みなさま、こんにちは。
店長めぐです。
朝、いつものようにメダカの容器をのぞいたら、1匹だけ動かなくなっていた。
昨日までは普通に泳いでいたのに、どうして?
そんな経験をして、困っていませんか?
メダカが死んでしまうと、
「私の育て方が悪かったのかな」
「病気に気づけなかったのかな」
と、自分を責めたくなりますよね。
私も何度も経験してきました。
元気そうに見えていた子が突然いなくなると、長く飼っていても、やっぱり落ち込みます。
でも、メダカが死んでしまう原因は、ひとつとは限りません。
病気だけではなく、水温、水質、餌、酸欠、過密飼育、急な環境変化など、いくつかの負担が重なっていることもあります。
まず確認したいのは、「1匹だけ」なのか「続けて死んでいる」のかです。
ここが分かると、その子自身の問題なのか、容器全体を見直した方がよいのかを考えやすくなります。
1匹だけ死んでしまった場合
ほかのメダカが元気に泳ぎ、餌も食べているなら、その子だけの体調や年齢が関係していることがあります。
メダカにも個体差があり、同じ環境で育てていても、体力や寿命は少しずつ違います。
高齢だった。
もともと体が小さかった。
ほかのメダカに追われて、十分に餌を食べられていなかった。
見えない場所でケガをしていた。
こうした理由で、1匹だけ弱ることもあります。
この場合も、すぐに安心せず、残ったメダカの様子を数日間見ておきます。
残ったメダカで見ておきたいこと
・いつもどおり餌を食べているか
・水面で苦しそうにしていないか
・底でじっとしている子はいないか
・体をこすりつけたり、くるくる回ったりしていないか
・ヒレを閉じていないか
・白い点、赤み、傷などがないか
ほかの子に変化がなく、その後も死ぬ子が出なければ、容器全体のトラブルではない可能性が高くなります。
何匹も続けて死んでいる場合
昨日1匹、今日も1匹というように、少しずつ死ぬ子が増えている場合は、容器全体の環境を一度見直してみてください。
この状態は、よく「ポツポツ死」と呼ばれます。
見た目には水がきれいでも、水の中では少しずつ環境が悪くなっていることがあります。
餌の食べ残しやフンがたまり、水質が悪化している。
メダカの数に対して、容器や水量が少ない。
気温の上昇で水温が高くなり、酸素が不足している。
水換えの量が多く、水温や水質が急に変わった。
こうした小さな負担が重なると、体力の弱い子から順番に調子を崩すことがあります。
こんな状態なら、容器全体を確認してみてください
・数日おきに1匹ずつ死んでいる
・複数のメダカが底でじっとしている
・餌を食べる量が全体的に減った
・水面付近に集まって口をパクパクしている
・水が白く濁っている
・水や容器から、いつもと違うにおいがする
・最近、水換えや容器の移動をした
水換えをしたあとに死んでしまった場合
メダカのために水換えをしたのに、そのあと弱ってしまうと、何が悪かったのか分からなくなりますよね。
水換えそのものが悪いわけではありません。
ただ、新しい水との温度差や水質差が大きいと、メダカにとって急な環境変化になります。
特に、容器の水をほとんど交換した場合や、冷たい水を一気に入れた場合は注意が必要です。
水換え後に不調が出たときは、次の点を振り返ってみてください。
・カルキ抜きを入れ忘れていなかったか
・新しい水との水温差が大きくなかったか
・一度にほとんどの水を交換していなかったか
・容器や底床をきれいに洗いすぎていなかったか
・新しい水を勢いよく入れていなかったか
心当たりがある場合も、さらに全換水を繰り返すのはおすすめできません。
まずはメダカの様子を見ながら、必要なら水温を合わせたカルキ抜き済みの水で、少量ずつ調整します。
暑い日に突然死んでしまった場合
夏は、朝まで元気だったメダカが、夕方に急に弱っていることがあります。
日差しで水温が上がり、酸素が少なくなったり、水が急に傷んだりするためです。
特に、小さな容器、黒い容器、水量の少ない容器は、水温が変わりやすくなります。
暑い日の午後にメダカが弱っていたら、まず容器へ直射日光が当たっていないかを確認します。
日陰を作り、風通しを確保します。
エアレーションがある場合は、水面が軽く揺れるくらいに調整します。
熱くなった水へ冷水を一気に入れると、今度は急な水温差が負担になります。
焦って冷やしすぎず、少しずつ環境を落ち着かせてあげてください。
餌が原因になることもあります
餌をしっかり食べてほしくて、多めにあげたくなることもありますよね。
でも、メダカが食べ切れなかった餌は、容器の底へ沈んで水を汚します。
特に暑い時期は水が傷みやすいため、昨日まで問題がなかった量でも、食べ残しが出ることがあります。
餌をあげたあと、数分たっても水面や底に残っているなら、少し多いかもしれません。
メダカが弱っているときや、何匹も死んでいるときは、一度餌を控えて水の状態を優先して確認します。
病気かどうかは、体の様子も一緒に見る
メダカが死んでしまうと、すぐ病気を疑いたくなります。
ただ、泳ぎ方や体の状態を見ないまま薬を入れると、原因が違った場合に負担を増やしてしまうことがあります。
白い点がある。
体やヒレに赤みがある。
綿のようなものが付いている。
ヒレが溶けたように見える。
体を容器へこすりつけている。
このような変化がある場合は、病気の可能性も考えます。
反対に、複数匹が同じ日に急に弱った場合は、病気だけでなく水温や水質、酸欠なども一緒に確認してみてください。
メダカが死んだときの確認順
① 1匹だけか、何匹も続いているかを見る
② 残ったメダカの泳ぎ方と餌食いを見る
③ 水温と直射日光を確認する
④ 水の濁り、におい、食べ残しを見る
⑤ 最近の水換えや容器移動を振り返る
⑥ 体表やヒレに異常がないか確認する
⑦ 原因を決めつけず、必要な対処だけを行う
ここまで確認すれば、今すぐ見るべき場所は、だいぶ絞れると思います。
一番避けたいのは、原因が分からないまま、水を全部換えたり、塩や薬を次々に入れたりすることです。
メダカが死んでしまった直後は焦りますが、残った子を守るためにも、一つずつ確認してみてくださいね。
ただ、メダカが死ぬ原因は、季節や症状、死に方によって少しずつ違います。
本体ブログでは、突然死、ポツポツ死、水換え後の不調、高水温、水質悪化など、考えられる原因をもう少し細かく整理しています。
何から確認すればいいか分からなくなった方へ
水質、水温、餌、酸欠、病気など、メダカが死んでしまう原因はひとつとは限りません。
困ったときに飼育環境を順番に振り返れるよう、初心者の方にも分かりやすく一冊にまとめました。
メダカが死んでしまうと、どうしても「私が悪かったのかな」と考えてしまいます。
でも、原因を一つずつ振り返ることが、残ったメダカと次に迎える子を守ることにつながります。
できるところから、ゆっくり見直していきましょうね。
それでは、また。
