三の丸尚蔵館 で開催中の、『皇室のみやび ー受け継ぐ美ー
』 のレポートの続きです。
現在展示中の、第1期 『三の丸尚蔵館の国宝』。
でしたが、今回は、
・国宝 蒙古襲来絵詞より
後巻(前半部分)【通期 巻替あり】
鎌倉時代(13世紀)の作。
二度の元寇の際の、熊本の御家人 竹崎季長(たけざきすえなが)の活躍を表した絵巻です。
今回の記事展示の"後巻"では、2度目の戦闘"弘安の役"を描いています。
この場面の前にもう2場面があるのですが、そこは展示されてませんでした(^_^;)
↑モンゴル軍にたちむかうため、意気揚々と戦地へ向かう竹崎季長の一行。
↑石築地の前を、威風堂々と進む、我らが大将 竹崎季長。
この前に出陣した「文永の役」で、活躍の割に幕府から貰えた報奨が少なく、納得できない季長は、鎌倉に出向き申し立てをします。(このことは前巻で描かれています)
その際、自分の活躍の証明として描かせたのが、この絵巻といわれています。
この場面までを展示していました。
前期は11/26(日)まで、11/28(火)からは後期展示に切り替わっています。
おそらく、この後の場面が展示されているでしょう。
次回も、三の丸尚蔵館の名宝をレポートしま〜す(^_^)/~~