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キャリアシグマイズな日々

長年勤めた会社を離れて冒険中!
新しい世界や大事な人たちとの出会い、そして辞めなければ
気づかなかったであろう感情などを経験しています。
ちょっとハラハラドキドキ、ちょっと反省、でも楽しんで暮らしてま~す。
「足跡の和」がキャリアシグマイズです。

あいも変わらず7時に朝食、これで1週間と1日、やはり客数が多いのは週末だけのよう。

リモアを1cucで預けて、今日は民族舞踊団経由カサデルソンでダンスやってホテルに戻って空港に行く予定。

12時であっさり舞踊団は終わり、特にこれといった〆はなかったけど、先生の電話番号を教えてもらいました。
で、私はといえば自分の電話番号はまだしも名前もクラス開始の時に伝えただけ、
これでは電話してもわかってもらえないかな。フェイスブックないの?の問いにパソコンなんて買えないからって返事が返ってきて、舞踊団のプロフェッサーでもそうなんだって驚いたのと、どこかで電話番号を教えても国際電話をすることはしないだろうと思ってしまった。。。

汗臭いまま午後のレッスンを受けたくなかったので、スタジオのロッカールームにあったむき出しで水しか出ないシャワーを浴びて、日焼け止めを塗りなおして。
ここ1週間でロッカーに人がいるのを見たのが1度きりだったので、思い切っちゃいました。
準備はあっという間に終わり、旧市街のカサデルソン方面へ。

次のレッスンまで時間があったので、オビスポ通りの一本裏で時間つぶし。
すると不思議な光景が前を通る。バースデーケーキをむき出しの状態で抱えて歩くひと、描きかけの大きなキャンバスを持って自転車で走る人、物干し竿を片手に2本持ってひきずりながら自転車をこぐ人。黄色い九官鳥が1羽入った鳥かごを持って歩く人。だんだん眠くなってきた。

オビスポ通り


でも時間をつぶしきれずに、早めにカサデルソンに行ったら、アイサさんが今からでも大丈夫との事で、すぐにレッスン開始。こんなことならとっとと入れば良かったけど、街を歩く人たちをユックリ眺めることもなかったしね。


で、最後のアイサさんのレッスン。最後あたりにになって気づいたけど、キューバンサルサのフリースタイルを学んでも帰国したあとはやらない訳で、ならば身体の使い方や練習の仕方を教わるとか、バチャータを教わっても良かったのかも。
次回来れたら試してみたい。

で、あと20分くらいで17時、ホテルに一旦戻って荷物をピックアップして空港に向かう時間。
早めにホテルに行って、とも思ったんだけど、世話になった先生に挨拶もしたい。考えただけでも目頭が熱くなるけど、このまま何も言わずに消えるのも心残り。

で、結局トキさんという夜のサルサバーに付き合ってくれた男性には会えたけど、ホルヘさんの姿は見えず、探しに行くのもなんだったので挨拶できずじまい。別れはあっさりしたものです。

ホテルに一旦戻って荷物をとって空港へ。タクシー代は25cucと決まっているようで、最後に残すお金も額も想定できて便利。右側の窓を開けてビデオを撮って、左側の窓が閉まっている方に向いたら、窓を運転手さんが気付いてあけてくれたり、ホントに気がきく人の多い国です。
ちなみに最後に必要なのが空港の出国税で25cuc、つまり最後50cuc+チップ代残しておけば大丈夫。

で、空港に着いたら長蛇の列。そう、ホスピタリティはある方々だけど、仕事はとにかく遅い。
出発の3時間半前に着いて1時間くらい並んでようやくでした。しかもフライトが遅延していたので、結局出発時刻は23時頃。
あまりに空港で暇だったので、とうとう買うかどうか迷い中だったクラーベを買ってしまいました。あ、souvenir spoonを買うの忘れたことに今気付いた。
別に有り金を使い方切るつもりは無かったのですが、結果残ったお金は小銭で1cucくらい。
今回の滞在中に結局55000円使ったことになります。

空港から見えた夕日


そして無事に飛行機に乗り込みパリへ。帰りはあっという間でフライトタイムそのものが8時間くらい。

機内食



あ~パリに着いてしまう。。。



同じダンスの先生でも貧富の差がある。
私が大好きな先生はホストかってくらい気配り目配りが効いて、同僚や近所の人、もちろんお客さんなど大勢の男女からも好かれてる。
1対1のレッスン受けてるんだからよそ見しないでってほんのちょっと思った直後に私に関心が戻ってくる。これだけ同時にたくさんの特に女子に気を持たせ続けるってスゴイ。マメなんてものじゃない。

ピアノバーで2人でいる時間があったので、キューバ人を、彼をもっと知ってみたくて質問してみたけどなかなかコミュニケーションが難しい。

でも、話を聞くと両親はもういなくて、おじさんと兄と弟と暮らしているそう。バーからの帰り道も靴をビーサンに履き替えて大切そうにカバンにしまってた。確かに音楽を流す時も、パソコン持ってる人、タブレット持ってる人、色々いるけど彼はMP3のようなプレーヤー。

この国から出たことないっていうから、行けることになったら行きたい国は?って聞いてみたけど、彼の頭の中には“If”って英単語がないのか思考がないのか「知らないし分からない」って返答。

夢や希望に頼らず今を生きる。
テレビをつければBBCが「美容シャンプーたったの20ユーロ」なんてCMを流している。彼らにしてみたら、1か月分の収入でも買えない価格。
周囲を見れば理不尽なことだらけなのに、絶望せずに仕事をして生きている。

モヒートが出されたら、ミントの葉を潰して最適な状態にして手渡してくれる
スマホをポケットに入れて踊ってたら、自分のポケットにしまって踊ってくれる
飲み物頼んで釣銭が返ってくると、金額があってるか確認してくれる
タクシーを捕まえて乗せてくれる
突然の雨、傘がなく雨が止むまでスタジオで待ってたら「止んだよ」って教えてくれる

ま~、おもてなし精神の高い人で、嬉しいやら悲しいやら複雑な気持ちになりました。

救われたのはキューバの人たちの人懐っこさ。
ダンボールの切れ端一枚で、お腹を抱えて笑いあってる様子を見て、こっちまで子供のように笑える。

あとは、女性のダンスの先生が見せてくれた入れ墨。「なんて書いてあると思う?」って言われて、だけど読めない~。

なんと答えは芸者でした。
「ほぇ~、中国語の漢字かなぁ」なんて言いながら、でも何故に芸者?と心の中で突っ込みつつ笑いあったりして。

悲しみに近い複雑な感情を癒してくれるのも、また彼ら。

ダンスのレッスンを通して、通りいっぺんの観光ではなく、もう一歩踏み込んだコミュニケーションができた気がします。
あとは言葉、スペイン語勉強しようと思います。

        

帰国後の気づき

観光地の要塞の入り口でふと値段表が目に入った。
現地の人6cup、観光客6cucと書かれている。
外国人が使用する通貨1cuc=現地の人の通貨25cup
ということは、25倍の格差があるということ。
かつて日本も1ドル360円の時代があった。でも差の大きさが全然違う。
国民性も違う。

大好きになったこの国の人たちの幸せってどこにあるんだろう。
私にとっては幸せを感じる国だけど、もしここで生まれていたらそうは思えなかったはず。
旧市街にあった願い事がかなう木の周りを3回まわって願ったことは「またここに来る」、それをガイドさんに話したら目を丸くして言葉を失っていた。

キューバに行く前までは、こちらから物を持っていかないと不便な国との印象。
帰ってきて思うのは、キューバにあるものが他のどの国にもないという現実。
キューバ旅行が終わりに近づくにつれ、湧き上がってくる気持ちは「キューバに帰りたい」という不思議な感覚。なんだろう「帰りたい」って。
必ずまたキューバの人たちに会いに行きたい、行ってそのときそこにあるものを体験して感じたい。
昨日までは寂しくなかったけど、だんだん寂しくなってきました。
キューバを離れる寂しさと、日本から離れている寂しさ。
両方のダブルパンチ。

この1週間、あいも変わらずホテルの朝食の場で接客を続ける従業員の人たち。
食器を片付けて、ビュッフェの食材を補充して10分おきに平らにならして。
確かに私も20年間接客を続けてきたけど、毎日同じ場所で同じような食材を扱って、同じ数のテーブルを準備して。。。違うのは旅行者だけ。
もしかしたら、テーブルクロスのシミまで覚えちゃいそうな変化のなさ。
変化がないってこういうことなのか。

先生たちへのお礼のお土産、明日だときっと忘れちゃいそうだから今日渡そうかな。

今日は10時から2時間、民族舞踊団。14時から2時間アイサ先生、17時から2時間ホルヘ先生。最後だからレッスン、入れまくってみました。で夜はピアノバーへ。

民族舞踊団では、ステップが2つ増えました。
一つはまた股間をおさえながら周り、もう一つはしゃがんで立ち上がる踊り。
いずれも男性に向けての魅了アピールの動き。これを男性の先生の前でなんどもやる訳だけど、恥ずかしいなんて思ったらステップ忘れて最初からやり直しコールが入るから、もう必死。大きなパーで股間おさえて反対の手は上げて前傾で回って最後は左に力を抜いて両腕を左肘から左方向にスライドさせる。

民族舞踊団の外観

スタジオ内の壁の絵

で、帰り道のカデカ(両替所)で2cucを48cupに両替、これで、明日帰る日までタクシー代をcupで支払える。
で、午後1はスタイリングを習ったけど直ぐに忘れる~。相手にリードしてもらいつつ自分の動きも入れるって、コミュニケーションだよね~。
午後2はペアでこれまで教わった動きを一つ一つ復習したけど、先生によってスタイリングやステップの位置が微妙に違うので一々直される。ただ、フリーで踊ったら合わせなきゃならないから、相手によって合わせられないとね。

レッスンが7時に終わって、ちょうど夕立。
ちょっと待っていけばって言われて、待ってたらホントに20分ほどで止みました。話し込んでたら、「もう雨止んだよ」ってどこまで親切なんだろう。

で、一旦ホテルに戻って洗うべきものを洗い、21時に出発。
ちょうどココナツタクシーがいて、5CUCでホテルフロリダに行ってくれるというので、乗っちゃいました。
風が半端なかったけど街中をオートバイで走っている感覚。

で、10分ほどで到着し、ホルヘさんとピアノバーへ。
今日は、キューバの他のダンススクールの先生&生徒も来ていたようでほぼ満席。
で、5組程度のペアが円になって、フォークダンスのように男女のペアが入れ替わってサルサ踊っていく、確かにネットでそういう踊り方を見たけど、生で見るのはもちろん初めて。興奮しました。

なんて見てたら、私の先生の友達も含まれてたらしく、6組くらいのグループに入れてくれました。見ているときは皆が振りを覚えてないと動けないんじゃないって思ってたけど違う。1人が何をやるか掛け声をかけて基本男性が踊る。女性はいろんな男性にリードされるだけなので、男性が離れたらその場にとどまることになり、次の男性がが拾ってくれてグルグルダンスが続いていく。一人の人と踊るよりも実は簡単でした。

男性だけで盛り上がってる


で、一緒に来てくれた先生たちと0時半にピアノバー出てオピスポ通りを歩いてカピトリオ広場へ。ここでタクシーを拾えるのです。3人で歩いているので声もかけられないし、夜中なのにとっても安心。
この先生2人には本当に世話になった。28歳と36歳の男性。

また直ぐにキューバに遊びに来てね
キューバのこと忘れないでね
って言葉を言われるようになってきました。

囚われている人たちに会いに来ている気持ちになります。