前回の続きです。
タロットで現状把握しつつ
ビリーフチェンジ のセラピーセッション
を重ねることで
ビリーフは少しづつゆるんでいきました。
会社の人間関係で悩むこともほとんどなくなり
「誰かに頼る、任せる」
ができるようになったことで
仕事もそれまでよりもずっと楽に
成果が出せるようになっていました。
でもビリーフがゆるみ
自分の感情や感覚を
感じらるようになってくると
会社勤めをしながら
長年フタをしていた「違和感」も
もう無視できなくなっていました。
「とにかくもう違う」
「もうここでの学びは終わった」
そんな感覚でした。
幸い結婚して
ありがたいことに夫は
「好きなことをしたらいいよ」という
スタンスでいてくれたので
会社は辞めることにしました。
大学を卒業後、20年近く勤めた会社でした。
当時感じていた
その「違和感」はなんだったのか？
今にして思えばそれは
「男性性」だけを使っていた事の
違和感だったのだと思います。
会社員時代にずっとやってきたのは
・チームをリード、マネージメントする
・議論する
・決断する
・責任を持つ
・結果を出す
・与える
ことでした。
このキーワード
タロットで言えば「皇帝」の世界観
まさに男性性です。
会社員時代の私は
「女性性」は置いてきぼりにして
「男性性」ばかりが磨かれていました。
長年感じていた「違和感」は
それによるバランスの悪さだったのかもしれません。
会社を辞めたこの2年は
ひたすらのんびりと
好きなことをしていたような気がします。
タロットでいえば
「女帝」の世界観
・くつろぐ
・ゆったりと微笑む
・待つ
・育む
・調和する
・受けとる
何かのバランスをとるように
これまで置いてきぼりにしてきた
「女性性」を育むことをしてきたような気がします。
周りからは以前にくらべて
表情も雰囲気もずいぶん柔らかくなったと
よく言われます。
「女帝」(左:インテグレーション、 右:マルセイユ）
今でも「女帝」のカードをひくと
ハッとさせられます。
「綺麗にしてただゆったりとリラックス」
何も頑張ろうとしなくても
それだけで十分なんだとカードは教えてくれます。
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