マドリード/ もう少しで大雨 !! 中国レーダー、ペロシ機を追跡できず!!
8月17日(水曜日)
今日は午後からのゴルフでゆっくりと昼食をとり。午後4時過ぎに自宅を出たときの気温は26℃、雲がちょっと多目のためか湿度は43%でしたが、暑さは殆ど感じません。というより、スタートした直後、俄かに雨雲が張り出し、ポツリポツリと降りだしました。2ホール終わった時点で、雲の流れから見て大雨となり、プレーの中断、あるいは中止も覚悟したのですが、結局は、何事もなくホールアウトしました。たぶん、嘘だろうと思われるでしょうが、例えプレーが中止となったとしても、スペイン中が大雨となり、燃え続ける森林火災や旱魃、水不足の悩みが少しでも解消されればと思いました。これは本当の気持ちです。
中国レーダー、ペロシ機を追跡できず !?
ネットのニュースで面白い話を見つけました。
ちょっと前の話しですが、アメリカのペロシ下院議長が訪台の折、少しでも中国の目を逸らすために、わざと遠回りしたり、夜間飛行を選んだりという話しは前にも出ましたが、矢張り中国は、駆逐艦などに搭載しているレーダーでペロシ機を追跡していたようです。アメリカは当然、中国の行動は十分に把握しており、妨害電波を発信した事で、中国のレーダーが作動しなくなり、追跡が出来なかったと、お粗末な中国のレーダーを笑いものにしていました。
このニュースというか話を聞いて、ちょっと不思議に思ったのは、ペロシ議長の搭乗機は、フライトの始めから台湾に到着するまでをインターネットの追跡アプリが追い続け、いつも登場いただく高橋洋一さんも、ネット上で最後までペロシ機を追跡したと言っていた事との整合性です。民間会社アプリで追跡可能なものを中国人民解放軍のレーダーが捉えきれないというのは、余りにもお粗末ですね。話によると、中国の駆逐艦に搭載ざれているレーダーは500kmのエリアを掌握できると言われているようですが、実際にはそれよりも短いようですね。
反面、台湾軍のレーダーの性能はすこぶる優秀で、中国が撃ち込んで来た十数発のミサイルも全てこのレーダーに捉えられており、守備範囲は3500㎞にも及ぶそうですので、近隣諸国は全てその中に入ってしまいます。
軍事力の比較はともかく、若し、この中国のレーダーの話が本当なら、個人的には、張りぼて空母やすぐに見つけられる潜水艦と同じように、かつての日本軍のような、守るも攻めるも鉄(くろがね)の、ならぬ、守るも攻めるも数だけで、という印象を受けます。
(終り)
スペイン/ 猛暑終焉か⁉️ & ちょっと変なアメリカ ‼️
8月16日(火曜日)
今日のマドリードは曇り、最高気温28℃、湿度28%で非常に凌ぎやすい1日でした。
スペイン気象庁の予報では、今月の後半15日間の気温は、地中海沿岸地域やバレアレス諸島は不確定要素があり暑さが続く可能性は残すものの、イベリア半島の大部分で通年より3-5℃、北部では5-10℃も低くなるようです。半島の中央部はともかく北東部では多雨となるとも予想しています。一方、ネットの気象アプリ(基本的には気象庁のデータ?)では、木曜日までは30℃に達していませんが、今週末の最高気温は36℃、次週は37℃まで上昇するとの予報ですので、さて、どちらの予報が正解なのでしょうか。別の意味で楽しみですね。何れにせよ、通年以下とまでは言わないまでも、例年並みの気候に戻り、少なくとも、降雨を伴なわない猛暑により、今も続発する森林火災を食い止めて欲しいものです。とここまで書き進めたところで、地中海沿岸のタラゴナでは雹が降り、観光客や飛行機の発着に影響があったと映像付きのニュースがTVで流れました。天気とは本当に分らないものですね。
ちょっと変なアメリカ。
トランプ前大統領の別荘にFBIの捜索が入り、証拠書類とやらを段ボール箱30個分を押収したと言うニュースはすでに旧聞に属します。
この家宅捜索が発表された時、私が真っ先に感じたのは、11月の中間選挙で不利が伝えられる民主党の選挙戦略にトランプさんが嵌ってしまったのではということでした。FBIは、共和党内部からのタレ込みを元に、証拠固めをしてこの時期になったとの言い訳はできますが、余りにもタイミングが良すぎます。
ただ、トランプさんも、30箱を持ち出したが、その内の半分(15箱)は返却したなどと説明を一転、二転させず、最初から書類を持ち出した事は認め、さほどの重要性はなく、かつ、一般に公開したものでもない、という風にきちんと認めるべきだったと思います。
浅学ゆえ、私にはこの重要とされる書類を大統領が持ち出したことが、アメリカ合衆国のどの法律に抵触するのか分りませんが、高橋洋一さんは自身のyoutubeチャンネルで、スパイ防止法、公文書偽造などを可能性として挙げていましたが、ちょっとシックリしません。
まだ、トランプさんが法廷で裁かれ、有罪となるか無罪となるかは判断できませんが、有罪となれば2024年の大統領選挙への出馬は絶望ですし、中間選挙での共和党の勝利も覚束なくなります。ただ、この種の裁判は時間が掛りますので、大統領選挙までに判決が出るかどうかは不明です。そうなると、国民がこの問題をどのように捉えているかという事に掛っています。民主党の政治的謀略なのか、トランプさんが犯罪を犯したのか、ということの二者択一となります。前者なら当然、トランプさん、共和党が有利、後者ならトランプさんの政治生命は終わりとなるでしょう。
前回もFBIはトランプさんのロシア疑惑を騒ぎ立てましたが、結局は証拠不十分で立件できなかっただけに、もし、2度続けて立証できなければFBIの存在さえ危ぶまれます(高橋洋一さん)ので、背水の陣で望むでしょう。今後の成り行きに注目したいですね。
(注;本件、便宜的にFBIとしていますが、裁判所、検察、司法省も含みます)
バイデン政権閣僚の相次ぐコロナ感染
昨日、アメリカのオースティン国防長官は、新型コロナに感染していると発表、今年1月にも感染したそうです。最近ではバイデン大統領も複数回感染していますが、両者ともワクチン接種は完璧に行っています。バイデン政権では、ハリス副大統領、ブリンケン国務長官、レモンド商務長官も感染したそうですが、ワクチン接種は一体何のためでしょうか。感染しないための予防でしょうか、感染した時に重症化しないためなのでしょうか。先ほど、バイデン大統領のジル夫人もコロナに感染したというニュースも入っています。
最近では、日本以外の国では、日々のコロナの感染者数など全く意味が無いとして報じませんが、ワクチン接種率についても、ロイター通信が最後に報じた7月15日の時点で、欧米諸国の接種率は押しなべて大きく80%を超えていました。重症化している人や、亡くなった人はワクチンを接種していない人達なのでしょうか。今日も、日本では死亡者が過去最大の311人と発表していましたが、接種者と非接種者の割合は報じていません。それを隠し、未だに、ワクチン接種が最大の感染防止、といわれても説得力がありませんね。アメリカは事ワクチンに関しては自国の製品が多いだけに、一番熱心に接種を呼びかけていましたが、現状は多くの閣僚ですら感染しています。この因果関係の説明が是非とも欲しいですね。
最後にもう一つ、アメリカはペロシ下院議長の必要性の全くない訪台で、中国を大きく刺激し、世界的な危機感を煽りました。中国の一連の報復措置は褒めらたものでは無いにしても、その代償は少なくありませんでした。その余韻が燻っている中、又もや超党派の上下議員が5人訪台しました。中国を刺激してまでも行く価値、必要性があったのか疑問です。
アメリカの真の狙いは中国を挑発する事ではないと思うのですが、一連の行動の狙いは何でしょうかね。
独り言を終わります。
終戦の日にビッッグニュース‼️
8月15日(月曜日)
今日は先の大戦(太平洋戦争)の77回目の終戦の日に当たります。関連のニュースを見ていると、この日を終戦記念日としたり、なぜ祝日ではないのか、というような記述が見られますが、終戦記念日というのは俗称であった、公式には「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」だそうです。祝日ではないのか、という件については答えは明らかで、終戦、即ち敗戦を祝う国民は、ごく一部を除いては、まず居ないでしょうから、当然でしょうね。ただ、実質的にはお盆の休みですので、祝日ではなく、国民の休日とすれば、という尤もな意見もあるようです。終戦日といえば内閣閣僚や国会議員の靖国神社参拝が話題になりますが、高市早苗経済安保担当相は、従来からの信条、姿勢に微塵の揺るぎもなく、今年もまた足を運びました。本当にぶれない政治家ですね。
予断ですが、大いに期待する男性の政治家は、今回の改造内閣の閣僚を見ても1人もいませんが、女性は高市大臣を始め、防衛政務官に就任した小野田紀美さんや、松川るいさん、三原じゅんこさん、有村治子さん、多士済々、今後の女性パワーに期待です。
太平洋戦争の相手は連合国でしたが、多くの国民は主敵がアメリカだと認識していると思います。いささかこじ付けるようですが、そんなアメリカから、超弩級のビッグニュースが飛び込んで来ました。17歳の高校生、馬場咲希ちゃんが、実質的には女子アマゴルフの世界一を決める「第122回全米女子アマ」で優勝という、女子ゴルフの大ファンで私にとっては衝撃的な出来事です。
咲希ちゃんは、身長175cm、スリム過ぎるほどスリムですが、どこからそんなパワーが生まれるのかと思ってしまうのですが、平均飛距離は270ヤードと、日本の女子プロの中に入っても1-2を争うロングヒッターです。決勝戦は36ホールのマッチプレー方式という長丁場でしたが、元前路ロングドライブと正確な寄せで、11&9という大差での圧勝でした。この結果には世界中のゴルフファンが驚いたことでしょう。詳しい報道はありませんが、恐らく、122回という歴史の中でもトップクラスの記録ではないでしょうか。私もテレビに釘付けでしたが、前半から咲希ちゃんは絶好調で、前半の18ホールが終わった時点で、すでに7upでしたので冷や冷やする事もなく余裕を持って観戦できました。この大会では、今から37年前の1985年、当時16歳の最年少記録で服部道子さんが優勝、日本中を驚愕させました。後に彼女はプロゴルファーの道に進み大活躍しています。咲希ちゃんも高校を卒業すればプロの道を目指すでしょうが、今から楽しみにしています。
37年前と言いますと、次元の違う話ですので、不謹慎かとは思いますが、同じ年の8月12日、日本の航空史上最大の大惨事となった日本航空123便の御巣鷹山墜落事故が起きています。乗客乗員520人の尊い命が失われました。この事故については、ひょんな事から今でも鮮明に覚えています。と言うのも、その頃、仙台の某有名デパートのご招待を受け、日本に滞在中でした。作並温泉を始め有名温泉にご招待くださったのですが、最後にもう1ヶ所という事になり、福島県の飯坂温泉にご案内いただきました。夕刻からドンちゃん騒ぎの宴会となり、お開きの後はテレビを付ける余裕もないほどグッタリして、そのまま寝込んでしまいました。翌朝、7時頃だったと思うのですが、デパートの担当の方から電話が入り、何事かと思っていると、「すぐにテレビを点けてください」と言われ、そのようにしますと、あの大惨状が映し出されていました。お隣の群馬県で起きていたにも係わらず、前日の事故を全く知らなかったのです。福島駅から新幹線に乗り東京に戻り、宿泊先のテレビを点けると、つけると、ちょうど川上康子さんがヘリコプターで救助される映像が映っていました。
恥ずかしい話ですが、恐らく私は、あの悲惨な大事故を翌日まで知らなかった数少ない日本人の1人だったと思います。
今日は終戦の日から馬場咲希ちゃんの優勝、日本航空墜落事故と変な風に繋がってしまったようですが、ご笑読下さい。
(終り)