みんなへつうしん  6月29日(月)

 

金曜日の図工では,

「超能力カード」

というものづくりをしました。

 

相手が心の中で決めたものを,

4つのヒントだけで当てられてしまう,

というものです。

 

もちろんこれにはタネがあって,

「4・8・2・1」という

不思議な数字の組み合わせが

なせる業なのですが,

そのおもしろさよりも,

みんなは友達同士で

問題を出し合うことを

たのしんでいたようにみえました。


最初に作ったのは

 

「原子が見える〈もし原版〉」

 

 

 

でしたが,

 

食べ物版や,

自分のオリジナル版を作っていたり,

「家で作ります!」と言って,

台紙を帰っていた子もいました。

 

とても意欲的でスバラシイです。

 

ぼくが大切にしている

 

「たのしく生きていける上での大事な力」

 

とは,

 

〈意欲と自信〉

 

です。

 

そのうちの〈意欲〉は,

〈たのしさ〉から生まれます。

 

つまり,

 

「あ,これおもしろいな!」

 

「なんだこれ,つまんないな」

 

などと気づける感性に,

磨きをかけてほしいと思っています。

 

世の中には

〈たのしいこと〉がたくさんあります。

それに気がつけないのはもったいない。

 

ぼくは,みんなが卒業するまでに,

たくさんの〈たのしいこと〉を

みんなに紹介したいです。

 

そういうことを知って

 

「おもしろい!」

 

と思える感性を磨いているうちに,

 

知らない間に

 

〈意欲的な人〉って周りから

思われるようになっていた

 

という感じになったら

いいなぁと思っています。

 

ちなみに,自信

〈成功体験〉から生まれます。

 

そのあたりは,

また機会があれば話したいと思います。

 

***

 

さて,金曜日はお迎え訓練があったので,

1問しか進みませんでしたが,

 

《燃焼》の授業は,第一部の問題5

 

「フラスコの中で銅を燃やしたら,フラスコの中はどうなるか?」

 

というもの。

 

スチールウールの時のことを考えると,

重さも同じように重くなったし,

ということで

 

「水がたくさん入る」

 

を予想する子が多数派。

 

「いや燃やしても体積は変わらないから」とか

「銅の成分か,二酸化炭素が出てくる」とか,

水は入らないと予想する子もいたけれど,

 

あとは,

「どのくらい酸素がくっつくのか」

という〈程度のもんだい〉で

悩んでいたようでした。


正解は,「たくさん水が入る」で,

しかも,

十円玉くらいの量の

銅粉しかなかったのに,

フラスコのほとんどに水が入ってくる

という驚きの結果でした。

 


その後の

 

「黒くなった銅に名前をつけるとしたら?」

 

という質問が盛り上がりすぎて,

次の問題ができずに終わるというね(笑)

 


でも,この出してもらった名前の中に,

実は科学者が同じようにつけた

名前の「正解」があります。

 

どれだと思う?

 

続きは,今日の3時間目です。

 

みんなへつうしん  6月26日(金)

 

休校があけて今日で丸4週間。

長かったような,

あっという間だったような気がしますが,

みんなはどんなふうに感じているのかな。


みんなを見ていると,

たった1ヶ月なのに,

6年生が板についてきたな,

という感じがしています。

 

月曜日の「みんなへつうしん」で,

掃除のことをT先生がほめてくださった

お話を載せたけど,

それを読んでくれた他の先生方が,

みんなのいいところを

ぼくに報告してくれるようになりました。


校長先生は,

 

「YUUMAくんが

 1年生のSAKIちゃんに

 掃除をしっかり教えて,

 しかも,SAKIちゃんが

 がんばっていることを

 「上手にできるねー!」

 ってほめてあげていることに

 感心しましたよ」

 

という話をしてくれたし,

 

N先生は

 

「HIDEYUKIくんが流しのところで,

 1年生にぞうきんの洗い方を,

 となりで自分でやってみせながら,

 ごみのとりかたや

 裏返してやるところまで,

 ていねいに教えてくれていて

 驚きましたよ!」

 

って報告してくれました。

 

嬉しいよね。


きっと,他のみんなも

同じ感じでやってくれているのは

伝わってきます。

コロナ騒動でこんなに

ピリピリしている学校なのに,

こんなに落ち着いた感じで

スタートできているのは,

ほんわかした性格の

みんなのおかげだって,

ぼくは思っています。

本当にありがとうね。


授業でも,反応のよさがピカイチだって,

算数少人数担当の先生が

ほめてくれていました。

ぼくも授業していて,

毎日そう思っています(笑)

 

昨日の社会でも

「やだー!眠くなるー!」って言いながら,

いざ授業がはじまると

結局ノリノリで意見を言いまくって,

「裁判員裁判」の話にもくいついて,

チャイムがなっても質問が出まくるという^^;

 

チャイムが鳴ったら途中でも終わりたいぼくも,

つい続けてしまいました。

 

でも,それって,

みんなはとっても

得をしてると思います。

 

はじめは興味のないことでも,

自分から興味を見つけていく力が

あるっていうことだからね。

 

そういう子は,

自分からどんどん伸びて行けるもの。

 

***


《燃焼》第一部は,

先週の続きで大盛り上がり。

問題3の

「スチールウールをフラスコの中で

 燃やしたらどうなるか」

 

 

では,イの予想

「水の中に何かがぶくぶく出てくる」で,

二酸化炭素か水蒸気か,とにかく

「何かが出てくる!」

という意見が多数派。

 

それに対して,

HIDEYUKIくんとMASATOくんたち少数派は,

アの「水が入ってくる」。

 

理由は,

「酸素が使われた分だけ

 真空になるんだから,

その分,水が入ってくる」

という,月曜日にやった

《空気と水》の実験の説明を

上手に使っての意見。

 

ウの「なにも起こらない」の予想でも,

RIONくんやKOUJIROUくんの

「基本的にはアと同じなんだけど,

 使われた酸素の量なんて,

 たいしたことないから,なにも起きない」

という,

〈程度のもんだい〉を考えに入れた見事な意見。

 

さらには,

選択肢にはない

エ「水が入った後,それが逆流する」

という,AOIくんとRINちゃんの予想。

「全部水が入った後,

  くっついた酸素が水の中にぶくぶく出てきて,

  その分だけ,水が押し出されて戻ってくる」

という,RINちゃんの具体的な説明に,

みんなが考えさせられます。

 

でも,それにはすかさずMASATOくんが

「鉄にくっついた酸素は

 サビと一緒って習ったよね。

 水に入れてサビが落ちたら,

 そんなラクなことはないんだから,

 それはない!」と反論。

 

確かに…。

 

でも,どうなるかは

実験をしてみなければわかりません。


さっそく実験。

 

 

フラスコの中で激しく燃える

スチールウールに歓声が上がり,

その後,ピンチコックを開けると,

水がジャバジャバとフラスコの中へ。

 

 

「戻れーー!」という

エの人たちの応援もありましたが,

水は7割くらい入ったところで止まりました。

 

正解は「ア」!

 

説明も,MASATOくんたちの予想が

ズバリ的中しました。

 

でも,基本的な考え方は,

どの予想をしていた人たちも,

原子論で考えていて,おみごと。

 

まさに,科学者と同じ思考をしていて,ビックリです!

 

続いての問題4,

「銅を燃やしたら重さはどうなるか」

 

 

 

「酸素がくっついたのだから重くなる」

を予想した人が多かったのですが,

「いや,待てよ」という意見に

みんなが予想変更する事態になりました。

 

 

銅の燃えかすをみての

「これは何かが出て行ったはずだ」

「鉄と銅は違う」という意見は,

なんだか説得力がありました。


さっそく実験!

燃やした銅の試験管を天秤に乗せてみると…

 

 

見事に下がって歓声が上がりました。

正解は「重くなる!」

 

これは,どういうことなのでしょう!?

続きは,今日の5時間目です!

 

 

みんなへつうしん  6月25日(木)

 

昨日の道徳では,

「いじめが教えてくれたこと」

というお話をしました。

 

みんなの感想がとてもよかったので,

後ほど紹介したいと思っています。

 

びっくりしたのは,

「このクラスはいじめとかないから,

 このメンバーでNYD中学校が

 あったらいいな」

と,みんなが思っているという話。

 

それを聞いて「スゴいなぁ」と思ったよ。

 

この学校に来て8年,

みんなが保育園・幼稚園の

年中さんだったころから

ここにいるわけだけど,

そんなことを聞いたのは初めてです。

 

この学校では,

5年生を担任することが

一番多かったんだけど,

「このメンバーのままあと1年やるのもイヤだ。

 早く中学校に行きたい!」

と相談してくる子は,必ずいたからね。


このクラスの担任になって

「いいなぁ」と思うのは,

みんな,自分の考えを,

あまり周りの人を気にせずに,

どんどん発言しているところです。

 

まぁ,気にしなさすぎて,

ガヤも多いし,

誰が主でしゃべっているのかわからなくなって,

大事なことを聞いていないということがあるのは

たまにきずなんだけど(笑),

それでも,そこまで自分の想いを

口にできるのは,素晴らしいことです。


ふつう,自分の意見を言うときには,

「周りからどう思われるかな…」って

ちょっとは気になって,

言いにくくなるものです。

 

誰かが何か変なことを

言ったりやったりしていたら

「なにアイツ…」

とか言い出す子が出てきて,

その子にほかの子たちが

ついてきちゃったらやっかいです。

 

変なことを言った子を

仲間はずれにしたりすることだって,

よくあることなんだけど,

みんなは,それぞれが変だから(失礼^^;)

みんなが変だと,もはや気にならないんだな

と思いました(笑)


でも,きっとその分,

友達とぶつかっちゃうことはあるよね。

 

昨日の学級会でも,

笑いあり,怒りあり,涙ありで,

学級委員は大変だなぁって

思いながら見ていたよ。

 

だけど,自分の想いや感情を,

素直に表現できるから,

相手にはすぐに伝わる

っていうのがいいんだなぁと,

このクラスのいいところが

また見えた気がしました。


それぞれの意見は大切です。

それを無視するクラスであっては

いけないと思う。

けれど,まとめる方だって

クラスのメンバーなんだから,

がんばっていることは認めてあげたいよね。


「ムカつく!ムカつく!」って言って

泣いている学級委員さんに,

なぐさめに行った女子たちが

「○○くんだって,いいところあるでしょ」

って言っていることに感動しました。

「ひどいよねー!」って言ってないのね。

それがすごいなと思ったよ。


学級会の内容でも,

「□□くんがふざけて

 ぶってくるのがイヤだ!」

って,みんながひとりの子を

責めるシーンがあって,

普通にこれが繰り広げられたら

「いじめ」になったりもするんだけど,

そうならないように,

必ず誰かがフォローする動きを

ちゃんとしているところも,

このクラスのステキなところだな

って思ってみていました。


毎日,いいなぁって思えることが

見つかって,とっても嬉しいです。

 

今日はどんなステキがみつかるのかな。

 

みんなへつうしん  6月24日(水)

 

社会では,「三権分立」について学習中。

先日,「国会」が閉幕してしまったけれど,

世論からは「閉幕しちゃっていいのか!?」

という声も上がっています。

そういう国民の声を聞いて,

国会のメンバーに

「やるぞー集まれー!」

と言えるのが「内閣」の仕事

だということを学びました。


国会の大事な仕事は2つあって,

「○○をつくること」と

「○○を決めること」

だとわかりました。

覚えてる?

 


「法律をつくること」というのは,

例えば,みんなの代表を選挙で選んで,

その代表が学校のルールを決めるということ。

 

「このクラスが

 学校の代表として集められた

 国会だとしたら,

 どんなルールを作りたい?」

 

という質問では,

 

おかしやジュースや

夢の時間割やら,

いろいろ出たけど,

それぞれ多数決をとってみると,

意外とみんな,

ちゃんと「否決」されるので

おもしろかったです。

 

唯一「可決」したのが

 

「2週間に1度は

 自分たちが午前中の授業をかけて

 調理実習し,給食を作る」

 

という法案。

 

これにはみんなも大盛りあがり。

 

もちろん,例えばの話だったんだけど,

さっそくAOIくんが,

家庭科の時間,Y先生に

「みねぎし先生がやっていいって言ってましたよ!」

と報告してました。言ってないから^^; 

 

Y先生により即否決されたことは

言うまでもありません(笑)

コロナで調理実習は禁止に

なっていますしね^^;


それから,同じくらい大切な国会の仕事に

「予算を決めること」があります。

 

 

これは例えるなら,

「学校中の子どもたち全員から

1000円のおこずかいを集めて,

学校から選ばれた代表が,

その集めたお金を

何に使うか決める」

 

という感じです。

 

「さて,このクラスから,
 その代表を出すとしたら誰ですか?」

 

と聞くと,

 

「はいはいっ!」

とRINちゃんが手をあげて

 

「私だったら,女子のためにお金を使って,

 男子のためには使いませんっ!」

 

だって(笑)。

 

当然,男子からはブーイングが起き,

女子からは歓声があがりましたが,

これ,すごくわかりやすかったので,

いいなぁと思いました。

 

誰を代表にするのかは,

とても重要なことなのです。

 

自分の代わりに

自分たちのお金の使い方を

決める人なわけだから,

自分と同じ意見を言っている人や

自分のためになる

お金の使い方をする人を選ばないと,

大事なおこずかいが

とんでもないことに使われてしまう

かもしれないのです。


だから,選挙に行かないなんて人がいたり,

男性ばっかりの代表を選んでいたら,

どうしても,そういう人たちの勝手で,

みんなのお金が使われてしまうのです。

 

では,どのくらいの人が

選挙に行っていて,

どのくらいの代表の人が

女性議員なのか,

みんなは知っていますか?

 

みんなへつうしん  6月23日(火)

 

昨日,みんなに書いてもらった,

先週やったマスクケースの感想を

放課後に読ませてもらいました。

 

みんな,とってもいい感想で,

感激してしまいました。

 

大事なことも書いてあったので,

いくつか紹介しますね。

(名前の後の数字は,授業の評価)

 

・マスクケースの形を

きれいに切るのがむずかしかった。

みんなそれぞれちがうものが

出来上あがっていて,

同じものは1つもないのが,

おりぞめの良いところかなと思った。

ラミネートするのが楽しかった。

いよいよ出来あがるなという

楽しみがあってワクワクした。

また時間があったら

やりたいなと思った。

 (HANNAさん⑤)

 

・ひさしぶりにおりぞめをやって,

すごく楽しかったです。

この1枚の紙で,

あんなスゴいマスクケースが

作れるとは予想外でした。

またやってみたいです!!

(IORIくん⑤)

 

・1まい1まい色のそめ方によって,

色々なもようになって,

とてもおもしろかった。

そめた後の開く時は,

とてもドキドキするけど,

どれも不思議でおもしろいもようや,

かわいくてキレイなもようになって,

とてもおどろいた。

家族にあげたら,

とても喜んでいました。

作ってよかったです。

(MITUKIさん⑤)

 

・はじめは「おりぞめマスクケース」というと,

あまりピンときませんでしたが,

作ってみると楽しかったです。

しかもかんたんにできて,

しかも役に立つというのが,

とてもよかったです。

家でもマスクを引っかける

場所がなかったので,

ちょうどよかったです!
 (RIONくん⑤)

 

・おりぞめのマスクケースで,

色をそめたり,アイロンをかけたり,

型にそって切ったりするのが

たのしかったです。

それで,一まい田村さんにあげて,

よろこんでくれてうれしかったです。

お母さんにあげたら

「どうやって使うの」って言われて,

説明して,「へ~」って言ってました。

お父さんやお姉ちゃんは

いらないと言われて

「え~」っと思いましたが,

お母さんが「ちょうだい」と言ってくれて,

うれしかったです。

(NANAMIさん⑤)

 

・おりぞめマスクケースが

とってもうまくできた。

家族にあげたら,

とってもよろこんでくれた。

(KAORUさん⑤)

 

・きれいに色がつけられてよかったです。

ラミネートするところが

ドキドキして楽しかったです。

お母さんにあげたら,

とても喜んでくれたので,

うれしかったです。

気をつけたことは,

ラミネートするとき,

機械に入れる向きを

まちがえないようにしたことです。

私はおりぞめが大好きなので,

またやりたいです!!(^∀^)/♪
 (SHIHOさん⑤)

 


学校の勉強って,誰のためにするのでしょう。


もちろん,それは

 

「自分のため」

 

って言われてきているのだから,

そう思っている人がほとんどだと思いますが,

 

「自分1人のために勉強する」

 

なんていうのでは,

とても意欲がわかないものです。

 

そんなんじゃあ,労力が割に合わない。


けれど,

 

誰かが喜んでくれるって思えたら,

その苦労は割に合います。

 

学校で知らないことを初めて知って

「へー」って思って,

 

「あ!これ,おうちの人に教えてあげよう」

 

って思えたら,

それは家族の人数分になるわけだから,

覚える意欲もわいてきます。

 

「こんど下級生に教えてあげよう」

 

って思ったら,

その人数分もっとやる気が出るでしょう。

 

勉強は自分のためだけに

やるんじゃないんだよね,本当は。

 

大人になってから勉強している人は,

みんなそうやって,

誰かの笑顔を想像してやっている人です。


昨日,「自分の一字」を折って,

輪ゴムをかけるところまで

自分でやってみたけど,

1つ折って作るのにも,

意外と時間がかかります。

 

あれを,みんなのために

ボランティアで何百個も

作ってくれた田村さんは,

すごく勤勉です(笑)

 

「おりぞめマスクケース」は,

おりぞめで作ったり,

マジックテープでとめられることを思いついて,

みんなが簡単に作れるように工夫したのは,

今回もみんなに教えに来てくれた,

田村さんの発明なんですよ。

 

それが,いま,全国に広まっています。

 

どうしてそんなことができたのでしょう。


きっとそれは,

作っているみんなはもちろんだけど,

これをプレゼントされた人が,

笑顔になってくれるだろうなぁって

想像できているから,

こういう創造的な仕事ができたのでしょう。

 

そして,その労力は

何百人の笑顔につながるわけですから,

すごく割に合うわけです。


なにか新しいものを生み出す力というのは,

そういう,誰かの笑顔を想像できることから

なのかもしれません。

 

ぼくが「みんなへつうしん」を

毎日書けるのも,

みんなや,おうちの人や,

読んでくれている先生方がいて,

時々感想をくれるからなんですよ。

 

いつもありがとう!

 

 

みんなへつうしん  6月22日(月)

 

金曜日,1年生の担任の先生に,

とっても嬉しいことを聞きましたよ。

「1年生は,お掃除が大好きなんです!」っていう話。

 

いま,Bタイムの月曜日と木曜日は

掃除がないですよね。

だから1年生に

「ねぇ先生,今日はお掃除ある?」

って聞かれるんだって。

 

金曜日だったので

「うん。今日はお掃除あるよ」

って答えたら,みんなが

 

「やったー!!」

 

って言ったんだって(笑)

 

「6年生が優しく教えてくれるからなんですよ。

 がんばってくれてますよね!」

 

って,教えてくれました。

 

とっても嬉しかったな~。

みんなは,とってもいい6年生をやっているんだね!


ベランダ事件があって,

お説教をしたばっかりだったけど,

みんなは

 

「6年生なんだから」

 

とか

 

「6年生なのに」

 

なんて,年中言われます。

 

それは,きっと仕方のないこと。

 

だけど,みんなだって,

初めて6年生をやるわけで,

失敗したり,

上手くいかなかないことだって

たくさんあると思うんだ。

 

そういうときは,

自分の言い訳もあると思うけど,

注意してくれる人は,

みんなのため,学校のためを思って

言ってくれているわけだから,

よくなかったところを素直に反省して,

次に生かせばいいんだよ。

 

だから,

 

「叱られたらシメタ!」

 

ぼくも叱られた気分になって,

一緒に反省するから大丈夫(笑)

 

気持ちが落ち着かなかったら,

ぜひ相談してください。

話を聞きますよ。


逆に,ぼくが怒っているときには,

他の先生に相談したり,

おうちの人に相談したり,

友達と話をしたりするといいよ。

 

1人でもやもやする時間も大事だけど,

人間というのは,

イヤなことを1人で考えていると,

悪い予想ばかりが思いついてしまうのです。

 

それは〈法則的〉に起こることです。

 

人に聞いてもらうだけで,

スッと冷静になって

解決できることも多いですからね。

 

***


さて,金曜日は《燃焼》の問題3への準備問題。

 

「フラスコの中の空気を吸い出したら,

 水槽の水はフラスコの中に入ってくるのか」

 

というもの。

 

 

ほとんどの子が「入る」を予想したけど,

「入らないんじゃないか?」

という予想をする子もいて,

その理由に

「空気がなくなって真空になっても,

 水が水槽から上がってくる

 なんてことはないんじゃないか?」

というものがありました。

 

結果は

「水は上がってきて,なくなった空気の分だけ入る」

というものだったんだけど,

これは《空気と水》という授業をすると

よくわかるようになるので,

今日の理科の授業では,

ちょっとだけ寄り道して,

その実験もやってみるから,

考えてみてください。

 

準備問題2の,

「電気でも火をつけることはできるのか」

では,みんなの知識を総動員して

「火がつく」を予想していて驚きました。

 

 

 

やってみたら,バチッとなって,みんなびっくり!!

でも,見事に燃えましたね。


そしていよいよ,問題3。

「酸素を満たしたフラスコの中で

 スチールウールを燃やしたら,

 水はどうなるのか?」

という問題。

 

 

「酸素は燃えてくっつくのだから,

 その分,水が入るのでは?」という

HIDEYUKIくんとMASATOくんの

2人の予想に対し,

多数派は「逆にぶくぶく出てくる」。

二酸化炭素が出る(AOIくん)

水蒸気が出てくる(KEIGOくん)

などの意見がありました。

 

「何も起こらない」という予想もあり,

「酸素はそんなにつかわれないから」

(KOUJIROUくん)とか,

「真空は宇宙空間と同じになるから,

水は入らない」(RIONくん)などの

理由もありました。

 

で,やってみようとしたら,

前の問題でブレーカーが落ちていて,

できなかったというオチでした^^;

 

そこまで予想していたのはHIDEYUKIくん。

よくわかったね…。

 

みんなへつうしん  6月19日(金)


昨日は,図工は

 

「おりぞめマスクケースづくり」

 

をしました。

 

おりぞめをたのしむところからスタートし,

実際にマスクケースを

完成させるところまで

2時間かけました。

 

 

 

 

予定していたのは,

1人2枚程度だったのですが,

10枚くらい作っている人がいてビックリ。

 

地域ボランティアで

おりぞめ講師として

来てくれていた田村さんも,

 

「こんなに作ってくれるなんて思ってませんでした!」

 

とおどろいていましたよ。

 

 

密にならないように,

教頭先生も来てくださって,

万全な体勢で大成功!

手伝ってくださったみなさんに感謝です!


学校の子どもたちに「マスク」を

手作りしてくださった地域の方々に

何かプレゼントをしてあげたい

という気持ちで始まったこの企画。

 

「地域の人にあげてください!」と,

たくさん作ってくれた人がいました。

みんなは,本当に優しいんだね。

 

そうしたら,それどころか,

ぼくや田村さん,それに,

教頭先生や,手伝ってくださった方々

みんなの分も作ってくれている人がいて

ホントに感動しました。

 

 

 

もちろん,自分の分や家族の分を中心に

一生懸命作っていたのが

ほとんどだったのでしょうけど,

みんなの笑顔を想像しながらだから,

きっとこんなにもたのしくできたのだろうなぁ

って思ったよ。

 

そんなみんなを見ていて,

昨日はとっても嬉しくなりました。

 

ありがとう!

 

 

マスクを入れていないときには…

 

 

おりぞめで使った輪ゴム使っていたり

イスのところにくっつけておいていたり。

 

みんなの工夫に

「へぇ~すごいや」

と感心しましたよ。

 

 

みんなへつうしん  6月18日(木)

 

昨日の「みんなへつうしん」を読んで,

Y先生が「あたし,この本大好き!」と

話しかけてくれました。

 

ぼくは,研究会仲間の高校の先生が

作ったこの授業プランで

初めて知ったので,

「へぇー,このお話の本があるんだ~」

とビックリ。

 

すると,図書室のH先生が

「この本は,ふつうの図書室だったら,

たいがいは置いてある本ですよ」と

教えてくれました。

ちゃんと,うちの学校の図書室にもあって,

実際に見せてもらいました。

 

障がい者のお話を集めた

短編集になっていて,

「ぼくのお姉さん」のお話は

一番はじめに入っていました。

 

他のお話は,また違う障がい者のお話のようです。

 

昨日の感想に

「他の障害についても知りたいです」

というものがありましたが,

興味のある人はぜひ

借りて読んでみてください。

 

***

 

さて,昨日は《燃焼》の2時間目。

第0部,最後の問題は

「二酸化炭素だけだったら,

ろうそくの火はどうなるか」。

 

「ものが燃えるには酸素が必要」

というのは,前の時間までに

何度も確認したこと。

 

けれど,

二酸化炭素の分子模型をながめていると,

なんだか燃えていられそうな気がしてきます。

 

 

「二酸化炭素の赤いところは

 酸素なんだから,

 酸素でいっぱいのところと

 同じように燃える」

 

という意見が優勢。

 

するとまた,前回に引き続き

「たき火理論」が登場。

 

「竹筒でふーってやって,

 火をおこしてるの見たことある」

 

「あれは,はく息を

 送り込んでいるんだから,

 二酸化炭素だよね!?」

 

この意見がだめ押しで

予想変更はないかと思ったら,

AOIくんやMASATOくんが反論。

 

「いや,二酸化炭素は,

 酸素が使われたあとに出るもの」

 

「二酸化炭素は酸素を使った

 出がらしだから,もう火はつかない」

 

これを聞いて,RINちゃんが

 

「頭良さそうな人が言っているから」

 

と言って,ウに変更(笑)


それで,どうなったのかというと,

正解は「ウ」の「すぐ消える」。

 

MASATOくんたちの

言っていたことは本当で,

二酸化炭素は,

炭素が燃えた後にできるものなので,

それ以上は,もう燃えないのでした。

 

ここまででも,十分

盛り上がったのですが,

実はここからが,

本当の《燃焼》の授業の

第一部の始まりです!

 

最初の問題は,

 

「スチールウール(鉄)を燃やしたら,

重さはどうなるのか?」

 

というもの。

 

予想を聞いてみると,

 

「燃やしたらそれが分子になって

 とんでいくんだから軽くなるでしょ」

 

「燃えたカスがお皿に

 全部乗らないから,

 その分軽くなる」

 

などの理由で,ほとんどの子が

「軽くなる」と予想。


「いや,スチールウールの

 すきまにある酸素が燃えて

 出てとんでいくだけで,

 金属の重さ自体は

 変わらないんじゃない?」

 

といって「重さは同じ」という

予想をしていた子たちもいたけど,

 

「重くなる」に手をあげたのは

KEIGOくんだけでした。

 

理由を聞くと

 

「まわりにある酸素がくっついて

 燃えるんだから重くなる」

 

とのこと。


みんなは,「そんなバカな」と思って,

さらっとながしてしまっていたようだったけど,

今回は,理由も含めて

なんとKEIGOくんの「ひとり大正解」!

 

さすがのみんなも,

これにはビックリしていました。

 

科学というのは,

「正しそうな予想」が当たる

とは限らないのです。

 

そして,多数決でも決まりません。

 

真理は実験によってのみ決まります。

 

だから,いっけん

「それは違うだろう」という意見も,

「もしかしたらそうかもな?」と,

どこかで考えておくことは大切で,

誰の発言であっても,

必ず一考する価値があるのです。

 

 

みんなへつうしん  6月17日(水)

 

昨日は,お仕事シリーズ第三弾

ということで〈ぼくのお姉さん〉。

 

ダウン症という障害を持つお姉さんが,

福祉作業所で得た初めてのお給料で,

家族をレストランに招待するというお話。

 

とっても感動的なので,

途中でつまって読めなくなりそうでしたが,

なんとか持ち直して最後まで読みました。

 

そういう話だったので,

いつもはウケをねらった発言をする人たちも,

障がい者の姉をもつ主人公の気持ちを

よく考えた意見が多くて,

「ホントに優しいクラスだなぁ」と

感心しながら授業していました。

 

みんなの感想を紹介します。

 

・このお話が何を伝えたいのか,

とてもわかりました。

ひろさんが家族のために

レストランで食事をおごるところが

とても感動しました。

(ISくん⑤)


・障害者でも仕事があり,

給与がでることがわかりました。

ダウン症について

考えることができました。

(HRくん④)


・みんなが平等に生きる権利があって,

それぞれが,たくさんの思いをもって

働いているとわかりました。

(SKくん⑤)


・ダウン症について知ることができた。

もっとダウン症について知っておきたい。

ほかにも,どんな障害があるのか

などについても知りたい。

(IHくん⑤)


・ぼくはいい話だと思いました。

ぼくは,人のために働いていると感じました。

(GKくん③)


・障害者であっても,たった1人の兄弟なので

大事にしなきゃいけないなと思いました。

働くということは,お金をかせぐことだけではなく,

誰かの役に立つという事も

大事なんだなとわかりました。

働くということの意味がよくわかりました。
 (HMさん⑤)


・私も,ダウン症のお姉ちゃんみたいに

心のやさしい人になりたいです。

お姉ちゃんは,少ない給料でも,

自分のために使わずに,

家族のために使っていたので,

内心、とっても感動しました。

私だったらぜったい

自分だけのために使うからです。
(YKさん⑤)


・感心しました。みなをよろこばすために

はたらくということをしった。(UHくん⑤)


・自分が働いてもらったお金で,

家族をうれしくさせる感じがして,

とてもよかったです。(TIくん④)


・お姉さんは障がい者だけと,

とても,人としてすばらしいと思いました。

たとえ障がい者だとしても,

人への気持ちがあり,やさしく,

多くの生きがいをもって

暮らしているということを知りました。

(YKさん⑤)


・ダウン症の人は大変だと思った。

でも,本人も大変だと思いました。

働くということは,自分で喜んだり,

喜んでもらうためだと思いました。

(MMくん④)


・働くということは,生活するだけではなく,

人を幸せにするためにある,

ということがわかりました。

(SAくん④)

 

みんなの感想に,

「お姉さんの優しさ」についてや

「障がい者についてのこと」,

それに,

「働くということ」

について書かれていて,

嬉しかったです。

 

障がい者というと,

「役に立たない」

「守ってもらう存在」

のように扱われてしまうことがあるけれど,

どんな人でも,誰かの役に立つことが

「生きがい」なのです。

 

だから,人から働く権利をうばってはいけないし,

働くことは,本来,「大変なこと」ではなく,

〈幸せに生きること〉につながる大切なことなのです。

 

福祉が進んでいる国で知られるスウェーデンでは,

失業者(仕事につけていない人)は,

十分生活していけるだけの補償をしてもらえるそうです。

つまり,働いている人の税金で,

働いていない人の生活を支えてあげている,ということ。

 

みんなは,これを聞いてどう思う?

 

「働いてない人,ずるい!」

「働いている人の税金で,働いてない人を助けるなんてヒドイ」

 

って思うかな。

 

だけど,スウェーデンの人たちは,そうは思わないんだって。

 

「仕事がないなんて,かわいそう」

 

だから,はやくその人が「働く幸せ」を手にできるように,

それまでの生活は支えてあげたいって思っているそうです。

そういう考え方ができる国民性にあこがれます。

 

さて,そう考えると,

6年生は学校でたくさんの仕事があって,

「6年生なんだから」とか言われたりして,

やっぱり大変なところもあるけど,

それだけ感謝される機会も多くて,

やりがいのある学年なんだよね。

 

ポジティブに考えてがんばろう!

 

 

 

追伸

 

ただ,現在スウェーデンは,

働く幸せを大切にするあまり,

今回の新型コロナ対策で,

「働きながら,抗体をつくる」

という選択を政府がしたために,

感染拡大が止まらず,

死者が増えてしまう結果になりました。

 

現在では,この方針に関しては,

政策上の失敗を認めているようです。

 

はじめてのことに取り組むときは,

どうしてもこのような失敗がつきものです。

ただ,命に関する失敗は,

できるだけ避けていきたいものです。

「間違いを認めたら,すぐに予想変更する」

という,柔軟さの必要性を,改めて感じています。

 

 

みんなへつうしん  6月16日(火)

 

いよいよ6年生の理科の内容

《燃焼》がスタートしました!

 

初めの問題は,

 

「集気瓶の中で燃えているろうそくの火は,フタをするとどうなるのか?」

 

というもの。

 

「火が燃えるためには空気(酸素)が必要」

ということは,知識としては知っているけど,

実際,どのくらい必要なのか,

というのはわかりません。

 

予想してもらったら,

「燃え続ける」が3人,

「しばらくして消える」が14人,

「すぐ消える」が10人でした。

「フタの隙間から空気が入るから,燃えていられる」とか,

「酸素の量が窒素よりも少ないからすぐ消える」とか

「酸素と窒素があるからしばらくはついている」とか,

理由はさまざま。

 

でも,結果は,

すぐには消えずに,

10秒~15秒くらいしたら,

しずかに消えました。

 

「10秒くらいで消える」と当てたRちゃんはおみごと。

 

その結果を見て,

問題2の「窒素だけなら?」は,

「明るく燃えて,そのあと消える」と

「すぐ消える」で意見が分かれました。

 

「人間と同じで,酸素がなければダメ。

だから,プールにもぐったときと同じで,

最初はがんばってついているけど,

そのうち消える」

 

とか

 

「さっきの10秒は酸素の分だったのだから,すぐ消える」

 

とか

 

「いや,酸素と窒素が混ざってはじめて燃えるんじゃない?」

 

という意見も出ました。

 

けれど,やってみたら

「すぐに消える」

が正解でした。


問題3は「酸素だけならどうか?」というもの。

 

ここまでの結果をみたら,

 

「やっぱり酸素が必要だったんだ」

 

となるところだと思っていたけど,

 

やっぱり「すぐ消える」にも

5人が手をあげました。

その理由にビックリ。


Rちゃんは「やっぱり,混ざっているから燃えるんじゃない?」と。

すると,KくんがRちゃんと同じ

「空気は,窒素と酸素が混ざってるから燃える」

という意見に,こんな補足をしてくれました。

 

「焚き火のときに空気を送り込むと燃えるのは,

木が燃えて酸素と窒素の割合が変わってきてしまって

消えそうになっているところに,

もとの割合に戻すためにやっているからだと思う」

 

と。

 

これには「なるほどー」と思ってしまいました。そうかもしれない…。


でも,結果は

 

「明るくなって,そして消える」。

 

とても勢いよく燃えるので,

みんなはびっくりしていました。

 

Kくんは間違ってしまってガッカリしていたけど,

「この意見は,みんなも〈そうかも!?〉って思ったよね。それが素晴らしかったと思うよ」

というと,みんなもうなずいてくれました。

 

そう,新しいことに挑戦したら間違える。

これは,自分の頭を使っている証拠です。

 

そしてそれは,間違っていても,

「やっぱり,燃えるためには酸素が必要なんだ!」という,

みんなの感動的な学びに貢献してくれるんだよね。


これから始まる《燃焼》の実験が,

とてもたのしみになる初回の授業でした。