飯田亮さんの COMODO建築工房 栃木ツアー | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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飯田亮さんのCOMODO建築工房 栃木ツアー

 

 

KKBという 「工務店の工務店による勉強会」というグループがある。

コンサルやFCに依存せず、

実力のある工務店が持ちまわりに先生になって、教え合うというのが趣旨であり、

FBの非公開グループで情報共有し、月1回程度、リアルで勉強会をしています。

 

4月にはいり、新年度の懇親会をしたいよね。

ということで、幹事役を務めてくれた、栃木の「COMODO建築工房」の実例巡りと、

栃木県の建築名所のツアーが企画されました。

 

 

 

COMODO・・・・・

ドコモ? コドモ? 

 

いやいや コモドです。

 

コモド・ドラゴンと覚えればいいや。 そういえば 代表の飯田 亮さん。

いい男だけど トカゲっぽいしな。

 

(写真FBより転載: イタリア好きなようです)

 

実は「飯田 亮」で検索したら  セコムの創業者と同姓同名だとわかった。 

(ただし 名前の読み方が セコムはマコト。 コモドはリョウ)

 

それはさておき、

近頃、「アーキテクト・ビルダー」(AB)と呼ばれる、

設計事務所に負けることのない設計力をもち、地域で存在感を発揮する工務店が発生してきた。 

栃木において、新興ABの代表格が コモドです。

 

 

伊礼智デザインスクール門下生で、伊礼さんのデザイン要素をベースとしているが、

飯田さんのフィルターが加わり個性になっている。

 

 

 

どこが違うかわからん人のために 一言でいうと「ストイック」で、

かなり開口部の箇所と面積を絞り込み、 

天井高の操作や仕上げの絞り込みなど、空間の感覚がストイックに感じた。

 

飯田さんの設計センスは、全国的にも評価が めちゃ高く、

先般の日本エコハウス大賞2016で、意匠部門(デザイン)を受賞している。

意匠部門は、4社が受賞したが、 そういえば・・・・・・ 

 

COMODO建築工房 ・ 扇建築工房  ・

シーエッチ建築工房 ・ 富士ソーラーハウス 

 

選ばれた4社がすべて KKB栃木ツアーに参加していた、(笑)

ってのが、KKBの アーキテクトビルダーとしての水準を物語る。。。

 

扇建築の鈴木社長が このKKBの言い出しっぺで、代表なんですが、

量より質のABの 代表格格です。

内部留保もがっつり溜まっていて、数はやる気がない。

 

焼杉を自分たちで作ってみたり、 植木をなん百本と育成していたりと 

もはや工務店はお遊びで、好きなようにやっている。

 

・・・・・・・・・・

 

 

ほかにも、日建設計のチーム山梨OBの関尾代表ひきいる あすなろ建築工房。

 

( 本人から間違いの指摘があり訂正です。 関尾さんは「亀井チーム」(亀井さんは今の日建設計の社長)でした。山梨さんはお隣のチーム(室)で、コンペとかプロポーザルの際に山梨室に貸し出されていたとのこと。 なおさらすごい気がするが w) 

 

 

私が知る限り、もっとも工務店の世界を知り尽くしている

技術の百科事典、田中工務店の田中代表も参加された。

 

(というお二方が 飯田さんのお母さんちの縁側で弁当を食うという写真 ↑ )

 

実力工務店ほど 学ぶ姿勢がしっかりしている。

学ぶから実力がある んだけどね。 

 

 

脱線気味なんで、もとい。 

コモドさんのすごいところの紹介に戻ると・・・・

 

  

 特に 外構の舗設の感覚は、私好み。  三和土の現代的表現です。

 

 

そこに 大谷石が送料無料のエリアであることを生かした、ステップ使いが定番のようだ。

地産地消でうらやましいが、このエリアでは普通のようだ。

 

そんな感じで 和のテクスチャーに通じていて自在に操っている。 

やりたいことが痛いほどわかる。

私も見習って 現場に口を出そうと反省。

 

 

建築も、素材へのこだわりや空間感覚がさすが。

ここんところは写真で見てもらって感じてもらうことにして 多く語らず。

 

 

 

 

 

一番は 施主との関係性がはんぱでないこと

 

お住まいの奥さまに、どうしてコモドさんを選んだんですか?

理由をうかがった。

 

「最初はハウスメーカーを見て歩いたが、コモドさんを見たらすべてが別格で、

そこからはわき目を振らず、信者になりました。 すべてにおいて任せられる。」

と、最大限の賛辞を与えてくれた。  

 

信者と表現したが、新興宗教のカリスマ教祖との関係ではなく、

1クラスしかない 中学校の仲のいい同級生同志のように感じられた。

 

 

そもそも飯田さん一人で、 いままで一匹狼で、

年間3棟くらいのペースで9年くらいやってきたが、ここ3年くらいで人気がブレークした。

 

1年前・ 半年前に1人採用しても、いまだ3人の会社。

間もなくもう1人採用し、4人体制で年10棟やろうとしている。

 

だから 累計引き渡し棟数が少ないはず。

なのに 平日の昼間に4件のお引き渡ししたお客様宅めぐりをできることがすごい。

 

それに、どのお宅もぱっきぱきにきれいに暮らしている。

 

栃木のエリアで 「美意識を高くくらしたい」と願ってた方々に

熱狂的に支持されているのを良く分かった、納得です。

 

 

日光で 一泊し、 翌日は栃木の建築巡り。

いいとこだらけでした!!

 

 ネタが豊富過ぎるので、 いずれ蔵出しさせてもらいます。

 

 

A・レーモンド 作品巡り  イタリア大使館の夏季別荘も ゲットだぜ! ・・・つづく