O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba -30ページ目

ボリウッドダンス

本当に映画みたいな、
映画ってもインドのあのすぐ踊りだすタイプのやつ、
そんな感じでみんな踊る。


会社の何かおめでたいことがあったとかでパーティーがある。
よくこういうのがある。
カフェバーみたいのを貸しきって、
飲み放題(ただし焼酎はない)だし食べ放題(ただしマサラ味)
だから一応行くんだけれども、とにかくうるさいしみんな踊るし、
むりやり踊らされるし、
沖縄の人がいきなりみんな踊りだすのにちょっと似ている。
暑い国の人たちはみんな踊るのか。

それがそんなに酔ってもないのに、
大音量の音楽の中ほぼ強制的に踊らされていたりすると、
これはこれで結構楽しくなってきてしまう。
アドレナリンが垂れ流される。

ずんぐりむっくりずんぐりむっくりのインド人が、
ずんぐりむっくり踊るとめちゃくちゃおもしろい。
そして本人にずんぐりむっくり、って言っても怒らないから余計こっちも調子に乗る。
だって意味わかってないから怒らないから。


言葉の必要性がいよいよ揺らいできた。



今年の雨季はこの楽天で手に入れた長靴に見えない
ウォータープルーフのブーツがあるので全然大丈夫。


また歯医者に行ってぼったくられた。

ぼったくられたと言うか日本で保険なしの値段ぐらいを取られた。
歯磨きしてるのに。


地球のはぐれ方/東京するめクラブ


村上春樹と吉本由美と都築響一の三者による旅行記。
名古屋がダントツおもしろかった。
名古屋はライブで何度も行ったので、多分その辺の名古屋人とちゃんと話せる。
だもんで。
って言える。
エビフライも味噌カツも天むすも大好き。
手羽先もひつまぶしもシロノワールも味仙も全部好き。
名古屋って本当おいしいものが多い。
それに、栄って言うドーン!ここじゃ!みたいな場所があるから、
逆にここしか無いから、
お買い物もしやすくて、道が整然としていて、
日本の中でもかなり好きな場所。
そこにある矛盾みたいなものを、
さすがの村上春樹様はすごい視点で突いていて、妙に納得。
この名古屋訪問がきっかけで多崎つくるの本が名古屋を舞台にできたんだとか。
でも確かに名古屋って何かある。
東京みたいな圧倒的なものでも、
大阪みたいなふっきった感じでもなくって、
他の地方都市とも全然違うし、
すごい中途半端なんだけど、
若い子たちのお洋服が派手だったり、
髪の毛が金髪と黒と半分だったり、
本当わけわかんないんだけど、何か好き。
また行きたいなー名古屋。

もう一年も経ったのか

そうか。
もうあれから一年か。

それでも、まだ、相変わらずみんなのことを思っているよ。
こーじ、とーるちゃん、こーへー。
家族、大好きな友だち、音楽で関わってくれた全ての人たち。

インドからどうか幸せでおってくださいって、
結構まあまあ本気で思っています。

ものすごくみんなに会いたいし、
すごく愛しいし、
日本が戦争なんかに向かわない様に本当にどうか。

一日だって忘れてないよ。

全然今だってとんでもなくみんなのことを愛しています。
死ぬほど会いたいし全然今だって恋をしている。





とか何とか言っちゃって。


今日スタバで名前は何やって聞かれたから
「巨乳だよ」って答えた。



KAYONYU
になった。

ちょっと違う。
かよにゅうじゃない。
巨乳だ。

そこだけは譲れない。

虐殺器官/伊藤計劃

うーーーーーん
会社の無料図書館(勝手に日本人が読み終わったのを置いてる棚)
から拝借したもの。
うーーーーーーーーーーん
おもしろかったんだけど、哲学的過ぎて難しかったorz

死ぬなんて、人間が殺しあうなんて本の中だけの世界でいられたし、今までは。
インドにいたって、そんなのはまだどっかの遠くのお話で、
だけどムスリムがすぐ近くに今はいて、
クリスチャンもヒンドゥーもいっぱいいて、
だけどみんな仲良し、に見えるし、
それは気のせいなのかもしれないし、
もうそうゆうの答えが無い。

そして集団的なんとかかんとかで、
日本が確実に変わろうとしていて、
そんなもん日本の外から見てたら余計見える。

一番衝撃だった一節:音楽は心を強姦する。
225頁の衝撃。
耳にはまぶたがない。
そういえばそう。
何で目は閉じられて、見たくないものを見なくてもいいのに、
どうして耳は閉じられないのか。
人間なんてここ最近のちょっとした期間でだって例えば、
若い子は顎が小さいだの親知らずが生えないだのって、
どんどん進化しているもんだから多分これは敢えて人類が選んできたわけで、
そしたらそもそも耳は、
危険回避なんかのために閉じてはならなかったのか、
それとも閉じる必要がなかったのか、
もうそんなのどっちでもいいって思うんだけど、
結局そんなのばっか考えてる。

うまいものだより インドから

今ハマってるもの。



道端の焼きとうもろこし。
これがおいしいったらない。
1本30円ほどでその場で焼いてくれる。
焼きあがるとライムで塩を塗りこむ。

色気のないことこの上ないのだけれども、
ずーーーーーーっと食べ物の話をしている。
会社の中でも、外でも、
恋の話とかそう言うのを一切しない。
食べ物の話しかしていない。

どこそこにマトモなレストランがあるとか、
なんとかビーチの近くで牛を売っていたとか、
ネット検索の結果もカフェとレストランばっかりです。

ムンバイは今日も平和。

日本はさ、何か大変だったみたいじゃないか。
東京がさ。
焼身自殺とかマンホールがぶっ飛んだとか車が歩道に突っ込んだとか、
何だって知ってる、日本のことは。

何かあったらいつだって逃げておいでね。



怖るべき子供たち/ジャン・コクトー

アーメダバードに持っていったおもろないフランスの本。
おもんなかったのはジャン・コクトーのせいだけでは無い気がする。
やはり外国文学は訳されるとそれは本来と変わってしまうんじゃないか。
私はフランス語は高校でちょっとかじって以来さっぱりなので、
原文で読むことは一生無いだろうけど、
多分、こんな感じじゃないんだろうと思うんだよね。
それもあってあんまり海外の本を読まないんだけれども、
この人はやっぱり詩人というだけあって、
内容もあまりにも詩的で、
それが多分どうにかこうにか日本語になっているものだから、
どこかちぐはぐで、
結局アーメダバードの孤独をさして慰めてはくれなかった。