奈良へ行く
平城遷都1300年祭会場あとでは
仮設会場の撤去業者が数多くいた
そして朱雀門がそびえ立っていた
平成10年に約7億円かけて再建されたらしい

 

シックなイメージの奈良には
けばけばしく
似つかわしくない
「何で再建したんだろう」
新築当時の材料や色を
再現したかもしれないが
周りとのバランスは
あまりいいとは言えない

 

その後に行った
東大寺の南大門の重厚さと比べると
薄っぺらい

 

しかし、745年に建てられた南大門は
平安時代に大風で倒壊し
現在の門は鎌倉時代(1199年)に
完成しているので811年経っている
軒裏なんかはそろそろ塗りなおしたほうが
良さそうにも思うが
塗れば風合いはなくなるに違いない

 

生物には寿命があるが
静物にも寿命があるかもしれない
むやみに延命措置をとることが
良いことなのか

 

朱雀門もあと800年程で
重厚さが出るかもしれない

 

写真は東大寺の南大門

 

カミさんが友達とフラワーアレンジ講座へ行き
クリスマスリースを作ってきた

 

家の玄関には月夜のイクラがあるので
事務所の入り口に取り付ける

 

女性らしい感性の繊細な出来栄え
僕が同じ講座へ行ったら
リースベースが一諸でも
全く違うものを作るだろう(当たり前です)

 

光ものを使ってこんなに繊細にはできない
よく考えたらクリスマスリースも
ここ数年同じリースベースを
使っているのでなんとなく似た感じだ
去年のリース
今年のリース

 

ネクタイと一緒で
いつも自分で買っていると
同じようなものばかりになってしまう
では、来年からよろしくお願いします

 

2010/12/11(土) 午前 9:08

Dr.Mの長男さんは産業再生機構に従事した後、孫正義さんの
個人顧問との打診を受けたが、条件面で折り合えず断念したらしい

 

孫正義さんは日本ソフトバンクを設立後
運転資金が枯渇したとき第一勧銀(現みずほ銀行)に
1億円の「担保なし、保証人なし融資」を申し込む
会社実績なし、認知度の低いソフトウエア業種に融資は厳しかった
銀行の答えはNoだったが、
「僕が個人保証しますから
 ソフトバンクに融資してやってください」
と申し出たのはシャープ元副社長佐々木正さん
自分の給料、退職金、自宅の不動産価格を確認し
万が一のときはそれらをなげうつ覚悟を決めたらしい
「僕が死んでも彼を生かすほうが人類のためになる」
と思ったらしい(プレジデント 2010 12.13号)

 

無担保、保証人なしで1億貸してくれと
銀行に言いに行く度胸も大したものだが
自分も家族も路頭に迷う危険性を
犯してまで個人保証を申し出る度胸は
unbelievable!

 

僕はどちらのタイプにもなれないが
両方の心意気だけは常に持っていたいな
と思う

 

2010/12/9(木) 午後 0:35