みんなへつうしん 7月14日(火)
昨日は今年度初めての
「クラブ」がありました。
先週のうちから
「クラブ長と,福クラブ長を決めておいてね!」
ってお願いしておいたけど,
自分たちで話し合って,
ちゃんと決まっていてビックリ。
みんな,さすがですね。
しかも,クラブが終わってから,
4年生の子たちが
「クラブめちゃくちゃ楽しかった!毎週あるの?」
って言っているのを聞きましたよ。
すごいよね。
ぼくはスポーツクラブの担当なので,
RionくんとKoujirouくんの長としての
活躍を見ていたんだけど,
「ホントはドラクエドッジをやりたいけど,
密になっちゃうから〈バドミントンと卓球〉にする」
って即決して,
その場で下級生たちの意見を聞きながら
どんどんチームを作って,
楽しさを味わえる十分な時間を
作り出してくれていました。
「やるなぁ」と思って見ていましたよ。
きっと他のクラブ長も,
6年生としての活躍を,
あまりてらいもなく,
自然としているんだろうなぁと思えました。
そういうところが,みんなにはあるよね。
いい情報を聞いたら,またみんなに教えるね。
昨日は週のはじめなので,
あんまり怒らないようにしようって
心に決めて出勤したんだけど,
みんなのおかげで,ホントに
とても心穏やかに過ごせました。
なんにも言ってなかったんだけど,
なんだか,ひとりひとりが
少しずつ気をつけていた感じ。
先週の学級会での話し合いのおかげで,
お互いが意識している感じがしました。
お互いに傷つくシーンもあって,
ぼくとしてはハラハラしてたんだけど,
ちゃんと相手にも伝わって,
こんな気持ちにならないように気をつけなきゃ
って思っていることが伝わってきたよ。
転んでもシメタにしていて,すばらしい。
***
先週の金曜日に,
雨で避難訓練が延期になって,
急遽,学級委員が
クラスの問題を話し合ってくれました。
いわゆる,
「授業中のクラスのつぶやき,
おしゃべり,ガヤをどうするのか問題」
についてです。
これを,ひたすら注意する人の声もうるさい(笑)
でも,それがイヤで極力無視してだまっていると,
周りのおしゃべりがさらに大きくなってうるさい(涙)
「うるささ無限ループ」をどうクリアするのか,
という,
きっと,このクラスではずっと
問題になってきたことの解決方法を,
相談しようと思ったのでしょう。

こういうとき,ぼくは,
みんなの気持ちを書いてもらうことにしています。
どんどん言える人もいるけど,
気を遣って発言を控えている人もいます。
書いてもらえば,
みんなの意見を反映できるからです。
その場でみんなに読み聞かせしましたが,
それによると,
「注意される方が悪い!」という人もいれば,
「注意する方も悪い!」という人もいて,
「もうどっちも悪い!!」という人もいましたね。
ぼくはというと,この話し合いを聞いていて,こう思いました。
「どちらも悪くない。
お互い,大切にしているところが
少し違うだけ」
だと。
「いいクラスにしたい」というときの,
「いい」という理想のかたちは,
ひとりひとり違います。
同じだったらいいなと思うかもしれないけど,
ホントにそうなら少し怖い。
いろんな考えがあるから,
大失敗しないですむのです。
これから社会の授業で学んでいくけど,
みんなが同じ意見で突き進んだあげく,
大失敗してしまう歴史はたくさんあります。
話をクラスに戻すと,
「授業中の話し声が気になる」というのも,
その〈内容〉によります。
意味のある発言をつぶしたら,
クラスの意欲は減退します。
でも,全然関係ない話を
している人も確かにいます。
それはどう取り締まるのか。
そして,その内容も
「意味のないことを言っている」と思う中に,
実は「役に立つヒント」があるかもしれない,
と思うと,
むやみやたらにダメということも
できなくなります。
その範囲を決めることは,
実は誰にもできないのです。
だからといって,
何でもありにしてしまったら,
大切な筋道がなくなって,
何も学べないことにもなります。
このあたりはバランスが必要な,
意外とデリケートな問題なのです。
けれど,「もっとクラスをよくしたい」
という強い気持ちは,
時として,正義感でもって相手に襲いかかります。
正しいことなので,相手にとっては
「イヤな気持ち」を与えます。
なぜなら,注意される方にだって,
話している理由があるからです。
その理由は,注意している方には聞いてもらえません。
なぜなら,どんな理由であろうとも
「うるさいことがよくない」
という理由で注意しているからです。
この問題は,
どうやって解決すればいいのでしょう。
そんなときは,同じ注意するでも,
「話したい気持ちはわかるけど,静かにしてもらいたい」
という気持ちで注意することなんじゃないかな。
そうすれば,きっと相手にも伝わります。
気持ちが伝われば,周りも協力してくれるでしょう。
人の気持ちって,複雑そうで,
あんがい単純なところもあるからステキなのです。
***
戦争はよくないと知りながら,
戦争がなくならないのは,
その事情に「正義感」があるからです。
「こっちが正しいのだから,相手をこらしめる」
という考え方がどちら側にもあり,
終わりがありません。
〈いじめ〉がなくならないのも同じ構造です。
相手のよくないところを直そうとする正義感で,
1人を責めることがあります。
今回も,そんなところが見られて
ドキッとしたけど,お互いがそれに気づいて,
ほんの少しずつ気を遣うことで,
大きな衝突にならずにすんでいきそうです。
学級会の後に
「それで,この問題は解決したの?」
っていう子もいたけど,
そんな簡単に解決する問題じゃないんだよね。
時にぶつかり合いながら,
「これじゃあお互いイヤな気分だな」と思って,
お互いが少しずつ気をつけるようになっていって,
はじめて過ごしやすくなるものです。
昨日は,そのスタートとして,
とてもよかったなぁって思ったので,
書き残すことにしました。
イヤな気分になった人がいたらごめんね。
***
あと,家庭科の時間のお掃除,お疲れ様!
みんないろんな道具を持ちよって,
一生懸命やっていて,学校がとてもきれいになったよ。
Y先生が写真を撮ってくれたというので,あとで紹介します。
避難訓練も,無事できました。
自分で避難経路を考えられていたね。
地震はいつどこで起こってもおかしくないので,
ふだんからちょっと考えておくだけでも,
冷静に行動できるようになるよ。
きっと,学級会でクラスの問題を話し合ったり,
道徳で,自分以外の人が困りきってしまう
問題にぶち当たる話を一緒になって考えたりするのも,
自分の身に降りかかったピンチのときに
冷静に考えられるための
「訓練」みたいなものだんだろうなぁって思いました。