九州編の第2弾ですが、これが最後ではなく今回は熊本県・大分県・宮崎県のローカルお菓子です。熊本のお菓子については、熊本出身で現在はアイルランドのコークに住んでいるCorkさんからも情報を提供していただきました。

 

それにしても九州は調べると続々とローカルのお菓子が見つかります。宮崎県は私が見つけられなかっただけで、まだまだたくさんあるような気がします。今回紹介した物以外でもあるという情報をお持ちの方はどんどんコメントしてください。

 

 

 

この中では宮崎の「なんじゃこら大福」のインパクトが強烈で、是非とも食べてみたいと思いました。女性のげんこつほどの大きさなので、1個食べただけでもかなりお腹にたまりそうです。

 

「リキュールマロン」は、1962年に販売開始されたロングセラーで、当時から製法を変えずに作り続けています。緑の銀紙にくるまれており、地元では「緑の銀紙のケーキ」「お酒の入った緑のケーキ」と言われています。

 

「コバルトアイス」は熊本だけでなく福岡・宮崎・鹿児島にも店舗がある蜂楽(ほうらく)饅頭が出しているかき氷です。ブルーハワイのような鮮やかな水色をしていますが蜂蜜ミルク味で、コバルトミルクと呼ばれることもあります。熊本では、店舗の名前が付いた今川焼のような「蜂楽饅頭」も大人気です。

 

「朝鮮飴」は、16世紀に作られた当初は長生飴と呼ばれていましたが、文禄・慶長の役で朝鮮出兵の際に加藤清正の軍が携行したことから、朝鮮飴と呼ぶようになりました。当初は黒砂糖と玄米を使用した淡褐色でしたが、現在は白砂糖と精白米を使った白い物が大半を占めています。

 

「やせうま」は、平安朝の頃に藤原鶴清麿という幼君に使える八瀬(やせ)という乳母が、このお菓子を幼君に与えていて、幼君が「八瀬、うま(いもの)」とせがんでいたことから名付けられたようです。別府市では学校給食にも出るようです。

 

「あくまき」は、宮崎だけでなく鹿児島や熊本などの南九州で端午の節句に食べられています。孟宗竹で包んで炊かれ、地元では粽と呼ばれることもあります。

 

 

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