製作当時、僕は当然生まれいない
その年は独ソ不可侵条約締結、
ヒットラーが総統に就任し
世界がきな臭く始めた時期
でも製作年に日本でも公開されているので
映画は普通に入ってきていたようだ
父親から結婚を反対され
軟禁中のマイアミ沖上の船から海に飛び込み
ニューヨークにいるフィアンセに
会いに行こうとする
フリーランス記者のクラーク・ゲーブルが特ダネのため
長距離バスに同乗する
途中、失踪中の娘に気付いた乗客から
賞金を半分よこせと脅されたり
次々と問題が持ち上がる
金持ちの娘は長距離バスには乗らないだろうと
飛行場などを警戒するところから
バスは庶民の乗り物だったようだ
4、5枚付いていたが
通過する州全てのライセンスが
必要だったのだろうか
いくら大金持ちとはいえ
娘が事件に巻き込まれたのではなく
失踪しただけで新聞の1面に
記事が載ったのだろうか
警察バイクがサイレンを鳴らして
先導してのを見ると
大金持ちは特別扱いだったようだ
映画「卒業」(1967)の原型とも言われているストーリーの
脚本はロバート・リスキン
監督は名匠フランク・キャプラ
二人のコンビは12本にも上る
その中には僕のAll Time best 10の中に入る
「スミス都へ行く」(1939)もある
ところがアメリカにおけるクリスマス映画の定番
「素晴らしき哉、人生!」(1946)は
いかにもキャプラ・リスキンスタイルだが
脚本はリスキンではない
(作品、監督、脚本、主演男優・女優)独占受賞した最初の映画だ
次の独占受賞は41年後の「カッコーの巣の上で」(1975)だ
この映画の公開後アメリカでは
Yシャツを素肌に着ることが”クール”になり
売り上げが落ちた下着製造業者は
製作会社コロンビアを訴えた
「欲望という名の電車」で登場するまで
Tシャツ業界の冬が続いたと聞く
2011/4/20(水) 午前 9:06
ジーンズ用ミシン針を買いに
服地屋さんに行き
レジでお母さんと子供の二人連れの後ろに並ぶ
お母さんに応対している店員さんの
後ろにいる店員さんは
僕の存在に気付いたが
そのまま作業を続けている
早く応対して貰えないかな
と思いつつも
お客さんを待たせることより
自分の作業を優先する体質の会社だったら
何を言っても無駄だと思い
早く処理して欲しいオーラだけ出して
待っていた
そのうちにお母さんに応対している店員さんが
「お客様はご一緒ですか?」と
ぼくと前の親子を見比べた
何か声を出すと
怒っている様に思われるかと思い
肩をすくめるだけにした
一連の流れを見ていた後ろの店員さんが
走ってきて
「すいません。てっきりご一緒かと、、、」
困惑したのか
金額862円がはっきり聞き取れず
860円に聞こえた
僕の財布の1円5円フォルダには
1円硬貨が2枚あったのに
おかげで5円が1枚と1円が5枚になってしまった
待たされたことはどうでもいいが
これは僕の会計処理上由々しきことだ
うしろの店員さんは
男性一人でこんなところに来るはずはない
という潜在意識があり
視界の片隅に入った僕らの
関係を奥さんの買い物に
イヤイヤ着いてきたダンナと写ったに違いない
今まで何回も買いに来ているが
こんなことは初めてだ
おまけに別のフロアでは
布地を手にした女性から
「すいません、これと、、」
と男性店員に間違えられた
このときはニッコリ笑って
「違いますよ」
と言えた
面倒くさいので
今度からこの店に来るときは
女装してこよう
***
2011/4/18(月) 午後 3:36