三の丸尚蔵館 で開催中の、『皇室のみやび ー受け継ぐ美ー
』 のレポートの続きです。
この展覧会で、11/26(日)まで展示されていた国宝のレポートになります。
しました。
今回が、この展覧会、最後のレポートになります。
・国宝 動植綵絵 伊藤若冲筆より
秋塘群雀図【前期】
南天雄鶏図【前期】
老松白鳳図【前期】
菊花流水図【前期】
江戸時代の作。
伊藤若冲は有名な画家で、作品数も多いのですが、この動植綵絵が唯一の国宝指定作になります。
この動植綵絵は、10年もの間に描いたシリーズで、全30幅あり、その中から前期で4幅、後期で4幅の、計8幅が展示されます。
最高の絵師が描く作品は、200年を経ても色鮮やかです。
では、1点ずつ見ていきましょう(^_^)/
秋塘群雀図(しゅうとうぐんじゃくず)
秋の稲穂と、そこに群れるスズメの群れを描いています。
また、この絵は、上半分と下半分で印象が異なる…というか、別の絵になってる印象です。
南天雄鶏図(なんてんゆうけいず)
南天の樹の下の、勇壮な黒の雄鶏を描いています。
老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)
老松と白い鳳凰です。まるで孔雀の尾羽根のような、❤と💚の模様です。
菊花流水図(きくかりゅうすいず)
画面の上から下へ、弧を描いて川が流れています。大振りな白菊が、画面全体に配され、そこに小鳥が4羽います。四羽目を見つけるのが難しい。
前にも書きましたが、若冲の「絵のすべてにピントが合ってる」感じは好みじゃないんですよね~
て、ことでレポートはあっさりめです(^_^;)
しかし、写真撮影オーケー👌っていうのは、良いですね(^_^)
特に、高階隆兼の描く、国宝 春日権現験記絵が撮影OKだったのは、良かったですね。
全20巻、すべて撮影したいくらいです\(^o^)/
後期も行きたいと、思っていま〜す。