2018年に買ってよかった絵本 ベスト5を発表したい | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします


巷では

第11回MOE絵本屋さん大賞2018 が賑わっていますが?


絵本読み聞かせ講師 上甲知子の
2018年に買ってよかった絵本ベスト5を
発表します



いや
発表したかったのだけれど
4冊しか選べなかった(笑)

なのでキリが悪いが
ベスト4を発表します

しかも順位をつけられないので
ランダムに4冊。









2018年にわたしが買った絵本です。

2018年に初版の絵本とは限りません。

ちなみにわたしは
もうそんなに絵本を買わないようにしています。

買うなら
よっぽどのことがあった場合です。

よっぽどのことがあっても
よっぽどのことがない限り
ここでは
紹介しません。

だから
よっぽどの絵本だと思ってください(笑)
(なんじゃそりゃ)




では1冊目


このよで いちばん はやいのは
ロバート・フローマン (原作), あべ弘士 (絵), 天野祐吉 (翻案)
福音館書店




ブログはこちらに書きました


この絵本の元となった絵本は
1968年に出版されています


もっとはやいものは―スピードのはなし
ロバート・フローマン (作), アーノルド・スピルカ (絵), 大平 雅章 (訳)
福音館書店


こちらは絶版になっていて
2006年に翻案されてかがくのともとして出版されました。



わたしは
天野祐吉さんの言葉のセンスがとても好きです。

簡潔でいて
心を打つ何かがある。

この絵本は
ラストの場面を読んでいると
内面で
「ジュン」となる、わたしは。

「じゅん」としか言いようのない感じ。

「じゅん」もしくは「ギュ」

わたしだけかな?

読んでみてほしいな、と思います。









2冊目はこちら

いったでしょ
五味太郎
偕成社



ブログはこちらにて紹介しています


全くもって
世の母親には耳の痛い絵本です。


でもその耳の痛さ加減が絶妙で
最後ニヤリとしてしまう

子どもは子どもでそれがわかってて
やっぱりニヤリとしているような?


五味太郎さんにまんまとはめられたような(笑)
絵本なのかなあ








この2冊は、茗荷谷にある
素晴らしいセレクトの絵本が並ぶ
てんしん書房さんにて
出会いました


いい絵本に出会いたいなら
てんしん書房さんに行けばいい



「絵本を買うならここに行け」とブログに書きました
image







3冊目はこちら

密林一きれいなひょうの話
工藤 直子 (おはなし), 和田 誠 (絵)
瑞雲舎




この絵本は、1975年に
銀河社さんという出版社から出ていました

けれども銀河社さんはなくなり
瑞雲舎さんから復刊されました。


やはり
息の根が止まりそうな危機にあっても
それを蘇らせたいという情熱を注がれる絵本だけのことはある


あちこちで
いろんな年代の方と
この絵本を読みました

こんなコメントをブログにいただきました




先日の根っこ育ての読み聞かせ会にお邪魔させて頂きました。

密林一きれいなひょうの話

おはなしを聞いている間、聞いてはいたけどリアクションを見せなかった娘。
あんまり好みじゃなかったかなと思っていました。

でも!!

きょう!!

風呂上がりに髪を乾かしていると、くるっと私の方を振り返って、
「このあいだ まんとひひの おはなし きいたねえ」

浸み込んでた!と思いました。
あれだけ動物がいて、まさか一番馴染みのないまんとひひが彼女の口から出てくるなんて…
っていうか、初めて耳にしたまんとひひを覚えているなんて…
失礼ながら、今日ほど読み聞かせ会に行ってよかったと思ったことはありません。
鳥肌が立ちました。

正直、「そんな感動することか?」
と思うかもしれません。
でも、人見知りで知らない場所だと緊張する娘が
一番初めのちょっと長めのおはなしの中で
初めて耳にした【まんとひひ】

それを2歳半の子が次の日まで覚えているなんて
どれだけあの絵本を集中して真剣に聴いていたんだろう
耳を、心を研ぎ澄ませて聴いていたんだろう







どんなに幼い人でも
その心を動かす何かを持っている絵本

そのことをわたしは何度も体感しました

誰かに読んでもらってください

何なら読みますので
お声かけください








そして最後の4冊目はこちら

あなたのことがだいすき
えがしらみちこ 文絵
西原理恵子 原案
角川書店



この絵本は
子ども向けではないと感じます。

大人向けの絵本。

ママ向け。

ギュウウっと胸がしめつけられます。

すごくすごく共感して
泣きそうになるのをこらえて読みます、毎回。

すごくわかる。


(以下引用)

「たいへんなのは いまだけよ」っていうけど
「いま」なんとかしてほしいの

(引用ここまで)




これな。

言われて腹たつような、
言われてやるせないような気持ちもわかるし

「いまだけよ」って言ってしまう気持ちも
わかる。

わかるよ、わかる。

もう、ホントにやめて! っていうくらいの絵本(笑)








というわけで

上甲知子セレクトの
2018年ベスト4の絵本をご紹介しました


いろんな絵本大賞的なものがあるけど

わたしの好みと微妙にズレるんだよなあ(笑)

割と被らない。




こちらは2016年のベスト5







2019年もどうぞよろしくお付き合いください








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