みんなへつうしん 8月7日(金)
昨日は,突然のメールに驚き,
そして,ガッカリしてしまった子も
多かったと思います。
昨日の午後2時ごろ,
突然,市教委から連絡があって,
「T市内の中3,小6の
修学旅行を中止にします」
とのお達し。
先日までの個人面談では
「どうなるかわかりませんが,
行けるように考えたいと思います」
って言っていたぼくとしては
「ええっ!?まさか!」
って感じでしたが,
現在の感染状況を踏まえたら,
やむを得ないのかもしれません。
中学校は9月に予定していたところが
多かったので,この時点での決断
だったのでしょう。
小学校現場としては,
「もうちょっと待ってほしかったな」
という感じもしますね。
でも,早くダメとわかったら,
また別の方法を考えられるので,
シメタとも言えます。
ギリギリで「中止!」
なんて言われたら,
それこそアウトの可能性も
ありますからね。
うちの奥さんが家に帰ってくるなり,
「ねぇ,FMGのラジオで,
修学旅行が中止って言ってたよ!」
とビックリしながら教えてくれました。
市内で合わせて午後4時すぎに
連絡を入れることになっていたので,
みんな知っているんじゃないのかな,
と思っていたんだけど,
メールが送られたのは全員じゃなくて,
中3と小6の子どもがいるおうちだけ
みたいだね。
だから,この悲しい事実を知っているのは,
まだ少人数なのかもしれません。
…と思っていたら,
すでに今朝の新聞に出ていました😅
メディアへの連絡は早いんだよなー。
それにしても,
感染者数はどんどん増えているのに,
GO TOキャンペーンは止めないんだね。
お盆期間中は,G県も,今朝の新聞では
「うちの県に来るのはいいけど,
こちらから○○に行くのは
自粛してください」
というお達しを出していました。
その○○というのは,
「9つの都府県」なんだけど,
どこだかわかる?
予想してみてください。
(答えは最後に)
GO TOをやめないのは,政府にも
「いろいろと考えるところがある」
のでしょう。
あまり丁寧に説明していないから,
みんなは不安になるし,
判断に困ったりするけどね。
こういう時は,
自分で興味をもってデータを見て,
自分の頭で危機感を感じたり,
安心したりしないと,
「ずっと不安で居たたまれない」
という人と,
「たぶん大丈夫だろうと思って
全然気をつけない」という人が,
出てきてしまいます。
日本,そして,世界の感染状況を
データで確認するなら,
日経新聞がつくっているHPが
わかりやすくてオススメです。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
毎日のデータが全て記録されているので,
他の国で,どんなふうに
感染者が増えてきたのか,
または,減ってきたのかがわかります。
これをみると,今の日本の状態は,
かなりピンチです。
一度押さえ込んだことで安心してしまって,
「大丈夫なんじゃないか」と
気が緩んでしまっている感じです。
このまま感染者が増えていくとすると,
インドのグラフがその未来を表しています。
グラフの増え方が似ているからです。
インドは,人口が日本の約10倍なので,
それを差し引いてみても,
日本で考えたら19万人(!?)
の感染者が出てしまっている
ことになります(日本は現在4.1万人)。
ちなみに,インドが日本の今くらい,
つまりインドの人口でいえば41万人
くらいだったころは,
いつ頃だったと思いますか?
調べてみたら6月21日でした。
ということは,このままいけば,
あと1ヶ月半(9月の連休前)頃には,
今のインドくらい
(約5倍の人が感染する計算)に
なってしまうことになるのです。
もちろん,みんなが意識したり,
何か対策を講じれば,
このグラフは変わってきます。
日本も,緊急事態宣言を出して,
人との接触を断てば減るというのは
実験的に明らかです。
でも,そうすると,経済がまわらず
生活ができなくなり,生きていけなくなる
人が出てきてしまいます。
だからいま,みんなで新しい方法を
探っているのです。
✳✳✳
「えー,このままいくと,また休校に
なってしまうこともあるの?」
と思ってしまう子も
いるかもしれませんが,
そちらはそうはならないでしょう。
それについて予想できる,
もうひとつのデータを紹介します。
以下に紹介するのは,
先日,文科省が発表したデータで,
全国的に休校があけた6月頭から
7月末までの2ヶ月間で,
子どもと教師の感染者数が
どのくらいだったのかを伝えている
ニュースです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43349eddb3f43dae526f4606a015cfe591a1bfa2
✳✳✳
これによると,
小・中学生の合計が「242人」
学校の教職員が「51人」
ということでした。
「えー!こんなにいるの!?」
でしょうか。
「へー,これしかいないんだ」
でしょうか。
全国の小中学校の児童生徒数は
小学校が636万8545人
中学校が321万8115人
合計は 958万6660人です。
ということを考えると,
小・中学生の感染者は
「10万人に2人」くらいということです。
ちなみに,
現在の日本の感染者数の合計で考えると
日本全体では,「10万人に14人」
という計算になるので,
子どもが感染する可能性は「1/7」程度。
子どもは大人に比べて感染しにくい,
ということがわかってきました。
それに,感染してしまった子どもたちも,
どこで感染してしまったのかといえば,
学校ではなく「家庭内」が57%です。
小学生に関してだけいえば,
70%が家庭内感染だったということです。
つまり,学校での感染はほとんどない,
ということがわかってきたのです。
ここまで少ないことが,
実際のデータで出てきているので,
「全体でまた休校にするという判断は,
別のリスクを考えてまずしないだろう」
と,予想できるのです。
幼稚園・保育園,学童保育では,
休校していなかったにも関わらず,
感染者をほとんど出さなかったのも,
子どもたちは感染しにくい,
という実験結果かもしれません。
では,教職員の感染リスクはどうでしょう。
全体の「10万人に14人」よりも
多いでしょうか,少ないでしょうか?
子どもの「10万人に2人」よりも
多いでしょうか,少ないでしょうか?
予想してみてください。
全国の小・中学校の教職員数は,
66万5577人ですので,割合で考えると
「10万人に7人」程度。
全体と比べると,感染する割合は
半分くらいなのです。
普通の人よりも気をつけている?
それでも,子どもたちよりは
感染する可能性が3倍くらい高いです。
いずれにせよ,
気をつけなければならないのですが,
最近,ぼくが気になっているは,
感染拡大の方よりも,その逆の
「マイノリティ」の問題です。
それについては,また次回
みんなと一緒に考えてみたいと思います。
✳✳✳
では,最初に話題にした,
9都府県の正解です。
県外の自粛を呼びかけた「9つの行き先」は,東京・大阪・愛知・福岡・宮崎・
沖縄・埼玉・千葉・神奈川です。
ここに行く予定を入れていた人は,
もう一度家族で相談しなければですね😢
今日は,よく頭を使って
考える話題だったので,
最後は,今日のメダカたちの様子を
教室からお届けします。
眺めて心を落ち着ければ,
また別のいいアイデアが
浮かぶかもしれませんね。




















