みんなへつうしん  7月13日(月)

 

 《燃焼》最終回のテーマは,

 

「なんでガラスは燃えないのか?」

 

 

 

みんなに聞いてみると,

 

「もともと燃えない性質だから」

 

「え?ガラスって何からできてるんだっけ?」

 

「石からできてるって,最初に言ってなかったっけ?」

 

とか

 

「え!?細かくしたら燃えるんじゃない?」

 

「いや,溶けるだけ!」

 

とか,いろいろな意見が出てきました。


そんな中,

 

「もう燃えたあとなんじゃない?」

 

と言ったのはKoujirouくん。

 

正解です。

 

そのまま授業書のお話

「地球は燃えかす?」

を読んでいきました。

 


先ほど砕いた砂利を見せて,

 

「この石英が,ガラスの原料の

 酸化ケイ素。つまり,

 もう酸素がくっついているから,

 これ以上は燃えないんだね」

 

と進めます。

 

そんな話題の中の問題。

 

地球の表面の「地殻」は,

12種類の鉱物でできているのですが,

それらには,全てに酸素がついてるのでしょうか。

それとも,まだ燃えていないものもあるのでしょうか。


これに意見が飛び交いすぎて,

危うく最終回にならないところでした(笑)

 

意見の概要はこうです。

 

「地殻に燃え残りががあったら,

 もしどこかで火事があったら,

 地球が燃え出しちゃうよ?」

と,Rinちゃん。

 

「そうそう。そんなことがあったら大変だから,

 全部に酸素がついていて,もう燃えないはず。

 だってさ,地殻に燃えてないところがあったら,

 マントルからマグマがでてきちゃうし,

 そこが燃え始めちゃって大変だよ」

と,Koujirouくん。

 

「はい!Koujirouくんに全面的に賛成です!!

 地球は昔に燃えていて,

 それで,もう燃えなくなったんだよ」

と,前回まではKoujirouくんと意見を戦わせていたMasatoくん。

 

「そういえば,林間学校のキャンプファイヤーで,

 火の神様をやってなNoaちゃんが言ってた!」

と言っているRinちゃんと,

それにうんうんとうなずくNoaちゃん(笑)

 

「よく覚えてるなぁ^^;」とぼく。


「でもさ,火山があるじゃない。

 あの火山は,もしかしたら,

 地殻のまだ燃えていないところなんじゃない?

 だからまだ燃えているんじゃない?」

と,Aoiくん。

 

「そうそう。たぶん,地殻の中でも

 表面はもう燃えないのかもしれないけど,

 マントルと接している地殻には,

 まだ燃えていない物質もあるかもしれない」

と,Hirokiくん。


もうこんな感じで,

すごくレベルの高い意見が交わされて,

地球誕生時のひみつにまで,

想像の翼が広がっていきました。


地球ができたとき,

地球は火の玉のように燃えていたのです。

 

そして,

 

炭素の燃えかすは二酸化炭素に,

 

水素の燃えかすは水に,

 

金属の燃えかすは鉱物になり,

 

原始地球が誕生しました。

 

生物がいない地球は,まさに燃えかすだったのです。


「昔の地球の空気は,ほとんどが二酸化炭素だったんだよ!」

とMasatoくん。

 

実はその通り!

本当によく知っていて,驚かされます。


ところが,現在は,

その燃えかすだったはずの地球で,

「火」を使うことができています。

 

つまり,大昔燃えかすだった地球は,

そこから何十億年という月日をかけて,

いろいろなものにくっついた酸素を切り離し,

空気中に飛ばしていくことで,

燃える前の「炭素」を,

たくさん作り出してきたのです。

 

空気中の二酸化炭素は,

何かに吸収され,

現在ではほとんど,空気中には飛んでいません。

 

では,いったい

炭素はどこに取り込まれてしまったのでしょう。

 

この地球を,燃えかすから

生まれ変わらせたのは,誰なのでしょう。

 

《燃焼》は,感動の最終回となりました。

次の単元では,そんなお話になっていきます。

 

 

みんなへつうしん  7月10日(金)

 

先週の木曜日,

7月2日の「みんなへつうしん」で,

「このまま政府が何も手を打たなければ,

 1ヶ月後(7月の終わりごろ)には,

 感染者がどのくらいに増えるか?」

という予想を,みんなでしてみました。

 

ア 1日200人を超す感染者が出るようになっている
イ だいたい100人くらいで続いていく
ウ 何もしなくても,そのうち減っていく

 

まだ1週間前ですが,

このときは,全国の感染者が

1日100人程度,

東京の感染者が1日50人程度で

推移していました。

 

だから,みんなの予想も

「イ」や「ウ」が多かったのですが,

その1週間後に,

まさか,東京の感染者だけで224人,

全国で300人を超すなんて,驚いています。

 

普通に考えれば,

感染者はこのまま倍々と増え続けていく数です。

 

経済活動が再開されて,

学校もはじまり,

緊急事態宣言前と比べたら,

「3密を避ける」

「ソーシャルディスタンス」

「手洗い・消毒」

「検温」

「マスク」

が日常化しただけです。

それは意味をなさなかった,

ということなのでしょうか。


いいえ。

おそらく,それをきちんと守っていたなら,

こんなにも急に増えなかったのではないか,

と考えています。

 

「感染者が0になる」

というのは考えにくいですが,

ここまで増えてしまうのは,

「濃厚接触」を避けていないためだ,

と考えるのが科学のルールです。

 

「人と会う」ということを解除したいま,

もっときちんと科学のルールを守ることが大切です。

 

ちょっと安心して,

「マスクをとった状態で集まっている」

なんてことはありませんか?

 

学校ではかなり気をつけていますが,

学校以外のところでは?

友達と遊んでいるとき,

家族で出かけているとき,

お店に行ったときなども,

ひとりひとりが自分で考えて行動できるようにならないと,

この波は止められないと思います。


ただ,この予想の実験結果を見るのはまだ早いです。

問題は「7月の終わりにはどうなっているか?」

ですから,

これから減っていくことだって,

予想としてはあります。

 

ウイルスが広がってきていても,

この「科学のルール」を守れるなら,

感染リスクは下がるはずだからです。


ぼくの予想は当初から

 

「ウ 減っていく」

 

なのですが,

今のところは完全に予想外です。

 

けれど,みんなが気をつければ,

ちゃんと減っていくという予想をしています。

さて,どうなるかな?

 

***


いよいよ《燃焼》も今日が最終回。

昨日の

「酸化銅を炭素で埋めて燃やしたら,銅にもどるか?」や

 

「二酸化炭素の中でマグネシウムを燃やしたら,炭素が出てくるか?」

の実験では,

その結果に,みんなが驚いていました。

 

 

特に,後半の問題での,

KoujirouくんとMasatoくんの討論は圧巻でした。

 

「水分子だって,水滴として見えるには,

 330亥も必要なんだから,

 空気中に飛んでいて,

 見えない二酸化炭素の酸素を使ったくらいでは,

 炭素が出てきても目には見えない」

 

というKoujirouくんに対して,

 

「いや,ビンの中を二酸化炭素で満たすんでしょ。

 それだったら,炭素の量だって相当あるはずで,

 集まれば目に見えるくらいになるんじゃないの?」

 

こんな討論をされてしまっては,

結果が気にならないわけがありません。

 

正解は,行き場を失った炭素が集まって,

ビンの周りにぽつぽつと付着し,

目に見える大きさになって出てくる。

 

この事実には,みんなビックリ。

感動していました。

 

そういうのも,みんなが集まって,

討論ができているおかげ。

 

でも,一瞬密になることもあるので,

マスクのルールは絶対に守りましょうね!

 

みんなへつうしん   7月9日(木)

 

昨日は,お仕事シリーズ第4弾

 

「ぼくがカレー屋になるまで」

 

の授業をしました。

 

これは,北海道に住むぼくの友達,

四ヶ浦友季さんが,

大学時代に知り合った先輩「ウマやん」の

〈人生ドラマ〉です(もちろん実話)。

 

まずは,みんなの感想を紹介しましょう!

 

・とてもおもしろかったです。

自分もカレーは好きですが,

ウマやんさんは,

なんのカレーが好きですか。

自分は,バターチキンカレーです。

自分はウマやんさんみたいに

留年しないようにがんばりたいです。

(Shuuくん⑤)


・なぜ別にやることがないのに,

外国に行くのが不思議でした。

カレーに熱心な馬屋原さんは,

すごい尊敬しました。

とてもおもしろかったです。

(Ryouくん⑤)


・「マツコの知らない世界」に

〈カレー草枕〉が出たことに

おどろきました。

馬屋原さんは

すごいと思いました!!

(Shihoさん⑤)


・カレー屋になるまで,

すごく大変なしゅぎょうをしてからこそ,

おいしいカレーをつくれると思いました。

おもしろかったです☺☺

(Ioriくん④)


・カレーを食べ過ぎると,

ビタミンCがなくなってしまうことが分かりました。

「もっと誰かに感謝される仕事がしたい」

と書いてあって,とても良いなと

心に残りました。

(Noaさん⑤)


・カレー屋になるまでの道のりは

長かったんだなーと思いました。

自分で,カレー屋の工事を

1人でやっているのがすごいなぁ

と思いました。

カレーの情熱がすごかったです。

(Asahiくん⑤)


・関係ないことでも,しょうらい

役に立つことがあると知った。
 (Aoiくん⑤)


・カレーが好きという事で,

色々けんきゅうし,

最後にはカレー屋さんになったことが,

すばらしいと思いました。

外国に行ったり,

色々な仕事について経験することは

大事だということがわかりました。

(Mitukiさん⑤)


・おれににていておもしろかった。(Hirokiくん⑤)


・Hirokiみたいに勉強しないような人でも,

何か1つでも,すごく上手にできるようなことがあったら,

仕事ができるのがわかった。

(Rinさん⑤)

 

・馬屋原さんはすごいなぁと思いました。

あんなに「だりぃ,だりぃ」 といっていたのに,

最後は有名になって,すごかったです。

友季さんは,この話をまとめるのに,

北海道から東京まで行くなんて,

すごいなぁと思いました!

とてもおもしろかったです!!

(Yuunaさん⑤)


・好きなことをずっとしていれば,

いつかは,自分でも

うまくできることがわかりました。

(Keigoくん⑤)


・この人はめちゃくちゃな生き方だと思ったけど,

すごいなと思った。

あと,先生は友達が多いなと思った。

(Masatoくん④)


・すごいと思います。

カレーを必死につくれて,

それが楽しいと感じるのは,

とてもいいことです!

私も,絵をかくことをあきらめないで,

つづけてみようと思いました。

とてもいいことを学べました。

(Kohakuさん⑤)


・ゆめというのは,ありえないところから出てくる,

ということがよくわかった授業でした!

(Rionくん④)

 

今回は,飲食店を経営している人が,

どんなふうに進路を決めていくのかが

わかるお話だったけど,

飲食店の経営の話というよりも

「ウマやん」の人間性に

興味がわいたんじゃないかな。

 

「自分らしく生きること」が,

将来の仕事につながっていくんだね。


もちろん,

ウマやんみたいな生き方をめざそう!

ということが言いたいわけではありません(笑)

 

真面目な人は,

誠実な生き方をしていくことが大切だし,

成功への近道です。


でもきっと,

ウマやんも大事なことに関しては

とても真面目だし,誠実な人です。

 

そうでなければ,

総合力が必要とされる

飲食店の経営を成功させることなんて,

できないでしょうからね。

 

続きのインタビューもあるので,

ぜひ読んでみてください。

 

 

みんなへつうしん   7月8日(水)

 

昨日の放課後,職員室に戻ると,

給食のパンが結構残っていて,

その処分についてどうするか,

T先生と定例のやりとり

(どっちが食べるか)

をやっていてふと,

 

「日常が戻ってきたなぁ」

 

という感じがしました。

 

ちょっと前まで,

今まで経験したことのないような

休校をしていて,

3ヶ月間学校に行っていても

「給食がない」

なんてこともあったので,

この,いつものやりとりは

全く生まれませんでした。

 

ちょっと大変だなぁと思うことも,

できることはありがたいことです。

 

日常が戻ってしまうと,

「当たり前のありがたみ」に

気づきにくくなってしまいます。

 

大変なことがあっても,

「休校中だったら,こんなこともできなかったよなぁ」

と思ってみると,

ちょっと冷静に考えられるかもしれません。


昨日の朝礼で,校長先生が

「言葉やあいさつ」の話をしてくれましたが,

とってもいい話だなぁと思って聞きました。

 

「あいさつ」は,もともと

「合い言葉」だったそうです。

つまり「山」と言ったら「川」と返して,

「敵じゃないな」という確認です。

 

もしも「おはよう」っていって,

返事が返ってこなかったら,

「あれ?もしかして聞こえなかった?」

「それとも嫌われている?」と思っちゃいます。

「あいさつ」には,そういう力があるのです。


だけど逆に考えれば,

あいさつがしっかりできる子は,

みんなに「仲間」のイメージを与えてくれます。

集団で生きていく上で,「あいさつができる」のは,

とっても得をするんですよ。

 

6年生は,そういう意味でも,

とっても「あいさつ上手」なので,

クラスがいつも

ほんわかした雰囲気なのかなぁと思います。

 

さて,体育では,ついに最終戦が終わりました。

男子も女子もとっても上手になって

いい勝負だったなぁ。

 

とくに,普段からサッカーで遊んでいた子たちは,

すごく上手でびっくりしました。

 

6年生にもなると,

女の子はサッカーに対して

逃げ腰になっちゃうんだけど,

「しっかり止める」をマスターしていたからか,

すごく積極的に

ボールに関わって行けていたので感心しました。

がんばったね!

 

Hannaちゃんのシュート力とか,

Kohakuちゃんのキーパーにはびっくり(゜Д゜)

男子もレベルが高くて驚きました。

 

それ以上に,真剣にたのしんでいる姿が

とってもよかったです。

 

でもそれって,サッカーだからでしょうか。

次回の鉄棒でも意欲的だったら,

本当にスゴいな(笑)

 

帰りの会に脱皮したHirokiくん。

まぁ,こんなことを思いついて,

みんなを楽しませるのも,

休校中にはできなかったことだからね(笑)

 

え!?まさか,家でも脱皮してた!?

みんなへつうしん   7月7日(火)

 

社会では,政治の学習が

一段落しました。

今の日本は,

「日本国憲法」の考え方

に基づいて,

いろいろなことが実現されています。

 

でも,今ある「当たり前」は,

ちょっと昔では

全然当たり前なんかではありませんでした。

もっとずっと〈人権意識〉が

低い世の中でした。

 

「1人1人の想いが大切にされる

 世の中にしたい」

 

という人々の気持ちが,

長い時間をかけて,

今ある「日本国憲法」を

作り上げてきたのです。


そこで,今度は,

その「歴史」を学んでいきます。

 

どのようにして,

今のような世の中になってきたのか。

 

それを学ぶと,

これからの未来も,

予想することができるかもしれません。


というのも,今の世の中も,

これからの未来に比べたら,

まだまだ〈気がついていない人権意識〉

というものがあって,

「ひどい時代だった」と

言われてしまうでしょう。

 

今,当たり前だからといって,

未来も当たり前とは限りません。

 

未来に恥じない生き方をするために,

「本当に大切なことは何か」を

考えて生活したいものです。


そんな社会の時間では,

「貝塚」や「米づくり」の話で

盛り上がりました。

その時代を生きたことがないぼくたちは,

〈残された物〉を頼りに,

その時代を想像するしかありません

(まだ文字もなかった時代です)。

 

けれど,想像しているうちに,

その時代の人たちの暮らしが見えてきて,

わくわくすることはあります。

 

きっと,常識や暮らし方は

ぜんぜん違っても,

喜んだり,

悲しんだり,

怒ったり,

幸せを感じたりする

「人の心」は,

変わらずそこにあったはずです。

 

そんなことをイメージしながら,

今まで積み上げてきた

暮らし方の変化を学んでいきましょう。

 

***


さて,昨日の《燃焼》は,

これまでの〈燃焼感覚〉を

打ち破るものでした。

 

ふつう,「燃料を燃やす」というと,

そこには「二酸化炭素が出る」

というイメージがあります。

 

ところが,

そうではないパターンもある,

ということを学びました。


昨日の問題は,

「水素を燃やしたら,

 集気瓶はくもるのか?

 石灰水はにごるのか?」

というもの。

 

 

これは,見事に予想が半々に分かれましたね。

 

燃焼革命隊も,

ぜんぜん共同することなく,

みんながそれぞれの理由のもと

手を挙げていて,

実質〈解散状態〉でした(笑)

 

まぁそれが本来の姿で,

自分の意見を

大切にしていていることが

素晴らしかったよね。


正解は,




 

「集気瓶はくもって,石灰水はにごらない」

 

つまり,

 

「二酸化炭素を出さずに燃える」

 

ということがある,ということです。

 

これが,いま,

クリーンなエネルギーとして

注目されています。

 

何しろ,燃料となる水素は

「水」の中にたくさんあります。

 

中学校にいくと習いますが,

水に電気を流すと

「水素」と「酸素」に

分解することができるのです。

 

だから,水と電気があれば,

水素と酸素が得られて,

息も吸えるし,

物を燃やすこともでき,

しかも二酸化炭素を出しません。

一気に反応させれば

爆発させることもできる

高エネルギーなのです。


ちなみに,アルコールだと…





爆発させると…




いよいよ長く続いた《燃焼》の旅も,

終わりに近づいてきました。

無事に最後までたのしみたいなぁ。

 

みんなへつうしん   7月6日(月)

 

金曜日の図工では,

水彩画の授業をしました。

実物のトマトとキュウリを見て,

水をたっぷり使って,

みずみずしく描くがテーマです。

 

むかーし,ぼくが描いた

見本を見せたら

 

「えー!上手!!」

 

「こんなの描けなーい!」

 

と言っていたみんなも,

 

最終的には,

とっても上手に

描くことができました!


実は,

最初に完成したものを見たり,

実物通りに描くといっても,

全体を一度に見てしまうと,

 

「こんなのムリ!」

 

という思いが

先に来てしまうのですが,

 

絵も「書き順」を決めれば,

描けるようになります。

 

「絵が描ける」という子は,

全体を見たときに,

「書き順を自分で決められる子」

といっていいかもしれません。

 

 

トマトの書き順は,

茎から出たヘタの切ってある部分。

そこから,葉っぱを

一枚ずつ描いていきます。

 

トマトも,最初に輪郭を描くのではなく,

ボコボコしている真ん中から描く。

そこから,左右交互に,

となりとなりへと広げていき,

それっぽくなったら完成です。

(この絵の描き方を「キミ子方式」といいます)


水彩画でむずかしいのは

「水加減」なのですが,

多少失敗しても,

ティッシュでふきとれることを覚えれば,

そんなにおそれることはありません。

 

ちょっとしたやり方をマスターすれば,

世の中のどんなものも,

自分で描けるようになっちゃいます。

 


これからも,季節に合わせて,

いろいろなものを描きましょう。

 

でも,来週から,

水彩画はちょっとお休みして,

ポスターを描いていきます。

 

***

 

さて,《燃焼》は

第二部も中盤にさしかかり,

おもしろくなってきました。

初めは予想も安定せず,

多数派が間違ってしまうことの方が

多かったのですが,

だんだんと法則がつかめてきて,

正解に手をあげる人が

多数派になってくると,

「そんなのはおもしろくない!」

とばかりに,

少数派でも戦い抜く

〈燃焼革命隊〉

なるものが結成されましたが,

なかなか奇跡は起きませんでした。

 


ところが,金曜日の問題

「炭素のみでできた炭を,

酸素のビンの中に入れて燃やしたら,

ビンがくもるか」というところで,

 

 

多数派が「くもる」を選んだのに対し,

革命隊は「くもらない」を選んで,

見事に初正解しました!

 

でも,木を燃やした時は,

あんなにくもっていたビンが,

なぜくもらなかったのでしょう?

 

そのあたりを復習してから,

今日の問題に入っていきたいと思います。

 

みんなへつうしん   7月3日(金)

 

昨日は《燃焼》の第二部がスタート!

今度は「燃料の燃焼」がテーマです。

 

第一部の〈金属〉とはちがい,

最初の問題は「わりばし」。

 

 

燃やしてみて,重さはどうなるか?

 

という問題。

 

 

金属の時は,ことごとく

「重くなる」が正解でしたが,

今回は,あきらからに

軽くなったように見えるし,

バーベキューの時に持った木炭は

軽かったし,

灰は,ふって吹いたら飛んでいく

くらい軽いし…。

 

 

しかししかし,

そう思っていた金属も,

量ってみたら重かったので,

今回も予想が分かれました。

 

 

…けれど,正解は

 

 

「軽くなる」 (!)

 

さっきまで違う予想で

討論を繰り広げていた人たちも

 

「やっぱりねー・・・」

 

と言っていました(笑)

 

✳✳✳


「ろ紙」を燃やす実験でも,

もしかしての希望をもって,

 

「重さが変わらない」

「重くなる」

 

を予想していた人たちの前で,

見事に消えていく様子を見て

 

 

「あ,あ,あ… ぴえん(;。;)」

 

となっていた

みんなの様子がよかったです。

 

頭が働いている証拠です(*´艸`)

 

 

ろ紙を作っている〈セルロース〉の

分子模型を見てもらったら,

 

Masatoくんが

 

「あ!ブドウ糖に似てる!」

 

と言っていてビックリ。

 

「よくブドウ糖がこんな分子模型

  だってしっているね?」

 

と聞くと,

 

「だってぼく作ったから」

 

だって(!)

 

 

確かに作ってました!

 

ブドウ糖も,

ぼくたちの体の中に入って,

吸った酸素とくっついて

燃やされて,

エネルギーを出します。

 

毎日の検温で,

36度の熱があるのは,

このおかげです。

 

「ブドウ糖って,

  みんなが朝食べている,

  あるものに入っているんだよ!」

 

という質問には,

いろんな答えが出てきました。

 

ぼくは普通に

 

「ご飯ー!」

 

という答えを期待していたんだけど,

 

Shihoさんは

 

「ラムネ!」

 

と答えていてビックリ!

 

「え!?朝からラムネ食べてくるの!?」

 

って聞いたら

 

「先生,ラムネのお菓子は,成分表示に

 ブドウ糖って書いてあるんですよ!」

 

と,逆に教えられてしまいました。

知らなかったなー。

よく知ってたね~(゜Д゜)

 

 

すると誰かが

 

「ブドウ糖ってなんでぶどうなのかな?

 分子がぶどうみたいだからかな?」

 

って言ってて

 

「そういえば,どうしてだろう?」

って思いました。

 

するとさっそく

田村さんが調べてくれましたよ。

 

どうしてだったと思いますか?

 

ア 分子模型がぶどうみたいだから
イ ぶどうの中に発見された糖分だから
ウ 果物のぶどうには関係ない

 

正解は,「○○○」なんだって。

そーなんだ!と,ビックリです。

(この答えは,最後に発表します!)

 

ちなみに,

朝ご飯の問題では,

いろいろなこたえを出してくれたのに

 

「じゃあ,みねぎし先生のお腹は

 何でできているでしょう?」

 

という問題を出したら

 

「脂肪!!」

 

と,めっちゃ声がそろってました(笑)


おいおい…。


でも正解は,


糖と脂肪…じゃなかった

 

夢と希望✨です!!

 

***

 

そして,昨日の授業で

もっとも衝撃的だったのは,

わりばしの「燃えかす」が,

木の中にわずかにふくまれている

「金属」だったということ(!)

 

それ以外は,「水」と「二酸化炭素」になって
飛んでいってしまうってことは

なんとなく理解ができたけど,

まさか「燃えかす」の灰の正体が


「金属」

 

だったとは…。


そういえば,

 

人間も亡くなったあとに火葬すると,

骨になります。


骨といえば「カルシウム


「~ウム」という名前がついているものは,

みんな金属です。

 

つまり,カルシウムも金属


その話をしたら,Ririnaちゃんが,


ヘリウムは?」


という質問。いいね~!

 

唯一例外なのが「ヘリウム」。

《もし原》でやったけど,

ヘリウムは空気中に

わずかに飛んでいる「気体」です。

 

ではどうして,

まるで金属のような

名前がついているのでしょう。


じつは,ヘリウムは

 

「太陽の金属」


という意味です。

 

昔の科学者は,


太陽から飛んでくる光を調べて,

太陽が「水素」と「ヘリウム」でできている

と,つきとめたのですが,


きっとそれは


太陽にある金属に違いない

 

と考えて

 

ヘリウム

 

と名付けたのです。


ところが,あとになって,

それが地球上にもある

「気体」だとわかりました。

 

でも,名前はそのまま残って

「ヘリウム」と呼ばれているのです。

 

***


話がそれましたが,ろ紙を燃やすと,

そこにはほとんど何も残りません。

 


それは,何も印刷されていない紙を

燃やしても同じです。


紙は「セルロース」でできているからです。

 

ところが,印刷されている紙を燃やすと,

後には「灰」が残ります。

印刷のインクには金属が混じっているから

なんだそうです。

 

特に,カラーの雑誌は,

ほとんど燃え残ります。

カラー印刷には,

金属がたくさん使われているのです。

 

社会の資料集は,そんなに分厚くないのに,

やたらと重たいでしょ。

 

あれは,紙の上にたくさんの

金属がのっているからなんだそうですよ。

 

これからは,「燃え残ったもの」を見ると
〈金属〉を感じてしまいそうですよね。

 

またしても,みんなとの授業の中で

ぼくの中にあった「世界観」を

変えられてしまいました…(笑)

 

いよいよ,《燃焼》という切り口から,

地球や宇宙のヒミツがわかってくるような

大きな流れになってきています。

 

感動のラストに向けて,

今からとってもたのしみです!

 

***

 

先ほどの問題のこたえは,

 

「イ」

 

ぶどうの中に発見された糖分だから

 

でした。

 

 

みんなへつうしん   7月2日(木)

 

昨日,6月30日の

「みんなへつうしん」を

読んでくれた人から,

こんな質問をされました。

 

「子どもたちが器具を操作してやったのでは,

 〈実験〉とはよべないのですか?」

 

と。

 

これは,ぼくの書き方が

悪かったなぁと反省しています。

 

「これは実験ではありません」

 

って書いちゃったからね。

 

もちろん,操作することが目的であれば,

それは実験ではありません。

ただの〈操作〉です。

 

つまり,〈目的〉が大事だということです。

 

「どうなるんだろう?」と思って,

「きっとこうなるんじゃないかな」

と予想して,

本当にそうなるのかどうか

「結果をみていく」

 

…この課程が〈実験〉です。


今はコロナの影響で,

子どもたちがみんなで

器具を使って実験することは

「やめましょう」とされています。

 

でも,

 

「先生だけが実験してて,

 ぼくたちは実験してない!」

 

などということはないのです。

 

みんなでいろいろな予想をして,

一緒にその結果を見ていくことが,

本当の意味での〈実験〉だからです。

 

つまり,今までみんながやっていた,

班での活動も,

この課程をちゃんと踏んでいたなら,

それは立派な〈実験〉です。

 

「あんまり考えないでやっていたなぁ」

という子は,ただ操作していただけ

かもしれません(笑)

 

でも,自分で操作することは

「たのしいこと」なので,

本当はやらせてあげたいんだけどね。

 

器具の使い方を学ぶのも,

とても大事な勉強です。

 

まぁこんな時期なので,

いまは我慢してください。

 

もう少ししたら

「やっていいよー」と

なるかもしれません。

…し,ならないかもしれません。

 

どっちだと思う?

 


そう考えると,実は

世の中で起こることの全てを

〈実験できる〉

と,とらえることもできます。

 

たとえば,社会の動きでさえも。

 

「このまま政府が何も手を打たなければ

 1ヶ月後(7月の終わりごろ)には

 感染者がどのくらいに増えるか?」

 

という問題を考えてみて,

 

ア 1日200人を超す感染者が出るようになっている
イ だいたい100人くらいで続いていく
ウ 何もしなくても,そのうち減っていく

 

という選択肢で予想して,

その結果をみていく。

 

これはまさに〈実験〉です。

 

その選択肢を選んだ理由を出し合えば,

「え…どうなるんだろう」って気になって,

結果をみていくでしょ?

 

自分1人でも,

そういう考え方の

トレーニングをしていると,

周りの誰かが言ってる

情報に流されずに,

「自分の頭で考える」ことが

できるようになります。


ちなみに,

海外(アメリカやブラジル,インド)では,

現在,1日にどのくらいの

感染者が出ていると思いますか。

予想してみてごらん。

 

***


さて,今日からいよいよ

《燃焼》も第二部。

金属以外の燃焼を

考えていきます!


☆第一部のみんなの感想☆


・鉄や銅,マグネシウムは燃えて,重くなることがわかった。鉄や銅には酸素がくっつくから,フラスコの中に水が入るということがわかりました。1円玉を粉にして燃やしたりすると,爆発することがわかりました。(Ririnaさん)


・物が燃えると,重くなることが多くてびっくりしました。(Koujirouくん)


・金属は燃やすと酸素がくっついて重くなると分かったので,意外で驚きました。爆発実験,楽しかったです。(Kensinくん)


・とてもおもしろかった。鉄は燃やすと重くなるとわかった。マグネシウムの燃やした時の名前があたってよかった。鉄が重くなる理由は,酸素がくっつくとわかった。(Syuuくん)

 

 

みんなへつうしん   7月1日(水)

 

ここのところ雨の日が多くて,

心も晴れない日が続いていますが,

大丈夫ですか。

 

こういう時は,

子ども同士でもトラブルが

起きやすいのはもちろん,

先生方もどんよりとした気持ちなので,

ちょっとのことで怒ったりしがちです。

 

お互いに気をつけましょう(笑)


さて,そんな天気なので,

体育は校庭サッカーなどで,

思いっきり体を動かすこともできずに,

体育館での運動です。

 

ところが,

いまみんなの中で

空前の大ヒットになっているゲーム。

盛り上がっていますねー!

 

その名も

 

「ソーシャルディスタンス・アルティメット」

 

 

これは,

 

「雨が降ったときなどに,

 ソーシャルディスタンスを守って

 体育館でできるゲームは

 ないかなぁ?」

 

と,知り合いの先生に

相談されたぼくが,

試しに考えてみたゲームです。

 

みんなとやってみてビックリ。

 

「たのしかったから,またやろう!」

 

「今日もやろう!」

 

「次の時間の授業はあとにして,

 あれやってよ先生!」

 

との声が(笑)

 

今までにも,校庭でアルティメットの

授業をしたことはあるけれど,

こんなふうに,みんなから

 

「またやりたい!」

 

なんて言われたことがなかったので,

どうしてだろう!?と思ったのですが,

感想を書いてもらって,

「そういうことか!」とわかりました。

 

・パスをして,シュートをするという簡単な動きだけで遊べるので,楽しかったです。相手のパスを阻止することがむずかしかったです。友達がすごいパスやシュートをしていたので,すごかっ たです。新しいルールになって,様々なポジションが楽しめるのでよかったです。守ったり,シュートを決めたりできるのがおもしろかったです。またやりたいです。(Ryouくん⑤)

 

 

 

・フリスビーでパスをつないで,相手のゴールに攻撃するのが楽しかったです。はじめは,フリスビーの飛ぶ方向がわからなかったので,難しかったです。コントロールするのが慣れないと難しいということがわかりました。2分ごとにポジションが変化するところが面白かったです。慣れてきたら,上手にパスをつなげるようにもなったし,強いシュートをうてると気持ちがよかったです。難しかったから,楽しかったです。(Yumaくん⑤)

 


・新しいルールになって,全員がフリスビーに関わることができるようになったし,肩が弱くてもロングパスをつなげられたり,ゴールが低いから,うまくすればシュートを止めることができるのがおもしろかった。仲間と楽しめるのが,またやりたい理由。(Hideyukiくん⑤)

 

 

・コートが分かれているので,ぶつかったり,とりあいにならないのがとても良かったし,楽しかったです。密もさけられます。シュートしたり,ゴールを守るのがとても楽しかったので,何回もやりたいです。絶対に1人1回以上は投げられるので,とっても楽しいです。(Kenshinくん⑤)


・ボールじゃないから,当たってもぜんぜんいたくない。あまり速くないから,取りやすい(投げると曲がっちゃうけど)。2分で場所が変わるから,いろんなところができて楽しい。パス練習では あまり取れなかったけど,試合ではたくさんシュートを止められて,うれしかったです。とても楽しかったので,またやりたいです。(Rikoさん⑤)


・自分たちのコートがあるのがいいと思います。全てが自由でマスがなかったら,フリスビーを持つことも投げることもできないと思うので,とてもいいと思います!そして,チームで協力して戦えるので,いいと思います!! そして,今はコロナなので,そんなに密にならないのがいいと思います。Noaちゃんが投げたフリスビーは,とってもキャッチしやすかったです。たくさんキャッチできたし,シュートもできたので,とても楽しかったです!! (Yuunaさん⑤)

 

 

・相手にうまくパスができるように,色々な工夫をしました。ソーシャルディスタンスを守りながら,とてもたのしくできました。ゴールされないように,ジャンプして守ったり,キャッチしたりするのをがんばりました。外や広いところでやったら,みんながフリスビーに触れないけど,体育館でやると,1人1人がフリスビーに触ることができるので,そこがいいと思います。間に相手がい るから,上手く味方にパスするために,自分で工夫するところがおもしろかったです。(Mitukiさん⑤)

 


・コロナのせいで,動けないルールになったけど,そっちの方がおもしろいと思った。理由は,自由に動けてしまうと,何人かの人がフリスビーを独り占めしてしまいそうだからです。あと,サッカーとちがって,そんなに練習しなくても楽しめるところがいいと思いました。(Masatoくん④)


・やっぱりドッジボールや,サッカーがしたい。(Keigoくん③)

 

***

 

校庭でやるときのアルティメットは,

 

「落とさないようにパスをつないでいく」

 

というルールがあるかわりに,

 

「パスをもらう人は自由に動くこと」

 

ができます。

 

ところが,体育館でそれをやるには

密は避けられないし,

逆に,動けないという束縛が,

 

「正確にパスを回す」

 

という技術のおもしろさと,

 

「相手のパスやシュートをカットする」

 

というおもしろさを生んでいるんだな,

 

と気がつきました。

 

 

コロナという新時代が生んだ,

新しい「たのしい体育」の予感がします。

 

「ポジションのローテーション」ルールや,

「シュートだけは下に落ちてはいけない」ルールなど,

みんながたのしくできるようになるための

みんなからのアイデアを取り入れて,

ほぼルールとしては

完成していると思っています。

 

これは,みんなとぼくの

世界初の大発明!

かもしれません。

 

でも,これが本当に,大発明になるためには,

多くの人が,これをマネしてやってくれることが

大切になります。

 

ぼくもいろいろなところで

このゲームを紹介していきたいと思っています。

 

 

 

昨日の第3回大会では,

白チームが勝ちました。

 

前回赤が勝ったので,

引き分けです!

 

(第一回大会は,

 ルールが確立していなかったので,

 成績には入れていません・笑)。

 

通算,では引き分けになっているので,

明日の大会に注目が集まります。

 

 

みんなへつうしん  6月30日(火)

 

《燃焼》の第一部,

金属の燃焼実験は,

〈スチールウール〉

〈銅〉

〈マグネシウム〉

〈アルミニウム〉

が昨日,無事すべて終了しました。

 

 

ちょっと危険な実験もあったので,

防火対策がしてある

理科室を使いましたが,

感染症対策の関係で,

使用するのもとても慎重です。

 

グループ活動のように,

向かい合って座るテーブルはせまいので,

向かい合う人の距離がとれるように,

1つのテーブルに3人が

三角形になるように座ります。

それぞれのテーブルでの実験はしないで,

教師実験で進めてきました。

それでも,燃焼の実験は過激なので,

ちょうどよいと思っています。

 


実験というと,「自分たちでやって…」

というイメージがあるかもしれませんが,

それはただ単に

 

「器具を操作する」

 

ということであって,

本来の実験ではありません。

 

実験というのは,

 

「みんなで予想し,

 意見を言い合って,

 その結果がどうなるのかを,

 みんなで確かめること」

 

なのです。

 

そういう意味では,今の授業も

「操作はしていないけれど,実験はしている」

ということになります。


それにしても,

「体育」「道徳」「理科」は

とっても人気がある授業だけど,

理科室が使えたり,

体育館が使えたりするのは,

みんなが使った後で,

ちゃんと消毒してくれている,

校長先生や教頭先生のおかげです。

 

それ,当たり前じゃないからね。

 

感謝の気持ちをもつことは

もちろん大事だけど,

機会があったら

 

「いつもありがとうございます!」

 

って,言葉で伝えることも大切だよ。

 

 

アルミニウムを粉にしたものが

燃えるかどうかの実験。

予想するために,

各テーブルに,

袋に入れたアルミニウムの粉を

どんな感触なのか触らせて

回っているときに,

なぜか,ぼくのお腹もさわる人がいる…(笑)

 

なんの確認だよ(-_-;)