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スペイン/ エリザベス女王の話題一色 ‼︎

9月9日(金曜日)

 

 今日は世界中のマスコミも同じでしょうが、スペインでは同じヨーロッパの王国という事もあり、昨夜ご逝去された英国のエリザベス二世女王陛下の話題一色でした。昭和天皇も64年間でしたが、在位70年と言うのは記録的なんでしょうね。

 まだ、戴冠式の日取りは未定ですが、即日、チャールズ皇太子殿下がチャールズ三世として即位されました。

 女王陛下の葬儀や戴冠式には世界各国から国家元首や政府要人が参列されるのでしょうが、日本からは誰がこられるのでしょうかね。

 

 ところで、女王陛下の訃報については、スペイン語の場合はどなたが亡くなられてもMORIR(死亡する。死ぬ)という報じ方ですが、日本語には尊敬語と言うのがありますので、各メディアがどの様に伝えたのか興味がありました。朝日新聞は電子版での報道は速かったもの、王室など関係ない、という事では無いのでしょうが、"エリザベス女王死去"としていました。有名なyoutube チャンネルの文化人放送局は何と‼︎"エリザベス二世女王陛下崩御"とタイトルを打っていましたが、これは流石におかしいですね。崩御というのは日本の天皇家だけに用いるものだと理解しています。広辞苑で確かめましたが、崩御とは"天皇、太皇太后、皇太后、皇后の死を敬っていう語、昔は上皇、法皇にもいった"とあります。私は、死去というのはちょっと乱暴かなと思い"逝去"としました。何かにつけ日本語というのは難しいですね。

( 終り)

スペイン/世界周航500周年 & 英国/ エリザベス女王ご逝去 ‼︎

9月8日(木曜日)

  9月6日、史上初の世界周航に関する記事をアップしました。その時、スペインではこの500周年という大きな歴史上の出来事にも関わらず、メディアは"お座なりな…"扱いだったと書きましたが、実は、帰港地となったサンルカール ・デ・バラメダでは、世界周航を達成したビクトリア号の復刻船も参加する海軍の艦隊パレードが行われており、同海軍の練習船フアン・セバスティアン・エルカーノ号に国王フェリッペ6世陛下が乗船され観閲されています。マゼラン船団の航海は、スペイン王家が全ての資金を提供して実現した大事業ですので、国王陛下としても非常に感慨深かったものと思います。

 

 たった今、英国のエリザベス女王(96)の訃報が入りました。

  新首相の誕生と入れ替わりのようで不思議な思いがしています。

 ご冥福をお祈りします。

史上初の世界周航から500年‼️

9月6日(火曜日)

 今日は何の日か?と言っても、既に表題にしていますので質問にもなっていないと思います。

 日本では報道されておらず、スペインのニュースでもお座なり程度に取り上げられただけですが、今からちょうど500年前の9月6日、スペインの航海士フアン・セバスティアン・エルカーノが、史上初の世界周航を成し遂げ、地球が丸かったことを証明した記念すべき日です。

 1519年9月20日、239人を乗せた5隻からなるマゼラン船団は、スペイン南部の要港サンルカール・デ・バラメダを出航しました。艱難辛苦の上、ほぼ3年後の1522年9月6日、同じ港に帰ってきたのは、最後の1隻、ビクトリア号を率いたエルカーノ船長以下、僅か18人のみの厳しい航海でした。世界史では、"マゼラン史上初の世界周航"と朱書されていますが、総指揮官のマゼランは1521年4月27日、フィリピンで原住民に殺害されていますので、世界一周は達成しておりません。

 この初の世界周航の顛末については、この10月、日西商業会議所発行の季刊誌「発行のスペイン広報」の電子版に詳しく書きますが、本ブログでも、分割してアップしたいと思っています。歴史上の表記とは異なった真実も多数ありますのでご期待ください。

 

( 終り)

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