我が家は昨年、88歳の父を看取った。
84歳の母は、その最中に体調を崩してしまった。
戻したり下したり、死んでしまうのではないかと本人は思ったらしい。
葬式などがなんとか済んだあと、今度は股関節が痛くなり、
一時期は家の中を移動するにも杖をつかなければいけないほどになった。
レントゲンでの診察では不明だった原因が、
MRIを撮ってみたら骨が折れていたことが発覚した。
骨密度を増やす注射をしつつ、ほぼ自然治癒して、そこそこ歩けるようになった今日この頃。
母さん、よかったね。
病気の真っ最中は、このまま自分って普通に歩けなくなって死んでいくのかな…
と心配になるもの。
少しずつでも快方に向かうってのは本当に希望のあることだ。
父は2年ほど透析をしていた。
透析をしてる時点で日常生活に姉は関わって、
だいぶ奮闘していた。
父の2年間の寿命は、医療と家族の支えによるものだった。
そして今は母の介護に姉は勤しんでいる。
保育士の仕事から帰るその足で母の家に寄り、
食事を3品ほど1時間足らずでサササッと作り
掃除をし管理をし買い物をし、洗濯物まで持ち帰ってゆく。
母に言いたい放題言われながら。
もうクッタクタだ。
二世帯住宅というか、敷地内に立ち並ぶ隣の家に兄が住んでいるのだが、
兄に頼み事をすれば、
姉はイヤなことを言われたり、めんどくさい顔をされたりすることで神経がすり減るので
兄に頼み事をしないで背負い込んでいる。
傍目に見ればどう考えてもやりすぎな介護だ。
食事くらい自分で作ったり、気が向いたらレンチンして食べればいいのだが、
一週間も冷蔵庫にあったものを食べるのは心配だ、
初期の認知症だから火の気を扱うのは心配だ、
ということで、姉がすべてやっている。
足は悪いが、車に乗るのはどうしたってキケンなので
車は説得して乗るのを辞めてもらった。
だからといって好きに出かけられないのもイヤだから、
母は自転車で出かけるのだが
自転車で転べば骨折して二度と歩けなくなる、と脅す。
姉は保育士だし、もともとの性格が慎重なもので
先回りをしての安全管理をせずにはおられないのだ。
洗濯くらいはゆっくりやるからと言っても
うちに乾燥機があるからと持って帰ってキレイにして持ってくる。
掃除はというと、母は元来掃除が全くできない人間だった。
中3中1になる私の子供が赤ちゃんの頃、実家に帰るときにすら掃除はできず
できないのならお掃除サービスや何かを使ったら?と言っていたが
やれ他人に入ってもらいたくない、
やれ自分でできる掃除ということを金を払ってやってもらうことに抵抗がある、
と拒否を続けた。
私がやるっきゃないんだけど、赤ん坊を抱えていてはできることも少ない。
赤ん坊ほどの賓客が来るというのにできなければ、自分でできることではないのだ。
汚くて本人にストレスが溜まるかと言えば、モチロン溜まらない。
だって気になるのなら、とっくにやっているのだから。
要はキタナイおばさんなのだが、そのキッタナイおばさんの家を姉はぴっかぴかにして
父の遺品整理を機に片づけを加速させている。
母が一人暮らし(猫はいる)でさみしくしているから、私も月1で帰らざるを得ないが
どっちかというと、この姉のために帰っている。
っつっても、姉の理想と私の実力には大きな乖離があって
私もそこそこのサンドバックとなってド叱られることになる。
だって私、仕事できないもんね…
電気毛布乾かすために入れておいたスイッチを切っておくってのも忘れ、
母に朝の薬を促すことも忘れ…
日程の調整でダブルブッキングをし皆さんに予定変更を強いることとなり…
もうイヤだよぉ!
帰ったらやるべき仕事がリスト化されているのだが、
キッタナイおばさんが気にもしない部分の掃除をシコシコしていると、
本当に不毛な気分だ。
自分ちの掃除だってままならないのにね。
冷蔵庫の野菜室のトレイ内を拭くとか…
ちぎれた野菜や野菜についた泥があってもいい場所じゃないかな、そこは。
そしてその野菜室トレイの下にある冷蔵庫のがわのほうの掃除とか…
いや見なきゃいいじゃんそんな場所…
食器を洗った後は、使っていない食洗器の棚に食器を載せる。
シンクに付属の穴のある金属トレイの上では、
水気が切れないから雑菌が繁殖するのだという。
…雑菌??
雑菌だなんて、普段考えないな…
洗った皿から落ちた水気がどのように腐るというのか。
人間の唾液や胃液はとても強いものだと思うけど…
しかし姉は日常生活で雑菌のことを考えるのだろう。
我が家の人間は、主張が非常に強い。
一人残らず。
父が一番そうだった。
家長として尊重してくれてもいいよね?という甘えから、余計そうだった。
母ももちろん。兄も姉も私もだ。
自分は口が死ぬほど弱いので、主張が通らず悔しい思いをするため、
結局もうどうだっていいやということになる。
姉は言いだしたら聞かないし、これが親切から来ている行為であり
自分の献身によるものだからということで、近頃は手が付けられない。
老人から、暮らしのこまごまとしたことを奪ったら、
やることなんてないだろう。
それは認知症進むよね、と思うのだが…
猪突猛進な姉に、このノロマな自分が発言したところで効力は乏しく…
そして母はついに週1くらいでデイサービスに行くようになった。
認知が進んだ方々と1日居たくもない場に居させられ、
母はいつも行きたくないと言う。
母という人は当時には珍しい職業婦人であり、
有名大学を出た、アタマが拠り所の人間であり、
ボケたっつっても今のところデイサービスでは抜きんでた存在だ。
だって計算のお時間は、一桁の計算だよ。
午後はカラオケかシリトリかのグループに分かれ、
母も、シリトリグループで一応付き合っている。
小学校3年生になるくらいまで、息子はシリトリをしたがったが、
そう何時間もできるもんじゃないよな、付き合うと言っても。
何しろ文藝春秋みたいな、相当ウザイ文章が並ぶ雑誌を好んで読んでるような人だから…
(母は国語の教員だった)
せめて百人一首だとか、知的欲求を満たす集まりはないものか…
立憲民主党の党大会で発言する機会があるとか…
(そういう大きな、世の中こうあるべきみたいな話は大好きな人)
(でも共産党はムリ。共産党は党員の参加する余地が多そうなのだが)
母の一日は、朝モーニング(愛知県のあの有名な、コーヒーにトーストや卵がついてくる定食サービス)に行くくらい。
母には、山登りも卓球も遠ざかっている今、どこにも行かないよりはマシということでしょ?
と姉の支援となることを言うけれど…
ガマンするばっかりじゃツラいよね。
姉の負担を減らすお預かりの側面が強いのだから。
新しい趣味が見つかるといいね。
姉さん、いつもありがとう。
母さん、元気でいてね。
/ / / / 今後のセミナー / / / /
専業主婦だけど居ながらにして稼いでます。
ママときどき大家です。
中2ムスメ、小6ムスコがいます。
アパート経営は6年ほど。
東京近辺で
・1棟アパート・超築古戸建・区分マンションなど
あわせて17室運営してます。
部屋数は言うほど多くないけど、
家賃年収は1800万円、そっから返済や税金・管理費を差し引いての粗利は850万円くらいです。ヒソヒソ…
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