AI画像が大嫌いです!
ちょっと前からSNSやいくつかのストックフォトでAI画像を見かける事が多くなりました。
個人の趣味の範囲で、それを楽しんでいる場合はそれに対して別にどうこう言うつもりはありません。
でも、公の場にそれを公開すると言う事は、少なくともそれを制作する過程において元となるオリジナル画像(イラスト・絵画・写真など)が存在するはずです。
それらAI画像を公開する人は、元画像の作者または撮影者から、ちゃんと許可をもらっているのでしょうか?
AI画像を見ると、いつもそんな事を考えます・・・
それとこれは個人的な考えなので、これを誰かに強要するつもりはありません。
元となる画像を用意してそれを『ワンクリックするだけで完成してしまうAI画像』を果たして芸術と言えるのだろうか?と言う事です。
そして、その完成した画像をあたかも自分の作品であるかのようにドヤ顔をする人がいます。
その人は何か創意工夫をしたのでしょうか?私はそんな人を制作者とは言いたく無いです。
正確には、その人が購入したAIツールが学習した画像を元にランダムに仕上げただけです。
つまり、制作者?はAIだと言う事です。
『ワンクリック者』はAIがランダムに制作した画像の出来栄えが気に入らなければ、さらにワンクリックして画像の完成を待つだけです。(自分が納得のいくまで永遠にワンクリックし続けてください😆)
とあるサイトのディスカッションを見ていると、AI画像肯定論者は自らを正当化しようとして御託を並べている事がよくあります。
でも、いくら御託を並べ立てようとも、それはオリジナル画像では無いし、それを制作するに当たって、あなたは何か創意工夫を凝らしましたか?
そして挙げ句の果てに、写真機としてフィルムカメラが登場した時も画家は写真機(カメラ)に対して同様の事を思っていたかもしれない、なんて屁理屈をぬかすAI画像肯定論者がいます。
写真機(カメラ)は目の前にある物や景色を撮るための道具ですが、撮影者は適当にシャッターを切っているわけではありません。
ザックリ簡単に言うと構成や構図を考えたり適切なシャッタースピードだったり、絞り値だったり、露出補正などを考え工夫します。(これは画家にも共通部分があると思います)
カメラのシャッターは、ただワンクリックして適当な画像を生み出してくれるものではありません。
それが分かっていないから、そのような屁理屈を平気で言うのでしょう。
そうでなければ、鉢植えの変な?植物をスマホで撮り、それを平気で某ストックフォトに投稿したりしないでしょう。(彼曰く、それが採用されたとドヤ顔していたようです🤣)
パソコンの前に座ってばかりいないで、たまには外へ出て光合成した方が健康的だよ!
ビタミンDを作るには適度な日光浴が必要だってね!😆
本当、腹立ち紛れに書いてしまいましたが、この辺で自主規制します・・・😅
とまぁ~、腹立ち紛れに言いたい事を言いましたが、私はAI技術そのものを否定しません。
個人的にはAIの有効利用って、人間では事前に予測したり反応する事が難しい場合の補助的なシミュレーション技術のようなものなんだろうと思っています。(人工知能と呼ぶには、まだ程遠いと思います)
画家もイラストレーターも写真家も想像力を働かせ、工夫して良い結果を追求するわけで、それがワンクリックで仕上がりを待つだけなんて、それで人生楽しいですか?
極論になってしまいますが、動物だって生きるため(食べるため)に、とりあえず考えます。
考える事をやめた人間なんて、それは人にあらず!生きていて楽しいですか?
そして、遠い将来にはターミネーターやマトリックスのような世界が現実のものになる日が来るのかもしれませんが、その時代に私は生きていないと思うので、それを体験することはなさそうです。
最後にこれはAIツールを使って編集した画像ではなく、自分で撮影したものです。
何故この画像を投稿したのかと言うと、とある写真家さんが流し撮りの背景をAIツールを使って流れているように編集したと言っていたからです。
おそらく、ただ見ているだけの人はそれに気がつかないでしょう。
私は本物の写真が好きなので、それを聞いた時に少しガッカリしました・・・😔