兵庫県は加西市にあります、一乗寺
へ行ってきました(^_^)/
その昔、法道仙人という方が、インドから紫の雲☁に乗ってやってきて、この地にお寺を開いたそうです(^_^;)
現在は、天台宗のお寺です。
さて、こちらの三重塔が国宝指定を受けているので、訪問した次第です。
↑この急な階段を登る途中にあるのが、
国宝の三重塔です。
それでは、レポートします。
・国宝 一乗寺三重塔
平安時代 承安元年(1171〜4年)の建立。
源義経がまだ牛若丸だった頃です。
方三間(3間✕3間)・本瓦葺きの三重塔で、平安時代末期の特徴が、良く表れています。
↑"本瓦葺き"というのは、丸瓦→平瓦→丸瓦→平瓦→……と、交互に瓦を葺く事を云います。
↑初層が3間なのは、わかりますね。
そして塔身が、二層目三層目と上がるにつれ、ぐんぐん細くなっていってます。それもあって、
見た目に、安定感がありますよ。
↑"三手先(みてさき)"の組物が使われているので、軒の意匠は複雑(^_^;)
さぁ、最後は一乗寺三重塔の最大の見どころ!
↑もはや、ジェンガ状態💦
こちらの三重塔の良いところは、登り階段途中にあるので、各層が良く見えます。
↑二層目も三層目も、組物みっちみちに詰まってます(^_^;)
↑本堂からは三重塔が、見下ろせます。
瓦に着目してみると……
↑三層目と初層・二層目では、明らかに瓦の質が異なります。三層目は修理で新しいものを使っています初層・二層の瓦は、古い時代の使えるものを、再利用していますね。
↑塔のてっぺんにあるアンテナ状の"相輪(そうりん)"。赤銅色なのは、塗装されているのかなぁ?
三層目の「起くり(むくり)」です!
さて、ど〜こだ?