京都学・歴彩館「東寺百合文書で古文書解読!鎌倉・室町・戦国時代~中世文書、はじめの一歩(前期)」 | 死ぬまでにすべての国宝を肉眼で見る

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2023年12月現在の国宝の総数1,137件。そのうち、美術工芸品906件。これをすべて肉眼で見ようという計画です。関西中心の情報をお届けします。

京都は北山にあります、京都学・歴彩館 


へ、行ってきました(^_^)/

京都学・歴彩館 では、東寺百合文書の展示が頻繁に行われています。
なんせ、国宝 東寺百合文書は京都学・歴彩館 の地下に収蔵されているのですから……

過去の訪問履歴は、こんな感じ。

2019年 


コロナ期間中は、開催されていなかったんですけど、今年からは復活しましたね。



現在こちらでは、

東寺百合文書で古文書解読!鎌倉・室町・戦国時代~中世文書、はじめの一歩(前期) 


が開催中。

入口入って、すぐ左に展示室があります。
入場料は無料です。
内部撮影は禁止。
↑こちらの展示は、資料が充実していて、35ページもあります。
↑資料1点1点にQRコードが振ってあり、家に帰ってからでも実物の文書を見ながら復習できるようにしてくれています。

ただ、今回の展示テーマは「古文書を解読する」でして、文書のフォーマットやセンテンスの区切りなど、実物を見ながら解説していくスタイルでした。現地の解説パネルを見ながらだと理解できますが、家に帰ってから見直しても、分かりづらいよなぁ~(^_^;)

英語で云うと、文法(グラマー)の授業みたいな感じ。←古い?

しかしですよ。
文書のレイアウトとかなんとか
以前に、私たち(少なくとも私は)文字が読めないンですよ💦
まずは文字の種類。
漢文、仮名交じり文、仮名と、同じ時代であっても、様々。

また、人によって文字の書き方も違ったりします。
例えば「あ」という文字を、
"安"と書く人もいれば、
"阿"と書く人もいます。
"あ"と仮名で書く人もいれば、
"ア"とカタカナで書く人もいるといった具合です。

とは言っても、新しい知見も得られます(^_^)戦国時代では、
「言語道断」が「とんでもない様子」
「馳走」は「奔走する」
「退屈」が「手を抜く、義務を怠る」
といった意味だったりします。
書かれている文字を、現代の私たちが私たちの解釈で読むと、間違った意味になるンですよ~
↑配布していたペーパークラフト。
↑作ってみました(^o^)
↑東寺百"合"文書の"合"とは、蓋の付いた箱を表す単位です。
100"合"の箱に収められていたから百合文書なんですね~
今回の展示は、私にはあまり刺さりませんでした(^_^;)
でも、後期展示も行きますケドね❤