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私の変化 
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以前、タロットの鑑定を始めた頃に、

「人のお話を聞くのってツライ感情をもらって大変ではありませんか?」

と質問されたことがあります。

 

私自身はそういった感覚はなく、

むしろ相談者の方の気づきを得られた瞬間や

出せなかった感情を出すことができた時の

感動というか、よろこびというか、

それいったものが大きいと感じています。

 

でも確かに世間一般では心や体を扱う

セラピスト業などで「もらってしまう」

というのを耳にすることがあるので

なんでかな?と不思議に思っていました。

 

それが、先日サポートに入らせて頂いていた

ビリーフ・チェンジという

心理セラピーの講座の中で

ビリーフ・チェンジの創始者である棚田先生

その仕組みを説明して下さいました。

それがとても腑に落ちるものだったのです。

 

 

要約すると↓

 

.................................

 

例えばAさんの悲しかった話を

Bさんが聞いています。

 

BさんはAさんに共感し

そこに共鳴が起こります。

 

Aさんの話を聞いて

Bさんがその後「ツラくなる」のは

Bさんの中にある未完了の感情が

活性化されて「ツラくなる」のです。

 

つまりAさんの感情を「もらった」のではなく

もともとBさん自身の中に未完了で残っていた

感情がAさんの感情に共鳴することで

活性化されたに過ぎないのです。

 

Bさんの中の

未完了の感情が消化されていれば

例えAさんの話を聞いて共感し、

共鳴を起こしても、

その場を離れれば引きずることはありません。

 

だからセラピストやカウンセラー

占い師などの対人支援業はまず

自分の課題をクリアにしておく必要があります。

 

.................................

 

という説明でした。

 

ちなみに、マッサージなどのボディワークでの「もらってしまう」

のも同じ原理だそうです。

未完了の感情は

体に残存エネルギーとして残り、

慢性的な肩こりや腰痛、頭痛などの症状として現れるからです。

 

これを聞いてものすごく腑に落ちました。

 

そして私も人様のお話を聞く立場として、

どこまでも自分の課題を

クリアしていくことの大切さを

あらためて実感したのでした。

 

「誰かの話を聞いた後ツラくなる」

もしも思い当たることがあったら

まずはご自身をケアしてあげて下さいねニコニコ