happy birthday my nephew
とうとう伯母となりました。
感無量です。
妹が真っ当です。
真っ当に順調に母となりました。
妹が。
ありがとうございます。
まだしばらく会えない甥には、妹にできなかった分優しくしたい。
命がつながっていく。
こうやって命が紡がれていくのだ。
妹が妻となり母となったのにも関わらず私ときたらちゃらちゃらふらふら、
今日なんかゾロアスター教徒と本気のケンカをした。
最後本当に捨て台詞で「そんな変なターバン巻く時間あったら仕事しなさいよ!」
って言ってやった。
日本語で。
本当に甥にあわせる顔がありません。
でも本当にあのターバン変なんだもん。
マジで変なんだもん。
鳥葬とか怖いんだもん。
変なの!
変なの!
毛先遊ばせてみましたー
みたいなの一生できないんだから。
変なの!!!!!
おばさんと呼んだら妹同様、恐怖が待っている。
おぼえとけ。
蜩ノ記/小泉 堯史監督

本を読み終わっているのに映画にまで手を出したのは、
岡田君ありきが大きな理由。
岡田君をかっこよくないって言ってる女って見たこと無い。
たぶん日本中の岡田で一番かっこいいんだけど、
私岡田将生派。
ごめん、じゅんいち。
石田じゃないですよ。
本ではもっと丁寧に書かれていた村人の描写がいまいち雑だったのが残念ですが、
岡田君でプラマイゼロ。
日本人って、昔のこの時代の日本人の心って本当に崇高で美しい。
ほんとにこんなだったのかあんまり信じられない。
どうしてしまったんだ、日本人は。
ゾロアスター教徒ディスってる場合じゃないだろ。
感無量です。
妹が真っ当です。
真っ当に順調に母となりました。
妹が。
ありがとうございます。
まだしばらく会えない甥には、妹にできなかった分優しくしたい。
命がつながっていく。
こうやって命が紡がれていくのだ。
妹が妻となり母となったのにも関わらず私ときたらちゃらちゃらふらふら、
今日なんかゾロアスター教徒と本気のケンカをした。
最後本当に捨て台詞で「そんな変なターバン巻く時間あったら仕事しなさいよ!」
って言ってやった。
日本語で。
本当に甥にあわせる顔がありません。
でも本当にあのターバン変なんだもん。
マジで変なんだもん。
鳥葬とか怖いんだもん。
変なの!
変なの!
毛先遊ばせてみましたー
みたいなの一生できないんだから。
変なの!!!!!
おばさんと呼んだら妹同様、恐怖が待っている。
おぼえとけ。
蜩ノ記/小泉 堯史監督

本を読み終わっているのに映画にまで手を出したのは、
岡田君ありきが大きな理由。
岡田君をかっこよくないって言ってる女って見たこと無い。
たぶん日本中の岡田で一番かっこいいんだけど、
私岡田将生派。
ごめん、じゅんいち。
石田じゃないですよ。
本ではもっと丁寧に書かれていた村人の描写がいまいち雑だったのが残念ですが、
岡田君でプラマイゼロ。
日本人って、昔のこの時代の日本人の心って本当に崇高で美しい。
ほんとにこんなだったのかあんまり信じられない。
どうしてしまったんだ、日本人は。
ゾロアスター教徒ディスってる場合じゃないだろ。
好き好き インド
インドの好きなものリスト。
[オート]
ださいことにいまだに乗り物酔いをする。
バスなんか乗る時は酔い止めが必須。
そんな私がお酒に酔っ払っていようが何キロ出ようが絶対に乗り物酔いをしない。
オートリキシャ、ことムンバイのオートは大好き。
しかも安い。
初乗り1.4キロまでは17ルピー、つまり40円もいかない。
お釣りだってもちろんくれる。
運転手がだいたい優しい。
たまに陽気なドライバーだと意味不明のヒンディーですごい話しかけてきて、
結局わけもわからんまま到着して、
いい気分で送り届けてくれる。
それにおもしろい。
ちょっとしたジェットコースターなんかより全然スリル満点で、
渋滞をクラクション鳴らしまくりながらどわーーーーって抜ける。
でも安全。
何時だってどこへだって安全に送り届けてくれる。
このオートが好きで好きでいつも乗っている。

[Home delivery]
人件費が安いからかよくわからないんだけれども、
何だって届けてくれる。
[野菜]
おいしい。
安い。
道端で買ったものはすぐに腐ってしまう。
ほどには新鮮で、無農薬。
味が濃いくて、日本にいればありえないほどには野菜を毎日貪った。
[神様]
たくさんどこにでもいる。
グロテスクなその見た目と、時に血を好む。
神様って今までお釈迦様とかキリストとか、
人間とは全然違うものだと思って来たけれど、
超越した何か、もう人間とは全然違うレベルのものだと信じて来たけれど、
インドのそれは違う。
嫉妬深くて、理不尽で、
もう人間みたいで、
ここインドではアイドル扱いで、
とても近い。
[おじさん]
インドのおじさんは総じて優しい。
「うわああああああ」って半泣きでいたら、
まず間違いなく「どうしたどうした」って助けようとしてくれる。
実際助けられるかは別問題で、とにかく関わってくれる。
日本のおじさんよりずっとちゃんとしてないけど、
ずっとちゃんとしている。
[時間感覚]
ヒンディー語の「明日」と「昨日」は同じ単語。
KARE。
明日も昨日も同じ。
過ぎたものも来るかどうかわかんないものも大して変わりない。
大切なのは、今日。
生きているのは、今。
[遺跡]
歴史があって、
ヒンドゥーと仏教とイスラムとごちゃ混ぜで、
入り乱れた感じで、
もう何でも来い。
彫ってやる。
全部この石に掘り込んでやる。
ずっとずっと残すために全部掘り込んでやる。
[子ども]
かわいい。
目が大きくてみんなローラみたいなもん。
これがある一定年齢を境に全然かわいなくなるけど、
裸足できゃっきゃ言いながら走り回る子どもを見ていると、
日本の抗菌製品に囲まれた彼らとどっちが幸せなのか答えはわからなくなる。
もし私が子どもを生む様なことがあったら絶対にインドで育てたい。
躊躇なく「俺のママが一番最高だぜ」って、
思春期だろうが何だろうが堂々と言える、あの人たちの中に居て欲しい。
[気候]
あったかいんだから。
寒いのは私は死ぬけど暑いのはいくらでもいける。
好きなものばっか。
だから住んでみた。
好きすぎて住んでみた。
不思議なもので、好き好き言ってたら、
ここではおもしろおかしく悪口ばっか書いて来たけど、
本当は毎日おもしろくて仕方なかった。
道端のもう地獄絵図みたいなカオス、
誰も守らない信号が渋滞してクラクションが鳴り止まなくて、
自分の乗っているオートと隣のドライバーが本気でケンカしながら、
子どもがペンを買えだの金寄こせだの凄んできて、
野良犬が吠えまくる。
とんでもない非日常に毎日酔いしれた。
本当におもしろかった。
で、そんな風に好き好き言ってたら、
インドの神様に愛されてしまってなかなか離してもらえないまま、
とても安全に過ごさせてもらった。
結局犯罪みたいなものは一度も私は見なかったし、
遭わなかったし、
そりゃいやだなーなんて思いはいくらでもあったけど、
そんなの日本にいたって同じことだし、
何だインドでレイプだなんだって、
そんなの一回も見たことも聞いたこともない。
私がもはやインド人にとって女性として成り立っていないのか、
ある程度は気をつけていたからなのか、
もう知る由もないんだけれど、
ほんとに、
シヴァ、パールバティ様、
カーリーちゃん、ガネーシー、
ハヌマーンもクリシュナも、他全部、
そしてインド人たち。
正直で優しくて実は気が小さい、
歴史や境遇をまるっと受け入れて、
何かのせいにするでもなく、
もがくわけでもなく、
ただもうそうゆうものって受け入れて、
それってもうそうだ、釈迦を生んだ国だからそれはそうだ。
今だけをちゃんと生きるインド人、本当に大好き。
ありがとう、インド。
いつかまた戻ってくるよ。
もうそろそろ行かなきゃ、だ。
Unfaithful/エイドリアン・ライン監督

映画は本に比べると全然観ない私が、
一番好きな監督。
芥川賞の本とかストーリーがわかりにくいものは全部だめなのに、
この監督の
あ、映像が美しい
みたいのだけはわかる。
もうストーリーわけわからんのに、
しかも英語の字幕さえなくって言ってることさっぱりわからんのに、
引き込まれてしまって夢にまで出るのは、
この監督に私は恋をしてしまっている。
あの日、数Ⅱの授業をさぼって十三の小さな映画館で、
観客一人でロリータを観た日から私はこのおじいちゃん監督に恋している。
もうストーリーわけわからんしエロいし、
何なら登場するフランス人のフランス英語しかわからんけど、
私はやっぱり不倫ものがいまいちわからない。
結婚しちゃうともう人のものなんだからってなって、
男の人って感じがしなくなる。
他の人が不倫だなんだって、
たとえそれが友達とかだろうともちろん口出しも批判もしないし、
そんなのは自由、もちろんそう。
ただ私にはこのまま一生経験できないことの様な気がする。
法律が結構しっかり立ちはだかる。
あ、でも桜井さんは別。
桜井さんと小栗旬は別ね。
[オート]
ださいことにいまだに乗り物酔いをする。
バスなんか乗る時は酔い止めが必須。
そんな私がお酒に酔っ払っていようが何キロ出ようが絶対に乗り物酔いをしない。
オートリキシャ、ことムンバイのオートは大好き。
しかも安い。
初乗り1.4キロまでは17ルピー、つまり40円もいかない。
お釣りだってもちろんくれる。
運転手がだいたい優しい。
たまに陽気なドライバーだと意味不明のヒンディーですごい話しかけてきて、
結局わけもわからんまま到着して、
いい気分で送り届けてくれる。
それにおもしろい。
ちょっとしたジェットコースターなんかより全然スリル満点で、
渋滞をクラクション鳴らしまくりながらどわーーーーって抜ける。
でも安全。
何時だってどこへだって安全に送り届けてくれる。
このオートが好きで好きでいつも乗っている。

[Home delivery]
人件費が安いからかよくわからないんだけれども、
何だって届けてくれる。
[野菜]
おいしい。
安い。
道端で買ったものはすぐに腐ってしまう。
ほどには新鮮で、無農薬。
味が濃いくて、日本にいればありえないほどには野菜を毎日貪った。
[神様]
たくさんどこにでもいる。
グロテスクなその見た目と、時に血を好む。
神様って今までお釈迦様とかキリストとか、
人間とは全然違うものだと思って来たけれど、
超越した何か、もう人間とは全然違うレベルのものだと信じて来たけれど、
インドのそれは違う。
嫉妬深くて、理不尽で、
もう人間みたいで、
ここインドではアイドル扱いで、
とても近い。
[おじさん]
インドのおじさんは総じて優しい。
「うわああああああ」って半泣きでいたら、
まず間違いなく「どうしたどうした」って助けようとしてくれる。
実際助けられるかは別問題で、とにかく関わってくれる。
日本のおじさんよりずっとちゃんとしてないけど、
ずっとちゃんとしている。
[時間感覚]
ヒンディー語の「明日」と「昨日」は同じ単語。
KARE。
明日も昨日も同じ。
過ぎたものも来るかどうかわかんないものも大して変わりない。
大切なのは、今日。
生きているのは、今。
[遺跡]
歴史があって、
ヒンドゥーと仏教とイスラムとごちゃ混ぜで、
入り乱れた感じで、
もう何でも来い。
彫ってやる。
全部この石に掘り込んでやる。
ずっとずっと残すために全部掘り込んでやる。
[子ども]
かわいい。
目が大きくてみんなローラみたいなもん。
これがある一定年齢を境に全然かわいなくなるけど、
裸足できゃっきゃ言いながら走り回る子どもを見ていると、
日本の抗菌製品に囲まれた彼らとどっちが幸せなのか答えはわからなくなる。
もし私が子どもを生む様なことがあったら絶対にインドで育てたい。
躊躇なく「俺のママが一番最高だぜ」って、
思春期だろうが何だろうが堂々と言える、あの人たちの中に居て欲しい。
[気候]
あったかいんだから。
寒いのは私は死ぬけど暑いのはいくらでもいける。
好きなものばっか。
だから住んでみた。
好きすぎて住んでみた。
不思議なもので、好き好き言ってたら、
ここではおもしろおかしく悪口ばっか書いて来たけど、
本当は毎日おもしろくて仕方なかった。
道端のもう地獄絵図みたいなカオス、
誰も守らない信号が渋滞してクラクションが鳴り止まなくて、
自分の乗っているオートと隣のドライバーが本気でケンカしながら、
子どもがペンを買えだの金寄こせだの凄んできて、
野良犬が吠えまくる。
とんでもない非日常に毎日酔いしれた。
本当におもしろかった。
で、そんな風に好き好き言ってたら、
インドの神様に愛されてしまってなかなか離してもらえないまま、
とても安全に過ごさせてもらった。
結局犯罪みたいなものは一度も私は見なかったし、
遭わなかったし、
そりゃいやだなーなんて思いはいくらでもあったけど、
そんなの日本にいたって同じことだし、
何だインドでレイプだなんだって、
そんなの一回も見たことも聞いたこともない。
私がもはやインド人にとって女性として成り立っていないのか、
ある程度は気をつけていたからなのか、
もう知る由もないんだけれど、
ほんとに、
シヴァ、パールバティ様、
カーリーちゃん、ガネーシー、
ハヌマーンもクリシュナも、他全部、
そしてインド人たち。
正直で優しくて実は気が小さい、
歴史や境遇をまるっと受け入れて、
何かのせいにするでもなく、
もがくわけでもなく、
ただもうそうゆうものって受け入れて、
それってもうそうだ、釈迦を生んだ国だからそれはそうだ。
今だけをちゃんと生きるインド人、本当に大好き。
ありがとう、インド。
いつかまた戻ってくるよ。
もうそろそろ行かなきゃ、だ。
Unfaithful/エイドリアン・ライン監督

映画は本に比べると全然観ない私が、
一番好きな監督。
芥川賞の本とかストーリーがわかりにくいものは全部だめなのに、
この監督の
あ、映像が美しい
みたいのだけはわかる。
もうストーリーわけわからんのに、
しかも英語の字幕さえなくって言ってることさっぱりわからんのに、
引き込まれてしまって夢にまで出るのは、
この監督に私は恋をしてしまっている。
あの日、数Ⅱの授業をさぼって十三の小さな映画館で、
観客一人でロリータを観た日から私はこのおじいちゃん監督に恋している。
もうストーリーわけわからんしエロいし、
何なら登場するフランス人のフランス英語しかわからんけど、
私はやっぱり不倫ものがいまいちわからない。
結婚しちゃうともう人のものなんだからってなって、
男の人って感じがしなくなる。
他の人が不倫だなんだって、
たとえそれが友達とかだろうともちろん口出しも批判もしないし、
そんなのは自由、もちろんそう。
ただ私にはこのまま一生経験できないことの様な気がする。
法律が結構しっかり立ちはだかる。
あ、でも桜井さんは別。
桜井さんと小栗旬は別ね。
インクレディブル ジャパン からの インディア
完璧な予定を立てて行った。
いつ、どこで、何を食べるのか完全に予定を立てた。
こっそりお友達の結婚式で日本に帰った。
滞在はたったの3日。
実家に寄る事もなく、
やっと髪を切って、
ガサガサになってしまった指先をネイルして、
会いたい人に会って、
食べたいものだけを食べて、
結婚式で、そのためにまた作った曲を歌って、
梅酒で酔っ払ってまたすぐインドに戻った。

いつだって帰って来れる。

全然いつだって戻って来れる。

っていつだって思わせてくれる。

感謝だ。
さとうのメンチカツに、

やまやの明太子食べ放題、

すしざんまい(ごちそうさまでした)

モスライスバーガー海鮮かきあげ、
クアアイナ、

とんかつ。

夢にまで見た。
インドであまりにもおいしいものがなくって、
ひたすら義務みたいに野菜や絞めたばかりの鶏を食べるのだけれど、
そんなにたくさん食べたいとも思えないものだから、
すっかり胃が小さくなってしまってから、
しょうもないものを一口たりとも入れたくなかった。
私の住むマハラシュトラ州で最近、
つい最近、
牛肉が完全違法になった。
持っているだけで禁固刑になった。
だから日本でたくさん食べました。
どこまでも近くて遠い日本と、
そこまでもイミフのインドと。
それから他には、人生で初めて東大の赤門をくぐった。

活字と学問に改めて途方も無い恋をした。
あとは、国際免許を取得した。
国際免許を取りに行ったら、
そもそもお前免許切れてますよ出直して来い。
って言われた。
インドにいたせいで今が平成何年か忘れていた。
海外にいたことで許してもらえて、
急遽失効した免許を取り直した。
1回だけ謎のスピード違反があったらしく、
1時間の講習を受けて無事、
泊まっていた都心のホテルの住所で免許証が発行された
住民票が無いせいでホテルの住所になった。
か、かっこいい。
私。
はっきり言って私の住所でも何でもないから余裕で晒せる。
しかし写真が気持ち悪すぎて晒せない。
最近の免許更新は、
「カラコンかディファインつけてますか?」
って聞かれる。
カラコンですか?
って聞かれたらそれはNOと強く言えるけれども、
ディファインですか?
と聞かれたらそれはNOって言えない。
コンタクトを取られて本当に何も見えないまま三白眼で写った写真が、
犯罪者並みに怖い。
そして住所がかりそめのホテル。
真っ当に生きていたいのに。
自分の日本国内での最も有効なIDが怖い顔でかりそめの住所。
無事、国際免許証も取得できました。
これで無敵だ。
どこでも行ける。
どこだって行ける。
今まで日本以外では、チッタウルガルやハンピでふざけてオートを運転させてもらったのと、
たぶん公道じゃない様なインドの田舎で無免ノーヘル飲酒で乗ったぐらいですが、
もうこれがあればちゃんとしたドライバーになれる。
気を引き締めて運転をしたいと思います。
これと、パスポートと魔法のカードだけ握り締めて、
真っ当に生きていたいのにとのたうちまわりながら、
また真っ当とは言えない様な場所へ。
それでも心臓が脈を打ってしまうものだから仕方ない。
行くしかない。
ちなみにインドに戻る際、
成田のパスポートコントロールで、
すっぴんだった私は担当のお兄さんに
「ん?!・・・これは・・・なかなか・・・ですね・・・まあいっか」
と言われました。
いいのか?
本当にそれでいいのか?
ベイマックス/ ドン・ホール+クリス・ウィリアムズ監督

アナ雪以来のディズニー映画。
超かわいかったし。
ところで私、シンデレラとか眠れる森のなんとかとか、
クラシック作品はもちろん、
美女と野獣からたぶん全部集めて、
かき集めてきたけれど、
日本の主人公って初めて、で合っていますか。
初めての日本の主人公が少年だったことに少しがっかりする。
ムーランだってちゃんとお姫だったのに。
ジャスミンだってポカホンタスだってあの白人至上主義の壁を打ち破って、
もはやロビンフッドのマリアンなんてキツネなのに、
女狐なのにヒロインを勝ち取ったのに、
日本人はいまだにディズニープリンセスになれていない。
どんな風に映っているんだか。
日本人は。
2年日本を離れてもまだよくわからない。
いつ、どこで、何を食べるのか完全に予定を立てた。
こっそりお友達の結婚式で日本に帰った。
滞在はたったの3日。
実家に寄る事もなく、
やっと髪を切って、
ガサガサになってしまった指先をネイルして、
会いたい人に会って、
食べたいものだけを食べて、
結婚式で、そのためにまた作った曲を歌って、
梅酒で酔っ払ってまたすぐインドに戻った。

いつだって帰って来れる。

全然いつだって戻って来れる。

っていつだって思わせてくれる。

感謝だ。
さとうのメンチカツに、

やまやの明太子食べ放題、

すしざんまい(ごちそうさまでした)

モスライスバーガー海鮮かきあげ、
クアアイナ、

とんかつ。

夢にまで見た。
インドであまりにもおいしいものがなくって、
ひたすら義務みたいに野菜や絞めたばかりの鶏を食べるのだけれど、
そんなにたくさん食べたいとも思えないものだから、
すっかり胃が小さくなってしまってから、
しょうもないものを一口たりとも入れたくなかった。
私の住むマハラシュトラ州で最近、
つい最近、
牛肉が完全違法になった。
持っているだけで禁固刑になった。
だから日本でたくさん食べました。
どこまでも近くて遠い日本と、
そこまでもイミフのインドと。
それから他には、人生で初めて東大の赤門をくぐった。

活字と学問に改めて途方も無い恋をした。
あとは、国際免許を取得した。
国際免許を取りに行ったら、
そもそもお前免許切れてますよ出直して来い。
って言われた。
インドにいたせいで今が平成何年か忘れていた。
海外にいたことで許してもらえて、
急遽失効した免許を取り直した。
1回だけ謎のスピード違反があったらしく、
1時間の講習を受けて無事、
泊まっていた都心のホテルの住所で免許証が発行された
住民票が無いせいでホテルの住所になった。
か、かっこいい。
私。
はっきり言って私の住所でも何でもないから余裕で晒せる。
しかし写真が気持ち悪すぎて晒せない。
最近の免許更新は、
「カラコンかディファインつけてますか?」
って聞かれる。
カラコンですか?
って聞かれたらそれはNOと強く言えるけれども、
ディファインですか?
と聞かれたらそれはNOって言えない。
コンタクトを取られて本当に何も見えないまま三白眼で写った写真が、
犯罪者並みに怖い。
そして住所がかりそめのホテル。
真っ当に生きていたいのに。
自分の日本国内での最も有効なIDが怖い顔でかりそめの住所。
無事、国際免許証も取得できました。
これで無敵だ。
どこでも行ける。
どこだって行ける。
今まで日本以外では、チッタウルガルやハンピでふざけてオートを運転させてもらったのと、
たぶん公道じゃない様なインドの田舎で無免ノーヘル飲酒で乗ったぐらいですが、
もうこれがあればちゃんとしたドライバーになれる。
気を引き締めて運転をしたいと思います。
これと、パスポートと魔法のカードだけ握り締めて、
真っ当に生きていたいのにとのたうちまわりながら、
また真っ当とは言えない様な場所へ。
それでも心臓が脈を打ってしまうものだから仕方ない。
行くしかない。
ちなみにインドに戻る際、
成田のパスポートコントロールで、
すっぴんだった私は担当のお兄さんに
「ん?!・・・これは・・・なかなか・・・ですね・・・まあいっか」
と言われました。
いいのか?
本当にそれでいいのか?
ベイマックス/ ドン・ホール+クリス・ウィリアムズ監督

アナ雪以来のディズニー映画。
超かわいかったし。
ところで私、シンデレラとか眠れる森のなんとかとか、
クラシック作品はもちろん、
美女と野獣からたぶん全部集めて、
かき集めてきたけれど、
日本の主人公って初めて、で合っていますか。
初めての日本の主人公が少年だったことに少しがっかりする。
ムーランだってちゃんとお姫だったのに。
ジャスミンだってポカホンタスだってあの白人至上主義の壁を打ち破って、
もはやロビンフッドのマリアンなんてキツネなのに、
女狐なのにヒロインを勝ち取ったのに、
日本人はいまだにディズニープリンセスになれていない。
どんな風に映っているんだか。
日本人は。
2年日本を離れてもまだよくわからない。