■コットンのオーガニックは? | 素敵アロマでナチュラル美人に ~アロマトレーナー&セラピストの実践アロマ&ハーブライフ~

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みなさま、こんにちは!

今日はオーガニックの中でも、農産物・農産物加工品以外の

ことをお話しますね~


さてさて今のところ、日本国内で、有機JASマークをつけて、細かい規定のもと

オーガニック・有機の認証制度の範囲となっているのは、

指定農林物資といいます。


指定農林物資というのは、


農産物


農産物加工品


の2つです。なので、農産物、農産物加工品ではないものに関しては、

有機JASマークの添付がなければ、オーガニック、有機という表示はできない、

有機JASマークがないのに、オーガニック、

有機とあったら自称であるということになってしまいます。


但し、その中でも例外はあって、

有機畜産物・有機畜産物の飼料については農林規格が定められていて、

生産工程管理がなされ、有機JASマークが付されていなくても、

規格を満たせば「オーガニックチキン」「有機牛肉」などと表示してもいいことに

なっています。


では化粧品や日用雑貨は、どうなのでしょうか?

ここが一番の落とし穴になります。


有機JASの認証制度を見ると、日本国内では

化粧品や、日用雑貨、コットンなどには有機JASの制度が

適用されていないということがよくわかりますね。


でも実際には、「オーガニックコットン」は流通しているし、

「オーガニック化粧品」だってたくさん見かけます。


「オーガニックコットン」に限って言えば、日本国内で綿花の栽培はほとんどされておらず、

輸入されてくる綿花を原産国の認証機関の認証をもとに、

オーガニックコットンかどうかをチェックして、日本国内で認証を出しているというのがひとつ。


特定非営利活動法人 NOC(日本オーガニックコットン流通機構)

特定非営利活動法人 日本オーガニックコットン協会


各機関が定めるオーガニックコットンの規格を興味のある方は是非

サイトでチェックしてみてくださいね。


つまり農林水産省が指定農林物資のみに、オーガニック・有機の範囲を限定しているために、

自主的に非営利団体が基準を設けて、製品の質を守っているということになります。


または海外で生産され、海外の認証をとったコットンが日本で流通しているというパターン。


どちらのパターンでも3年以上農薬及び化学肥料を使わない農地で有機栽培されたコットン、

さらに糸や生地への加工段階も証明というパターンが多いようです。


では化粧品は・・・・?


もっともっと混沌としていますので

次回以降に。