワンマン設備は将来的に対応するため、2025年現時点では準備工事となっています。

 

なお監視カメラは2024年増備の編成は新製当初ぁら搭載され、それ以前の編成も順次設置工事がなされています。

 

500番台は2023年から2024年にかけて3両編成25本と2両編成13本が導入され、

2025年から2次車として3両編成16本と2両編成20本が追加増備されます。

 

次回は編成表です。

いつもお世話になっております。

ブログをご利用ありがとうございます。

 

今回は227系の紹介になります。

 

「227系」

 

老朽化した国鉄形車両(113系・115系・117系・105系

103系)の置き換え用として、2014年から製造されている形式です。

 

225系をベースにローカル線向けに開発され、ワンマン運転に対応し、編成は2両と3両編成で、最高時速は110㎞(設計上は120㎞)です。

 

2014年から広島地区に0番台、2019年から和歌山地区に1000番台、2023年から岡山地区に500番台がそれぞれ配置されています。

 

(車体)

 

車体はステンレス製の20m車で、ホームドアの設置を考慮して、単編成時および複編成連結時にかかわらずドア位置が同一となるように設計され、連結面ー車端出入口寸法および全長を先頭車と中間車の共通化がなされています。

 

また前面には225系などに続き、クラッシャブルゾーンを設け、このほかにも床・側板・屋根の接合を強固にし、側面衝突やオフセット衝突しても変形を少なくするように設計されています。

 

前部標識灯とフォグランプは0番台ではHiⅮで、尾灯はⅬEⅮですが、1000番台以降は前部標識灯とフォグランプもⅬEⅮに変更されています。

なお前照灯と尾灯の配置は225系2次車や521系3次車に準じています。

 

側窓は225系と同様のレアウトで3枚構成とし、下降窓+大型固定窓+下降窓で構成されています。

 

(機器類)

 

機器類は321系や225系で採用された、いわゆる1車両中に動力台車と付属台車を1台ずつ配置して運転に必要な機器類を1両にまとめて搭載する0.5m方式を採用し、

すべての車両が電動車となっています。

そのため全車両に車両制御装置を搭載することを基本とし、

クモハ227形には空気圧縮機を追加しています。

 

また車両制御装置は主電動機を制御する主回路部と補助電源

が一体化したユニットで、IGBT素子を使用した2レベル型PFMインバーターです。

主回路はインバーター1基で2基の電動機を制御、いわゆる

1Ⅽ2Ⅿ構成のVVVFインバーターを搭載しています。

 

走行システムはIGBT素子VVVFインバーター装置で、集電装置(パンタグラフ)はシングルアーム式が使われています。

パンタグラフはクモハ227形に搭載されています。

なお第二パンタグラフは0・500番台では準備工事ですが、

1000番台の場合は一部に搭載されています。

 

(台車)

 

台車は空気バネ式ボルスタレス台車で、軸箱と台車枠とのあいだに軸ダンパを装備しますが、ヨーダンパは準備工事となっています。

 

(運転台)

 

運転台は速度計・計器類を廃止し、タッチパネルの液晶モニタに表示するグラスコックピット構造の計器盤設定器を運転台正面2台と右側そで部に1台を採用し、主幹制御器は221系以来から使用実感のある、ブレーキとマスコンが別々の横軸ツインレバー型を搭載しています。

 

運転台周りの基本的な造りは同じですが、高さが100mm低く200㎜となっています。

 

これで概要は終わりです。

 

続きは番台区分別の紹介です。