スペイン好きですか? -5ページ目

マドリード/ カレー専門店オープン 

8月23日(火曜日)

 

 今日も暑い一日でしたが、マドリード市内の中心部に日本人が経営するカレー専門店が新装開店し、友人が二人分の招待券を持っているということで試食に出かけました。

 店の名前は「Curry Go」、場所はちょっと入り組んだマンサナという通りですが、メトロのスペイン広場駅(プラサ・デ・エスパーニャ)のすぐ近くですので、アクセスに問題はありません。店名の由来は、店員さんは、GO「行く」と思っているそうですが、私は、恐らく、オーナーが囲碁の達人というところからの命名だろうと想像しています。

 カレー 屋さんにしては珍しく、勿論、単品での注文も出来ますが、サラダやデザートなどを含めたセットメニューが中心のようでした。メニューは選ぶカレーの種類にも拠りますが、凡そ14ユーロ(2000円弱)くらいでした。

 味の好みについては、それぞれですので、評価は避けますが、個人的には日本で食べ慣れたカレーとは一味違うように感じました。どちらかというとインド風でしょうかね。

 店内は、こじんまりとしたテーブルとカウンター席(25-30)で、今日は、我々の他に日本人が3人、外国の方が4人と、まずまずの入りでしたが、多分、スペイン人を始め、外国人のお客さんで繁盛するような気がします。

 

 

スペイン/ 記録ずくめの森林火災 & 岸田首相新型コロナ感染 ‼️

8月22日(月曜日)

 

 昨日の日曜日は早朝からゴルフに出かけました。日中の最高気温が37℃となり猛暑がぶり返してきた感じでしたが、13時30分にはホールアウトしていましたので、殆ど汗もかかないくらいでした。それにしても、日曜日から日曜日までの8日間で4回ラウンドというのは、自分でもちょっとやり過ぎかなと思っています。

 

 今夏の森林火災はスペインに限らずヨーロッパ諸国やアフリカでも頻繁に起き、大きな被害をもたらしていますが、今日のエル・パイース紙(電子版)によりますと、今夏のスペインの森林火災は正に記録ずくめだそうです。

 森林火災の総数は388ヶ所にも及び、その内、500ヘクタール以上を消失した火災は45回(計25000ha)を数え、この数字はここ10年間の平均数値の4倍にあたるようです。幸い、火災が原因で亡くなった方は幸い3人と少なく何よりでしたが、避難を余儀なくされた近隣の住人は27500人にも達し、残念な事ですが、これまでの記録を大幅に更新したようです。又、先週末から猛暑がぶり返した地方は多く、これで森林火災が終了という訳ではありませんので心配ですね。

 

 繰り返して書いているようですが、新型コロナ感染者数につきましては、ロイター通信も統計の発表を中止していますし、スペインでも今年の3月28日以降は、いわゆるインフルエンザと同等とみなし、感染者数のカウント基準を変更しており、全数は把握できません。杓子定規に全体数を測り"大変だ大変だ"と騒いでいるのは日本だけではないでしょうか。此処にきて日本政府もやっと、全数把握は無理、無駄と悟り、サンプリング調査に移行するという話がネット上に流れていました。こんな中、岸田首相が感染したニュースが報じられました。症状は非常に軽微で、微熱と咳だけのようで心配するほどの事ではないのでしょうが、首相はすでに4回もワクチンを接種しており、その4回目はもっとも抗体化が最も高くなると言われる10日目に感染しているところから、感染予防効果全くないとする反ワクチン派の攻撃材料になると懸念する声も上がっています。

 私は先日も、アメリカのバイデン政権では、大統領を始め主要閣僚などが軒並み感染していることをアップしましたが、その折、中国共産党幹部の感染者ゼロというのは眉唾ものとしても、日本は感染防止対策に躍起に成っているだけに、政府の閣僚の中に感染者が出ていないのは流石ですね、と書こうと思ったのですが、現閣僚では林芳正外務大臣が6月に、野田聖子前少子化担当相が4月に感染していたことを知り、書かなくて良かった、とホッとしました。少し前の数字ですが国会議員も45人が感染しているようですね。

 

(終り)

 

スペイン/「サル痘」静かに感染拡大!! & 森英恵さんご逝去スペインでも報道!!

8月18日(木曜日)

 今日も飽きずにゴルフに出かけました。最高気温は30℃に届かず、湿度も25%、余り暑さを感じる事なくプレー出来ました。

 同じ事を繰り返して言うようですが、スペインでは新型コロナの感染情報は殆ど流れなくなってしまいましたが、先日、世界的な会計監査会社「デロイト」から頂いた資料に拠れば、ここ14日間の人口10万人当たりの感染者数は163人、1日あたりにしますと11.6人になっていました。同データでは、日本の感染者は2336人ですから、スペインの約14倍の計算です。一方、サル痘の感染については、デロイト社の資料ではなく国営TVの報道ですが、ヨーロッパで2万人以上が確認され、その内、スペインは断トツの5719人が感染し、静かに拡大を続けているようです。サル痘については、コロナウイルスとは違い、ある種の変な行為をしなければ感染する事はなさそうですので、スペインに住んでいるとは言え、あまり危機感は持てませんね。

 

 日本の世界的なファッション・デザイナー、森英恵さんが亡くなられたニュースは、スペインでも国営テレビのテロップに流れ、後追いをする形で大手日刊紙「エル・パイース」がかなり詳しく報じています。私もお名前くらいは知っていますが、それほどの方だとは思っていませんでしたが、エルパイースの記事を見ますと、「マダム・バタフライ」と呼ばれ、雅子皇后やグレース・ケリーの衣装も担当されていたとの事ですので、かなり高名な方だったのですね。96歳だったそうですので、天寿を全うされたと思います。ご冥福をお祈りします。