Dr.Mの長男さんは産業再生機構に従事した後、孫正義さんの
個人顧問との打診を受けたが、条件面で折り合えず断念したらしい

 

孫正義さんは日本ソフトバンクを設立後
運転資金が枯渇したとき第一勧銀(現みずほ銀行)に
1億円の「担保なし、保証人なし融資」を申し込む
会社実績なし、認知度の低いソフトウエア業種に融資は厳しかった
銀行の答えはNoだったが、
「僕が個人保証しますから
 ソフトバンクに融資してやってください」
と申し出たのはシャープ元副社長佐々木正さん
自分の給料、退職金、自宅の不動産価格を確認し
万が一のときはそれらをなげうつ覚悟を決めたらしい
「僕が死んでも彼を生かすほうが人類のためになる」
と思ったらしい(プレジデント 2010 12.13号)

 

無担保、保証人なしで1億貸してくれと
銀行に言いに行く度胸も大したものだが
自分も家族も路頭に迷う危険性を
犯してまで個人保証を申し出る度胸は
unbelievable!

 

僕はどちらのタイプにもなれないが
両方の心意気だけは常に持っていたいな
と思う

 

2010/12/9(木) 午後 0:35